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Connecting the Dots

渋谷にあるインターネット広告会社所属。30代もドロマミレでいきます。

不格好経営―チームDeNAの挑戦/日本経済新聞出版社
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DeNA南場さんとは直接の面識はありませんが
文体や本文に登場する社内メールの転載などから
人格が滲み出ていて、
藤田社長の本やブログもそうなのですが、
自分の言葉でありのままを伝えることができるスキルは
魅力的な経営者の大切な要素の一つだと改めて感じます。


生い立ちからDeNA創業のきっかけ、
創業期の諸々(システム開発が実は・・な件など)、
増資なども含めた資金繰りと黒字化、
ビッダーズからモバオク開始での成長、
東証マザーズ上場、
モバゲー開発の裏側と急成長、
同時に青少年保護やコンプガチャなどへの対応、
グローバル展開での難局面、
そして社長退任(今後の現場復帰)。

「不格好」とタイトルに入っていますがこれが会社経営の現実であり、
ジェットコースターのように映る物語は結果論としての美談ではなく、
大切なのことは創業メンバーや社員と共に
ビジョンにブレず一つずつ着実に乗り越えていくことなのだと。



・採用に力を入れること(多様な軸それぞれでトップレベルの人材)
・人は仕事で育つこと(ギリギリの仕事を任せる、成功体験でジャンプする)
・決断すること(事業リーダーとして、“するべき”と“します”の違い)

の重要性は改めて。


DeNAさんは仕事で直接・間接的にお付き合いのある会社なので、
その原点ともいうべきDNAを感じ取れ非常に興味深かったです。

同業界とはいえサイバーエージェントとはまた違った風景から、
エッセンスとして学ぶべきものも多数ありました。オススメです。


土曜夜にEテレで放映された
バレエダンサーの熊川哲也さんと藤田社長の番組。

SWITCHインタビュー


この番組、単純な対談番組でもなく、
ドキュメンタリー番組ということでもなく、
それぞれの経験や考え方が重なり合いながら
新たな発見が生まれる感じがとても面白かったです。

社長の普段のままの姿・言葉を
テレビで見られる機会は多くはないので、
そういった面でも1時間あっという間でした。


そして、対談の中で熊川さんが発した

「フルアウト」

という言葉が妙に心に残っていて、
今朝会社に向かう道でふと思い出しました。

“妥協せずに全力でやり切る”という意味ですが、
月曜のスタートを切るにはとても良い言葉だなぁ、と。
気持ちが高まるというか引き締まるというか、
自分のコンディションをより上方向に持っていけそうな。


若手バレエダンサーを指導している映像が途中流れましたが、
たぶん普段のご自身の稽古なども含めて
フルアウトな姿勢で取り組んでいられるのだと想像できます。

世界で活躍する一流の方の言葉は重たく、
とても刺激と影響を与えられます。


当社の第3四半期もラスト半月。
フルアウトで突き進んでいこうと思います。


抜擢される人の人脈力 早回しで成長する人のセオリー/東洋経済新報社
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書店で平積みされているのを見て思い出し、
改めて読み返してみました。


抜擢されるための人脈構築法について、
「人脈スパイラル・モデル」というフレームワークを元に、
それぞれについての考え方や実践法が書かれています。


「人脈スパイラル・モデル」は、


①自分にタグをつける
 “何屋”なのかをはっきりさせる(○○といえば自分)

②コンテンツを作る
 事実やエピソードで客観性を立証する

③仲間を広げる
 切磋琢磨し合える仲間と人脈を共創する

④自分情報を流通させる
 世の中に情報を発信し想起してもらいやすくする

⑤チャンスを積極的に取りに行く
 実力以上のことに挑戦し上昇気流を掴む


5段階のステップを指していて、
活躍するステージと人脈レイヤーを引き上げていく
連続したループのこと。

各ステージ毎に①から⑤のステップを繰り返すので、
経験や実績に応じて中身も変化もしていきます。



僕個人をこのフレームワークに置き換えてみると、
今は3ループ目なのかと。

1ループ目は社長室からサイバー・バズ立ち上げ
2ループ目はサイバー・バズからCAリワード立ち上げ、
そして今といった感じ。

こう改めて整理してみると、
このモデルは客観的に自分の現在地を整理すること、
そして未来をイメージすることにとても優れていると思います。


1ループ目はがむしゃらMAXでなんとか運良く掴めたチャンス
だと思いますが、サイバー・バズの立ち上げ直後に
社長室の先輩である辻岡さん(今はサムザップの社長)から

「トラックレコード(実績)をつくれ」

とアドバイスいただきすごく意識しましたが、
それはまさにコンテンツの話。


タグとコンテンツは次のステップを目指す上でのベースになると思うので、
「人脈」というとどうしてもたくさん人を知っているとか、
そっちの方向に考えがちですが、
ビジネスにおけるギブ&テイクやバリューを発揮すること、
人対人の信頼関係をきちんと構築することなど、
本質をしっかりと認識して日々チャレンジと成長をしていくことが
何よりも大切
だと感じる良い本です。