【職場の困った人をうまく動かす心理術】
私は、ASD(自閉スペクトラム症)やADHD
(注意欠如多動症)の診断に携わる仕事をしているので、話題の本を読んでみました!
「職場の困った人をうまく動かす心理術」という書籍に関して、多くの批判が寄せられ、炎上騒ぎとなっていましたよね。
書籍の内容は、発達障害者などを「困った人」としてカテゴリー分けし、動物のイラストなどを用いて類型化してレッテル貼りしている点が問題視されており、差別や偏見を助長する、障害に対する誤解を生むといった指摘がされていますよね。
そもそも著者は、産業カウンセラーで「カサンドラ症候群専門家」との肩書きですが、
産業カウンセラー自体が民間資格であり、専門家という肩書きに対しての疑問が浮かびます。
それに、カサンドラ症候群は、医学的な診断名ではなく、DSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル第5版)にも記載されていません。
すなわち、カサンドラ症候群は医学的診断名ではありません。
専門家ではない著者が、専門家のような立場を取って誤解を与えるようなことを書いている点も、批判させる要因の一つだと感じます。
でもでも、対処方法は教科書的なありきたりな内容ですがら勿論読んでいて納得できる点もあることも事実です。
なぜなら私の周りには発達系の人や、トラウマ系の人や愛着系の人たちも少なからずいるからです。
巻き込み系や何でも他責にしたがる人もおり、
私は今の職場で、引きずられない力やバランス感覚も身につきました。
私はそんな職場の中では常にアサーション的コミュニケーション(アイメッセージ)で自分の立場を伝えるように心がけています。
そして、この本にも、「アサーションスキルを身につけよう」とのページがありますが、そもそもアサーションとは真逆のアグレッシブでノンアサーティブなタイトル「職場の困った人をうまく動かす心理術」ですよね。この本のタイトルは。。。
というツッコミどころが気になったというのが私のこの本を読んだ感想となります。

