今朝も曇り空、繭ちゃんは、早い朝ご飯を食べて、おやつを食べて、主寝室のコットに消えました(笑)
そろっと行って見てみると〜
気持ちよさそうに、眠り猫
今日は血液検査だよー!
さて、今日は少し真面目な話。
私は、クラフト業界の活動は殆どしていません。現在しているのは、とても気に入っている藍染ビーズやボタニカルビーズを生み出したNatioさんのお付き合いのみ。
殆どは、美術関係の活動と、年一度の自分の作品展だけです。
勿論、年に一度の作品展で日常使える作品をお嫁入りさせたり、その他フルオーダーで作品制作をさせて頂いたりはしていましす。
ビーズを芸術と認めて頂く、ということが、私の大きな目的の一つです。
ビーズは、美術界に於いては、低い位置にいるのが現実です。それなので、美術界の展示に於いて厚生労働大臣賞を頂いたことは、大きな喜びであり、支えであります。
以前は、ネット社会が現在のようではなく、インスタもFacebookもは殆どの人がやってなかったので、作品展だけが、私の作品をじっくりと見られる場所でした。
しかし現在は、私もブログ、Facebook、インスタと、時代に乗り遅れないようにやっているのですが、そこには"こわさ"のようなものもあるのも現実です。
先日、インスタのアイコンで、"え!これ私の作品⁈ "と、思ってしまうような物があり、大変ショックでした。
このスワロフスキーの薔薇のブローチは、2006年の作品展以来、もう15年も色々な色で発表して、私の作品と言えば「薔薇のブローチ」と言われるくらいです。
素材は違えど、編み方が同じようですと、え!っという言葉が出てしまいます。
今は、ネットで作品を簡単に拾える時代です。しかし、ある程度のモラルは必要かと考えています。
私の数人のお弟子さん以外には、造られたくはない、というのが正直な気持ちです。
(お弟子さんには、この作品は私の代表作ですから、教えません。見て盗みなさい、と言っています(笑))
2006年に、家族に意匠登録をしたら、と勧められたこともありましたが、そこまではしなくてもと、しませんでしたが、やはりしておくべきでしたかねぇ〜?
こちらは、Natioのボタニカルビーズを使った薔薇のブローチ
昔、私の作品展に2時間位滞在して、メモを取っている男性を見かけたこともありました。以前はそうしないと、編み方やデザインは分からなかった。
今は、本当に便利な時代ですが、それと反比例して残念のこともある、というお話でした