パークでは
「カメラ業界不振って本当に不振なんですか?」
って位一眼レフカメラやバズーカ、大三元レンズで構えている人が沢山おります。
そしてすぐにインスタグラムやツイッターでその作例をアップしているので、自然に切磋琢磨状態。早い人は10代から写真を始めるから、その腕前や吸収力は物凄いことになっています。
中には写真を目立たせたいがために、カメラ内設定やスマホアプリで弄りすぎて「うーん」というものもあります。
以前にも書きましたが(http://ameblo.jp/disney471104/entry-12270776905.html)小生、結構な年齢なので、今までは「コラージュする」「写真をやたら弄る」というのを好まないところがありましたが、下品にならず、その被写体を魅力的にするなら良いのではないか、と考えるようになりました。
前置きが長くですいません。それでインスタグラムやツイッターフォロワーが多い人はやはり写真が凄く上手な人が多いわけで、どういう点に気を付けているか、直接メッセージをして尋ねると、構図はもちろんなのですが、
「瞳が解像しているか」
という点なのだそうです。そのためにレンズは解像度が高いもの(70-200 f2.8、中には300mmf4というこだわりの人も)を使い、AFはシングルポイントとし、動き回るミッキーの瞳に焦点が合うよう努力するという、プロも驚きのこだわりです。
ちなみに、解像度が低い(俗にいう「甘い」)といわれる作例を出します。
OLYMPUS OM-D E-M1mk2 M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 1.4倍テレコン
420mm ss1/640 f5.6 ISO 200
構図としては悪くないと個人的に思ったのですが、焦点がおそらくミニーの鼻あたりに行っているのか、ミッキーの瞳がぼんやりしていますよね。
こんなことで? と思われるかもしれませんが、被写体と構図が物凄いインパクトのある写真(報道写真とか)ならともかく、一番みせたいものに集中させることが重要です。たとえば。
NikonD500/TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (Model A009)
175mm ss1/5000 f4 ISO 400
OLYMPUS OM-D E-M1mk2/M.ZUIKO DIGITAL ED 80-150 f2.8
115mm ss1/2000 f2.8 ISO 200
・・・使いまわしで申し訳ありません。この「うさたま」のミッキー、拡大すると瞳のメッシュが見えるんです。これは中望遠でf2.8のレンズのためある程度の解像度が期待できますが、もし、超望遠レンズで撮らざるを得ない時は、わざわざLightroomで瞳の部分だけシャープをかけ、明瞭度を上げることもする。
これは動物写真家の井上浩樹さん(キタキツネで有名になったナショナルジオグラフィック受賞者)もされているというテクニックなのだとか。
わかりやすくするために敢えて「あざとく」現像しましたが、このような感じ。
NikonD500/NikonAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
400mm ss1/1600 f5.6 ISO 320
瞳に艶とヤシの木が見えますよね。自分は「コッテリ」な感じが好きなので色はやや濃い目にしてありますが、瞳以外の明瞭度を下げて「フワッ」とした感じにするのもそれぞれの好みだと思います。
あ、こっちの方がいいかも(自爆)・・・。
それでは!!