以前書いた
スイスの医療保険についての記事。
こんなに高額な保険料を
毎月払っていても
”○○の場合は保険が効きません”という
例外ケースというのが
存在するのが現実で、
今回、
出産目の前にして
問題に直面しました。
スイスに引っ越して
こっちの医療保険に加入後
1年以内に判明した
妊娠、そして出産(予定)
今回問題の例外のケース、
なんと
保険加入後
1年未満の者は
自分が入っているランクの保険が
入院時に適応できないとのこと。
イコール
今私立病院で診てもらってるところを
出産前に公立病院に
変更しないといけない
もっと詳しく説明すると・・・
私が今入ってる保険は
前の記事で説明した
”セミプリべ”というもので
私立病院OK
でも部屋は2人部屋指定
*個室利用は保険が効かない
というちょうど
真ん中のタイプ。
妊娠判明後
私がかかってるクリニックは
私立病院の先生のところです。
すごく良い先生と出会えたし、
出産までこの先生のところで
お世話になろうと
思っていたところ、
ちょうど
日本に一時帰国していた頃に
保険加入1年未満だから
私立病院での入院は
保険が効かないことを知って
かなり不安に・・・
ダメ元で保険会社に
なぜ今の病院で出産したいのか
色々理由を考えて
交渉のメールを送ってみた。
返事は
思ってた以上に冷たくて
「そういう契約ですから・・・」の
1点張り。
唯一、
この例外を取り除ける可能性があるかも?な
方法としては
「médecin traitant(主治医)に
紹介状を書いてもらって
自分たちに送ってください」とのこと。
ここで言われる
médecin traitant(主治医)は
担当の産婦人科の先生のことではなく、
スイスで医療保険に加入したときに
自動的に割り当てられた
家の近所のクリニックの
担当医のこと。
スイスに来て
特に病気もしてないので
まだ1回も主治医には
会ったことがありません。
そのまだ会ったことない
主治医の元で予約を取るために
恐る恐る電話をかけてみた5月後半。
じゃあ留守電に繋がり、
まさかの
「6月末までバカンスです」
とのこと。
もう!今返事が欲しいのに!
まじでスイス!!!!
ぐっと我慢して
電話に再挑戦してみた
6月末の最終週。
先生はバカンスから帰ってきてたので
予約を取りたいこと、
そしてその理由を伝えてみることに・・・
じゃあ
「特にリスクのない妊娠・出産でしょ?
通常出産だったら今回は仕方ないよ〜」で
片付けられてしまい、
交渉不成立。
というわけで
出産する病院が決まったのが
妊娠34週目
私自身も焦りはあったものの
なんとかなるやろ精神で
ここまできてしまい、
ずっとかかってた先生と
おさらばするのは寂しいけど
どっちにしても今の担当医には
「出産予定日は僕はバカンスだから
別の先生になるからね」と
初回健診から言われてたから、
もうこの際
どこの病院でもいいよと
気持ちを切り替えることに
むしろ周りの人たちから
「意外となにかリスクのある出産になった場合には
みんな私立→公立には運ばれるから
公立の先生は腕もいいし、
安心だよ」と聞いて
少しホッとしてます。
早いもので
今日から臨月に入りました。
まだまだと思ってた出産も
赤ちゃんの成長を
記録してるアプリを見ると
うまれるまであと〇〇日が
どんどん近づいてきてて
びっくりしてます
<これからの流れ>
妊娠37週目
今診てもらってる
私立の担当の先生のもとで
最後の健診
↓
妊娠38週目
初めて
出産予定の公立病院にて
健診予約
公立病院に電話して
予約取りたいことを
今週頭に伝えたところ
出産予定日とか
どこの病院から来ることになったとか
色々聞かれて
できれば今週中に予約とか
いれてくれるのかな?
と思いきや、
まさかの超ギリギリ
妊娠38週目
こうなったら
赤ちゃんにはぎりぎりまで
お腹の中にいてもらわないと
なんでもありな
超マイペース妊婦生活ですが
なんとか
少しずつ出産に向けて
進んでいってるような、
いってないような?
早くこれから移る病院の先生に
会っときたいなという気持ちで
いっぱいです。
先週くらいから
お腹が張ることも
急に増えたし、
寝づらくなったし、
少し前よりかは
大変なことも増えてるけれど、
これまで
幸せいっぱいの妊婦生活を送れたように
最後まで
ストレスフリーを目標に
問題なく
妊婦生活を終えれたらいいな。
信じられないことだらけと思うけど
これが私の
スイスでの現実でした!
またレポートします!
いんすた: mb3bebe