実は、医学生全員に受けてほしい講義があります。
それが、この口腔外科学です。
歯科じゃないのかなと思うかもしれないですが、
実は、このエリアに全身医科のほぼ全てを集約しておいたので、
口腔外科を理解してできるようになると
ほぼ全ての医科医師資格試験の問題が解けるようになります。
それは、ここの考え方です。
この狭いエリアに応用できるエッセンスがたくさんあるので、
病理と口外を教えていきます。それも歯科病理学で教えていきます。
4年生であれば、QBとかをやる前に、ここの講義を受けてからいって下さい。
丸暗記じゃなくなります。
なぜなら、口腔外科は、重要な組織・器官をたくさん扱っています。
歯科医にも医師をやりたかった人がいたので、ここから全身にのびる医学になっていったのですよ。
腸骨を切除して顎骨に移植する口腔外科医もいるのですよ。
頸部郭清術もやるので、内科医より技術が高い医術を使っています。
そういう意味で、内科医になりたい人も、歯科を通ってから全員医学を学びにいって下さい。
医科医師と歯科医師のダブルライセンスを持っている私からすると
まるで同じなのですよ(笑)
まるで全身医科のほぼ全部の科の集合なのですよ。もうまるで一緒なのですよ。QBのほぼ全部が口外の科になっているのですよ。口腔外科の扱いのひろさにびっくりしたらいいと思います。
歯学部で最大の範囲になっています。ほかの科目の3倍くらい分量があります。病理も含めて、放射線学も含めたら、プレ医師国家試験になっちゃうので、力試しで口腔外科の歯科医師国家試験を受けていったらいいですよね。ここでね。
放射線学なんて、医科医師国家試験の放射線学があるじゃないですか。
だから、歯科医師になった人は、私のこのサイトで口腔外科を学びなおして、 病理も学びなおして、医師国家試験の勉強をして、医師国家試験に受かったらいいですよ。なんでかというと7割くらい範囲が重複していて、やっていることがほぼ一緒なので、歯科医師から医科医師にはなりやすいです。違う勉強をするわけじゃなくて、同じことをやっていくだけなので(笑)
口腔外科医でもちゃんとやっている人は、医科医師の国家試験が解けますから。
医科医師は、逆に私のサイトで歯科を勉強して、歯科医師の資格も取得してから、医師として活躍するといいのですよ。
それで、今後の世の中は、全部がみれる全身医療の医師を世の中に輩出したいと思っていたのですよ。
それもたくさん輩出したいですよ。
優れた医師の人材をたくさん世に送り出す事業は、私一人が医科や歯科で治療をするよりずっと社会への効果が大きくなる合理的に大きな世界に向けた活動になります。
というわけで、今回から口外の講義をしていきます。医科学生で、歯科をなめていた人は、驚きの講義になります。これが本当に全身医科のミニチュア版になっていたのですよ。さまざまな所で役立ちます。
それでは、講義をしていきます。
予備校でバイトしている人というのは、いいかげんなことをたくさん言うので、時々私達医師からみておかしいなと思うことを言うので、そこは気づいた段階で訂正しながら、進めていきたいと思います。
C-反応性蛋白(CRP)は、肝臓で産生される炎症マーカーの一種で、たんぱく質です。
赤血球が壊れたり、炎症が起こると肝臓で作られる蛋白質です。赤血球が壊れることでヘモグロビンが放出され、これが肝臓でビリルビンに変換されるので、赤血球が壊されることと肝臓の活動は全く無関係ではないのですが、
正しい機序を教えます。
炎症が起きると、感染局所に炎症性サイトカインが放出されます。これにより、肝臓はCRPを産生し、血液中に放出します。ただ、それだけの話です。赤血球と結合しているわけではなくて、そのまま血液中に放出され、体内を循環します。
CRPは炎症や組織細胞の破壊などが起こると増加し、炎症や感染症の指標として用いられます。
具体的には、感染や組織損傷によって放出されるサイトカインが肝臓でCRPの産生を促進し、それが血液中に放出されることで、CRPの値が上昇すると考えられているので、そう書かないと医学の理論に反して間違いになります。
石井君のレベルもこの程度なのですが、昔の歯科医師国家試験で80点とか90点とかとっています。
そんなにめちゃくちゃ頭がいいわけではなくて、色んな大学教授に情報を聞きまわってくるので、それで知恵がついた人です。
そういう間違いに気づいて、ここで正していって、得点が上がる鉄人法則を紹介していきたいと思います。
予備校というのは、正規の学校ではないので、そこで教えている人は、大学の教授でもないですし、大学の教授でも間違えたことを教えることがあるので、予備校なんて、そんなものです。
だから、私が講義してあげましょう。
炎症、フィブリノーゲン、フィブリン、および赤血球沈降速度(ESR)の関連性は次の通りです。
-
炎症(Inflammation):
- 炎症は組織の損傷や感染に対する生体の反応であり、免疫応答と炎症性サイトカインの放出が含まれます。
-
フィブリノーゲン(Fibrinogen):
- 肝臓で合成されるフィブリノーゲンは、炎症時に増加し、血液凝固系の活性化に寄与します。
-
フィブリン(Fibrin):
- 炎症や組織損傷に伴い、フィブリノーゲンがフィブリンに変換され、血液凝固が促進されます。
-
赤血球沈降速度(ESR):
- ESRは赤血球の沈降速度を示す指標であり、炎症があるときに上昇します。
- 炎症反応により血漿中のフィブリノーゲンや免疫グロブリンが増加し、これが赤血球の凝集を促進してESRが上昇します。
総じて、炎症時にはフィブリノーゲンやフィブリンが増加し、血液凝固が促進されるため、ESRも上昇します。これらは炎症反応や組織の損傷を示す重要な指標となります。
詳しく書いていくと
炎症とフィブリノーゲン、フィブリン、ESR(赤血球沈降速度)との関連は次のようになります。
- フィブリノーゲンとフィブリン:
- 炎症が起きると、肝臓からフィブリノーゲンが放出されます
- フィブリノーゲンは炎症時に増加し、血液凝固系の活性化に関与します
- 炎症や組織の破壊が起こると、フィブリノーゲンがフィブリンに変換され、血液凝固が促進されます
- 炎症が起きると、肝臓からフィブリノーゲンが放出されます
- ESR(赤血球沈降速度):
- ESRは赤血球が血漿中に沈降する速度を示す指標であり、炎症があるときに上昇します
- 炎症反応により血漿中のフィブリノーゲンや免疫グロブリンが増加し、これらが赤血球の凝集を促進するため、ESRが上昇します
- ESRは赤血球が血漿中に沈降する速度を示す指標であり、炎症があるときに上昇します
したがって、炎症時にはフィブリノーゲンやフィブリンが増加し、血液凝固が促進されるため、ESRも上昇します。これらは炎症反応や組織の損傷を示す重要な指標となります
これらをまとめるとこうなっています。
炎症、フィブリノーゲン、フィブリン、および赤血球沈降速度(ESR)は、炎症反応とその評価に関連しています。以下にそれぞれの要素について説明します。
-
炎症(Inflammation):
- 炎症は通常、組織の損傷、感染、またはその他の刺激に対する生体の反応です。
- 炎症は免疫応答を引き起こし、炎症性サイトカインや化学物質の放出などが含まれます。
-
フィブリノーゲン(Fibrinogen):
- フィブリノーゲンは血液中のタンパク質で、肝臓で合成されます。
- 炎症反応や組織損傷が起きると、フィブリノーゲンはフィブリンという不溶性の繊維状物質に変換されます。
-
フィブリン(Fibrin):
- フィブリンは凝固プロセスで生じたタンパク質の繊維状の形態で、傷口や損傷部位で凝固を促進し、組織修復を支援します。
-
赤血球沈降速度(ESR):
- 赤血球沈降速度は、血液中の赤血球が重力の影響で沈降する速度を測定したものです。
- 炎症反応がある場合、血液中のフィブリノーゲンが増加し、これがESRの上昇に寄与する可能性があります。
関連性:
- 炎症が起きると、免疫系が活性化され、炎症性サイトカインが放出されます。これにより、肝臓でのフィブリノーゲンの合成が増加します。
- フィブリノーゲンの増加は、血液の凝固性を高め、フィブリンの形成を促します。
- フィブリンが形成されると、これがESRの上昇に寄与する可能性があります。
ESRは非特異的な炎症指標であり、炎症反応の程度を示す一つの指標として使われますが、正確な原因を特定するためには他の臨床検査と併用されることが一般的です。
もう1つは、貧血の場合に、ESRが亢進する可能性があることについては、議論されていて、石井君が言っているだけの話ではなくて、血液の粘度、血漿の粘度が理由にされていることもある。だから、メカニズムは複合的なので1つというわけではないし、1つだけだと答えたら間違いになるから、色んな試験を受けていない人が雑に書いたから、ここの講義で補足をしておくといいです。
歯科医というのは、本当に病理学の達人ではないので、それで合格点をとれるのは、たまたま当たりが続いただけで、石井君程度に確実に全部が喋れるほど、医学は浅くはないから。そんなことが喋れるならハーバードの医学部を出た人でも無理なのだから、日本人で、歯学部に行ったくらいでは無理なのだ。
何でこんな当たりとはずれ(間違い)が起きるかというと悪魔がついていると間違いが起きるのだ。でも売れたりはするよね。
でも、いい線いっていると思うので、面白い発想だから紹介していく。私の補足つきなら出してもいいだろうと思ったので。
私の場合は、神の力があるから、神の力で正誤を判定しているから、情報は間違えないのだ。
上の理由は、一概には言えないので、そういう覚え方で覚えたのだなというのは、わかる。
下の表について、正しいのか考えてみたが、
まず、炎症の場合、通常の人と比べてどうなるのか。病理学で考えてみよう。
自分で考えて埋めてみましょうと書いてあるので。
炎症の場合、通常の健常人の血液データと比べて次のような傾向が見られます。
- 血中γ-グロブリン: 通常より上昇する
- 血中フィブリノーゲン: 通常より上昇する
- 血中赤血球: 通常より低下する
- ESR: 通常より上昇する
したがって、炎症がある場合、血中γ-グロブリンとフィブリノーゲンは上昇し、赤血球数は低下し、ESRは上昇します。石井君が書いたのと同じ結果になりました。これらの変化は炎症反応の指標となりますね。
次に、貧血の場合、通常の健常人の血液データと比べて次のような傾向が見られます。
- 血中γ-グロブリン: 通常より平行もしくは低下する可能性があります。
- 血中フィブリノーゲン: 通常より平行もしくは低下する可能性があります。
- 血中赤血球: 通常より低下する
- ESR: 通常より上昇、もしくは上昇する可能性があります。
貧血にはさまざまな原因や種類があり、個々の症例によって異なるため、詳細な検査や診断が必要かなと思いますけどね。
自己免疫疾患の場合、通常の健常人の血液データと比べて次のような傾向が見られます。
- 血中γ-グロブリン: 通常より上昇する可能性があります
- 血中フィブリノーゲン: 消費性凝固障害や播種性血管内凝固症候群(DIC)などの状態によって上昇する可能性があります
- 血中赤血球: 自己免疫性溶血性貧血などの状態によって低下する可能性があります
- ESR: 上昇する可能性があります
結果的には石井君の表と同じかな。
したがって、自己免疫疾患の場合、血中γ-グロブリンとフィブリノーゲンは上昇し、赤血球数は低下し、ESRは上昇する可能性があります。ただし、特定の自己免疫疾患によって異なるため、詳細な検査が必要かと思います。
面倒ですね…(笑)
まぁ、とりあえずこの表でいってみようか。
新作の問題に関しては、赤血球に関しては、考えても答えを出すときに引っかかりやすいので、「血が濃いほど遅い」と覚えておけばいいかな。ジュースでも、混ざり合っていると、なかなかすっきりしないよね。成分が薄いとすぐクリアな溶液になるよね。それを赤沈に置きかえて考えてみると、こういう話が分かるようになる。
人間の体にはアルブミンとブロブリンという代表的なたんぱく質がある。
グロブリンは免疫を担当している細胞だよね。炎症が起きると免疫グロブリン(γ-グロブリン)が増加することがあるが、これによって、血液の粘性が増し、赤血球が沈降しやすくなり、ESRが上昇するという理屈なわけか。
アルブミンは肝臓で合成され、主に血漿中の浸透圧の維持や輸送プロテインとしての役割を果たしています。
アルブミンの低下は、血漿の浸透圧が低下し、結果として体内の液体が血管から組織に移行しやすくなります。この状態は浮腫の原因となるというのは、生理学でやったと思うけど。
アルブミンの減少は、肝機能の低下、栄養不足、腎機能の低下などさまざまな要因による可能性がありますが、
これが免疫グロブリンの増加に直接関連するということをどうしてこの人は書いたのだろうな。どういうつながりで書いたのか何のつながりもなく、書いているけど。
濃度が低下したから、血球が落ちやすいという理屈で書いているようだね。
少ないと落ちるんだという話だね。何でも少なかったら落ちやすいというスッキリとしまっている考え方だね。
これでテスト問題が解けるんだったら、このざっくりした考え方は受験生に喜ばれるな。
新作1の解説か。
私が作ったわけじゃないから、解説していいかわからんが、
「何でも濃度が低くなったら、落ちるスピードが速くなるんだ」という論理だろ。
これは、理屈で考えても、計算が間違えやすいし、いちいち考えると頭の思考力の使いすぎて
バチバチしてくるからね。
テストの答えの出し方として、全部を考えて導くかというと大きな答えを導く所で考えるものであって、細かい数字の計算において、1つ1つを考えて導くというのは、労力が全然違うからね。
つまり、グロブリンとかフィブリノーゲンとか「くっつける」ものに関しては、多くなれば、赤血球は落ちやすくなるということか。
次に、赤血球自体が減少しても落ちやすいということか。
そして、アルブミンが減少しても、赤血球はおちやすいと言っているのか。ぶつからなくなるという発想なのだな。
じゃあ、この覚え方でやっていってやろうか。
この人が学説にいけない理由がよくわかるな(笑)
こんなざっくりだったら疑義がありすぎて怒られるものな。
科学的に統一見解じゃないものを推測で言われてもな(笑)
ちょっとここからは、奥さんについても(子供の面倒を見ている人)にも役立つので、ちょっとこの炎症の話を進めていこう。
この人は解説が薄くて要点しか書いていないから補足しておくが
オフロキサシンというのは、ニューキノロン系の抗生物質だ。
ニューキノロン系の抗生物質は、広域スペクトラムを持ち、細菌のDNAギラーゼを阻害することで細菌の増殖を抑制する。
細菌のDNAギラーゼ(DNA gyrase)は、細菌が所有する酵素の一つで、DNAの巻き戻しと結合を調節する役割を果たします。DNAギラーゼはDNA複製、DNA修復、そして染色体のコンパクトな構造維持に関与しています。
DNAギラーゼは、DNA鎖を解放し、その過程でDNAを巻き戻すことができることで特徴づけられます。これにより、DNA鎖が二重らせん構造を形成するための適切な状態を保ち、DNA複製や他の細胞機能が正常に進行できるようになります。
抗生物質の中には、DNAギラーゼを標的として作用し、細菌のDNA合成や複製を阻害するものがあります。ニューキノロン系抗生物質(クイノロン系抗生物質)は、DNAギラーゼを阻害することで細菌のDNA複製を妨げ、細菌の増殖を抑制します。オフロキサシンやシプロフロキサシンが、その代表例です。
フェニル系の非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)とニューキノロン系抗生物質を併用すると、けいれん発作が発生する可能性があるとされています。この相互作用の理由には、いくつかの理由が考えられている。
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併用時の薬物相互作用:
- ニューキノロン系抗生物質とフェニル系のNSAIDsは、共に一部の酵素(シトクロムP450など)を介して代謝されることがあります。これにより、薬物の代謝や排泄が競合する可能性があり、薬物の濃度が上昇することがあります。
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中枢神経系への影響:
- フェニル系のNSAIDsは、プロスタグランジンの合成を阻害することで鎮痛作用を発揮します。一方で、ニューキノロン系抗生物質も中枢神経系への影響が報告されています。これらの薬物が中枢神経系に同時に作用することで、けいれん発作の発生リスクが増加する可能性があります。
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抗炎症作用の相乗効果:
- NSAIDsと抗生物質は、それぞれ炎症に対する異なるメカニズムで作用します。これらの薬物を同時に使用することで、炎症への反応が相乗的に増加し、中枢神経系に影響を与える可能性があります。
上記の理由から、これらの薬物を併用する際には注意が必要であり、特にけいれん発作の既往歴がある患者においては、禁忌に指定されると考えたほうがよいだろうな。
2については、プロスタグランジンは中枢神経系でも作用しているからだ。
よって、副作用が増強されるという可能性が示唆されている。
薬というのは、必ず、いつも、使うときは、相互作用・相乗作用を考えないとな。
1つ目の禁忌はこれか。
2つ目の禁忌は
ステロイドを感染症に使うことは大禁忌に指定されているよな。
死ぬ前にやるようなことだ。
ただ、炎症や一部の感染症には使うから、全部に避けているわけではない。
重症急性呼吸器症候群(SARS)やCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)における肺炎などでは使用されることがある。
使う場合は、どういう場合かというと医学部だったらここまで知らないといけないと思うが。
一般的には、ステロイド(ステロイド剤、ステロイド薬)は感染症に対して避けられる傾向がありますが、一部の特定の状況や感染症においては、医師がステロイドの使用を検討することがあります。以下は、一部の感染症や状況でステロイドが使用される可能性がある例ですが、これらは一般的な指針であり、個々の症例によって異なる場合があります。
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重症な肺炎(例: 感染性肺炎):
- 一部の患者において、肺炎に伴う肺の炎症が重度で、酸素供給が必要な場合、ステロイドが考慮されることがあります。
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結核(結核性髄膜炎など):
- 一部の結核感染症では、ステロイドが免疫反応を抑制し、炎症を緩和する助けとなることがあります。ただし、結核治療の際には慎重に使用されます。
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真菌感染症(例: 曲菌感染症):
- 一部の真菌感染症では、過剰な免疫応答を抑制するためにステロイドが一時的に使用されることがあります。
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自己免疫疾患に伴う感染:
- 自己免疫疾患の治療中に感染が合併した場合、ステロイドが炎症を抑制し、免疫応答をコントロールするために使用されることがあります。
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ステロイドカバー:
- 主に手術や外傷、全身炎症反応などにおいて、ステロイドが投与されて特定の状況でのストレス反応を軽減し、ショックの発生を予防または抑制しようとするアプローチを指すことがあります。具体的には、手術や外科的な処置、大規模な外傷に際して、体内のストレス反応が強まり、ショックが発生するリスクが高まることがあります。このような状況では、ステロイドが投与されて炎症反応を抑制し、全身のストレス反応を軽減することで、臓器損傷やショックの進行を防ぐことが試みられることがある。
重症な肺炎、結核、真菌感染症、自己免疫疾患に伴う感染、および手術や外傷、全身炎症反応など特定の状況において、ステロイドが使用されることがあります。これらの状況では、ステロイドは炎症を抑制し、免疫反応を調整する役割を果たし、肺の炎症が重度で酸素供給が必要な場合や結核感染症において炎症を緩和するために使用されることがあります。また、手術や外傷に伴うストレス反応を軽減し、ショックの予防や抑制を試みるアプローチとしてもステロイドが投与されることがあります。
これは非常にいい問題です。前にも後にも、こんなにいい問題はないかもしれません。
BUN(Blood Urea Nitrogen)は血液中の尿素窒素濃度を示す指標です。腎臓の機能を評価するための血液検査の項目の一つであり、尿素窒素の量を測定することで、窒素の排泄状態や腎臓の機能に異常がないかを確認するのに使用されます。
医学部の場合は、本当に覚える検査項目が多くて、歯科医師の3倍くらい多めに知っておかないといけないのですよ。医師国家試験に合格したい人は。でも、個人的に、そんなに多くはいらないと私は思っています。これからAIの時代なので、そういう雑務から解放されて人類が幸せになっていく時代においては、基本的な最低限度をしっかり身につけないといけません。
2問目の問題(92E-34)は、
医師国家試験の感染症という分野があるのですが、そこでも狙われそうな問題が、同じように歯科医師の国家試験のほうでも出るのですよ。
「母指頭大」というキーワードのような言葉が出てきますね。
母子東大だったらエリートかなと思われますが、「母指頭大」の場合は、あまりいいことがありません(笑)
重要な検査項目を2つ選べですか。bdですね。
簡単なので歯科は楽でいいですね。仕事も楽ですからね。シカの仕事というのはケーシー白衣という半袖の白衣を着るだけなのですよ。臨床上、歯を削るとか、必要でもないと思いますし。失活させればいいのに。う蝕をね。
ただ、儲かるのですよ。削っていったほうが、お金が儲かるのでやっている人ばかりです。抜髄までいったら、次はコアをたてようとするのですよ。で、1年くらいもたせたらいいと思って、わざと壊れるものを入れる人がいるのですよ。通わせたいそうです。それで、カルテにやっていないことをいっぱい毎日書いていくので、そういう現実を知っている私としては、歯科なんてやらないのですよ。モラルがないのですよね。だから、色んな治療も歯科は1回くらいしかやったことがありません。
私は、内科専門医なので、古い内科専門医かもしれませんが、私が思う通りに学習していったら、内科専門医の診断ができるようになっていくと思いますよ。
まず、「腫脹」・「発赤」といわれると病理学的にも炎症ですよね。
発熱もあります。感染症かな。
白血球が上昇しているので、感染症なのでしょう。
CRP陽性ということで、炎症が起きています。
この場合は、抗生物質と鎮痛薬をセットで処方しようと思うわけですが、
選択肢をみるとdしかないので、dかなと思うと答えはdでした。
これくらい他の選択肢がおかしかったら、
はっきりdだとわかりますが、だいたいの問題は正解しているかは正解発表をみないとわからないものです。
下の問題は、石井君は粘液貯留嚢胞を連想したらしいですが、こんな所で連想しているようではいらないことを覚えすぎて逆に勉強不足です。すぐにaの上顎洞炎だとすぐにわからないとだめですね。
どうしてそう思ったかというと推理ですが
疼痛、発熱とあて、38.5℃なので、かなりの感染症かなと思いましたが、よく治療がうまくいっていなくて、上顎から上顎洞に細菌感染がいくことがあります。そのさいに上顎右側5番の動揺が高度になったとあるので、感染は起きていますし、歯周炎に発展しています。その部位に鼻閉間を感じたとあるので、この鼻閉間は上顎洞炎の疑わしき症状です。
で、eは上顎洞ガンなら候補にあがりますが、歯肉がんなら症状から遠いので、aと比べて核心からの近さが話にならないので外れます。
95Dー37の問題の
答えは、aです。