Heartful Concert Spain Tour 2016 | 歌手・尺八奏者・ピアニスト 松村湧太Official Blog

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ある時は歌手、ある時は尺八奏者、ある時はピアニスト。西洋音楽と日本音楽それぞれの技術の長所をお互いに組み合わせ、今までにない様々なサウンド作り、演奏活動を展開する松村湧太のオフィシャルブログです。


ちょっとご報告が遅れてしまいましたが・・・・



先週20日から一週間、吉武まつ子さん(メゾソプラノ)吉武大地さん(バリトン)小林ちからさん(ピアノ)と共に、スペインツアーに行って参りました。






初のスペイン、今回演奏に伺ったのは、オペラ「セビリアの理髪師」や「カルメン」の舞台としても有名なセビリア。



現在セビリアに留学中の、大地さんの妹さんで、フラメンコダンサー、ソプラノ歌手の吉武萌さんのご自宅に全員で宿泊させて頂きました♪


今回は、スクールコンサートを2公演、フラメンコの劇場での公演を1公演お届けして参りました。


もちろん萌さんも一緒なのと、セビリアでも有名な素晴らしいフラメンコギタリスト、Antonio Gamezさんもゲストにお迎えして





到着して次の日にまず、市役所主催での、セビリアの小学生対象のスクールコンサート。




子供達、すごかったですよ。


やっぱりスペインの子供達です。


ことあるごとに、「オレー!!」「Bravo!!」と大きなかけ声が上がるし。(笑)


ピアノ・小林ちからさんとの「リベルタンゴ」の様子





萌さんがフラメンコを披露すると自然と手拍子が湧き起こるんですが、それが普通の手拍子ではなく、フラメンコ独特のアクセントがちゃんとついているんです。びっくり!


小学生でも情熱的。素敵だなあ。


あと今回スクールコンサートではディズニーメドレーを演奏したのですが、スペインでも「アナ雪」人気はすごい!


僕の尺八が聞こえないくらいの大合唱(笑)


ディズニーの魔法の世界の力はやっぱりすごいな。僕自身、ディズニー映画、ディズニー音楽の世界は、アーティストとして一番影響を受けているものなんです。


終演後、舞台上にて





ホールの前で






次の日は「フラメンケリア」というフラメンコの劇場にて公演。


現地在住の日本人のお客様も含め、会場は満員!


スクールコンサートもなかなか盛りだくさんのプログラムでしたが、こちらは更にフルコースなプログラムをご用意して臨みました(^^)








日本のファンの皆様にはお馴染みになって参りました、小林ちからさんとの二人での「リベルタンゴ」も、会場のお客様のエネルギーを浴びて、日本での演奏よりも更に白熱。






演奏が終わるや否や、大歓声と共に「オレーーー!」というかけ声。これは嬉しくなっちゃいます。


コンサートの最後は、今月起きた熊本の大地震の被災者の方への祈りを込め
、お客様と一緒に「ふるさと」の合唱。



本当に本当に、熊本の皆様が一日も早く、安心して元の暮らしが出来るようになりますように。



コンサートはすごい盛り上がりの中で終演しました




絶対また演奏に来たいな。ありがとうございました!







帰国前日の夜には、スクールコンサートをサポートして下さった方やそのご家族、ゲストのアントニオ等、たくさんの方をご招待しての日本食ディナー。









皆さん本当に暖かい方ばかり。今月前半に行っていたベトナムの時もそうでしたが、現地の方があまりに素敵で、自分が現地の言葉を喋れないのがとても残念。


ベトナムもスペインも、次に行く時までには絶対にある程度は喋れるようにしてから行こう!



今月は本当に素敵な演奏旅行が続き、自分の中でも色々と価値観が大きく変わった素晴らしいひと月でした。


来月も大きな公演目白押し。今月得た感動を糧に、来月も頑張ります♪




本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました音譜



松村湧太