「子どもは宝。どんな子でも大事に育てるべき。子どもは親を選んで生まれてくる。生まれて来れば可愛いものだ。だから産んで育てるべき。」との返事を、なんの躊躇いもなくしていた。
それは、綺麗事だし無責任すぎてかなり驚きました。 妊娠中の検査で障害の可能性を告げられた妊婦さんは、子どもの将来や育児への大きな不安を抱えているでしょう。
特に「子どもは親を選んで生まれてくる」という胎内記憶にリンクする発言は、科学的根拠も信憑性もなく、障害児を持つ親御さんの気持ちに寄り添わない、非常に不適切な発言だと思われます。 両親の意思決定に多大な負担をかけ、責任を親に押し付け、罪悪感や自責感を増幅させる可能性があります。
百歩譲って本当にそうだったとしても、胎内記憶が商業的に利用(※)されたり、カルト的な要素を帯びている現状は由々しき問題です。
結論として、オバサンの発言は、妊婦さんの置かれている状況に配慮を欠き、当事者にとって適切な対応とは言えません。
悩んでいる妊婦さんに必要なのは、その「つらさ」や「不安」に寄り添うことと、
どんな選択をしても批判や責任の押し付けではなく、「意思決定を尊重する姿勢」だと考えます。
このように、デリケートな内容や意思決定が難しい相談をされた場合には、極力、相手の立場に配慮し、価値観の押し付けではないサポートを心がけることが大切だと思います。
※ 【商業的利用についての補足】胎内記憶を持つとされている「すみれちゃん」を周囲の大人が神格化し、大人が5年生の子(すみれちゃん)を崇め奉っている姿には、危機感を感じました。
彼女は胎内記憶に関する映画『かみさまとのやくそく』に出演し、書籍『神様は小学5年生』を出版しています。これらの活動は大きな注目を集め、商業的な成功を収めた可能性もあります。
子供の発言を大人側の意図で操作したり、商業的な利益を優先させる可能性も排除できません。