以下ダウンダウンダウン「ジーニアスを選ぶまでの道のり」に続く記事です。

 

 

以下前回

ジーニアスを選ぶまでの道のり⑯

の続きです。

 

・・・・・・前回の記事の最後の部分の抜粋・・・・・・・・・・

対して大人数の場合には、前提として全員に出番が回ってはこない(=個別診断はつかない)という認識です。

典型的な(統計的な)つまずきポイント(例えば、A君からZ君までいたとしたらその5割の生徒がつまずくポイントとか)

典型的な(統計的な)高得点ポイント(例えば、A君からZ君までいたとしたらその5割の生徒にとって高得点につながるポイントとか)

を重点的に教えてくれるイメージです。

 

典型的な思考パターンを備えているそれなりに能力をもった子供の場合、典型パターンにフォーカスした授業のほうが数もこなせるため実は効率がいいと思います。ただ、この効率を享受できるのは典型的な思考パターンができる生徒(≒優秀)でしょう。「えっ、そこでつまずいているの?」というタイプの生徒の場合困ることにになるでしょう。

 

息子はどちらのタイプなのか?

続きは、次回にします。

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  考え方

 

息子はどちらのタイプなのか?

 

(当時)二つの意味で考えました。

・その時点(当時3年生)でどちらのタイプか?

・将来は?(6年生までの間をイメージ)

 

 

  その時点(当時3年生)でどちらのタイプか?

 

当時3年生、学校の授業において、息子は特に困っていることもなさそうした。

「えっ、そこでつまずいているの?」ということは滅多におこっていないという認識でした。

 

ただ、中学受験塾の授業内容は学校とは大きく違うことが予想されました。扱う問題も中受用といういことで難易度があがるだろうし、クラスメートに関しては学力に自信がある生徒さんがいるのでしょう。

これまで、通塾経験のない我が家としては、そのような集団での授業にきちんとついていけるかまったく見当がつきませんでした。

 

「3年の早い時期から大人数の塾に通わせておいて、問題なくやっていけるか様子を見る。もし、問題なさそうならばそのまま続ける。もしそうでなければ、ジーニアスにするとかもありだったかな」と思った記憶があります。

 

 

  将来は?(6年生までの間をイメージ)

 

やはり父は、ジーニアス説明会の時の同様に

「その時点では予想できない将来のバラツキ」

を気にしていました。

 

・・・・・・・過去の記事・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

⑬ ジーニアスの説明会/帰り道での妻との会話

 

帰り道、「どうだった?」という会話で、父が妻に話したのは

「父の印象③ ・徹底した少人数制。算数・国語は1クラス約9名」の内容です。

 

息子を塾に預けるにあたって、様々な展開が考えられます。様々な展開とは「その時点では予想できない将来のバラツキ」という意味です。バラツキは上振れから下振れのまでありますが、まずは下振れ(授業についていくのに苦労する)に備えるべきというのが父の意見でした。

 

これに対して妻が父に話したのは、

「上振れした(息子が余裕で授業についていけるタイプで、成績も飛び抜けた)場合の最適の選択といえるのか?」でした。4大塾(SAPIX、早稲アカ、四谷大塚、日能研)の場合、規模が大きいのでトップオブトップを狙う生徒さんの絶対数も多いはずです。そのレベルに対応した統計データ・知見もしくはシステムが充実しているのではないか、という話だったと思います

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2022年12月の体験授業当時に考えていた事

◆将来のバラツキは予想できなのもなのか?

親によっては、大人数の授業に自分の子供があっているのか判断できる人もいるのかもしれません。遺伝という意味で、自分たちの能力を受け継いでいる部分は大きいわけですから、「自分の子供は、過去の自分と似ているな。考え方の癖や、得手不得手も似ている」という親は結構いるのではと思います。父または母である自分達と似たレベルだなと確信を持てるなら「学力としては、このくらいまでは簡単にクリアできるだろう。勉強としては躓くとしたらこの辺かな」までわかってしまう方もいるかもしれません。

一方、子供が過去の自分と似たタイプではないと確信する親御さんも沢山いると思います。例えば「なぜそこでつまずく!?」といったことが頻発すると戸惑うと思います。逆に「想定以上に優秀!?」というケースもあると思います。自分と似たタイプでない子供の場合、塾選びも色々迷うことも多くなるのではないでしょうか。。

 

我が家の場合は、「なんとなく自分たちに似た感じではないか」と思っていましたが、そこまで確信を持っていたわけではなく、息子の言動などに親には理解し難い部分も(勿論)ありました。

 

◆予想でなく、願望?

あと、「親の願望が大いに入るよね」と夫婦では話していました。「自分の子供ならやっていけるだろう」という願望と予想を区別することは難しく、無理目の選択をしてしまう可能性があるということを、夫婦で共有していました。

「上振れを予想した結果の選択」のではなく、「上振れを願った結果の選択」として進学実績の高い塾を選んでしまうという危険性があるね、と話していました。

 

 

  ※戦略について(少しはずれた話のため、興味のない方は読み飛ばしてください)

 

父は株式や債券などの投資を長年行ってきました。この間、予想と願望を切り分けることの難しさを痛感しています。当事者(ある資産・商品を実際に所有している状態=ポジションをとっているといいます)になると、その後の状況分析が、予測なのか願望なのかもはやわからなくなるというものです。当事者になると、合理的な判断をし、冷静な行動をすることが本質論として困難となり、結果、得らえるリターンに見合わない、あとで振り返ると説明がつかない無謀な選択や行動をしてしまうというものです。

投資ではリターンとリスク(バラツキ)の比でパフォーマンスを測ることが多く、父はこの考え方が染みついています(逆にこの考え方に縛られている!?)。リターンに大差がないならば、バラツキが少ない方を選択したいと思っています

 

また、父は将棋も好きです。将棋は一般的に「最善手を指し続けるよりも、悪手を指さないことを続けるほうが勝率が上がる」と聞きます。「悪い手を知らず知らず指してしまうことを回避する」ことが(確率よく)勝つ秘訣です。

 

父は「投資」と「将棋」が好きなので、自然にこの考えを受験にも当てはめている気がします。

 

  (結局)息子はどちらのタイプなのか?

 

◆その時点(当時3、4年生)でどちらのタイプか?

・タイプとしては、大人数授業に対応できないことはないと思っている(願望がある)が、確信がもてない。

 

◆将来は?(4,5年生をイメージ)

・正直、上振れを期待(願望)している。大人数で切磋琢磨しながら学力を上げていく息子を想像できないわけではない。

・一方、「大人数の授業の場合、(残念ながら)うまく理解が進まない。少人数授業(個別の診断と処方箋をもらいながら)で学習していくことでこの部分を克服できる」という息子も想像できる。

 

ということで、

(願望を排除すると)

わかりませんえーんえーんえーん

が結論でした

 

我が家ではわからないことは、想定シナリオに入れた上でバラツキを抑える選択することになります。

 

だんだん、決まってきました。

次回は、以前にも記事に書いた「以下の息子の発言」について書きます。

 

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算数と国語の体験授業の間の休み時間があったらしいのですが、

その休み時間、息子が妻のところに来て、

「この塾に決めた」

と言ったそうです。

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(続きは以下リンクからご覧ください!)

 

 

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  参考「ジーニアスを選ぶまでの道のり」に関する過去のブログ