昨日はサントリーホール小ホールにて行われた「チェロ奏者のための公開マスタークラス」を拝聴。





11/6  チェロ奏者のための公開マスタークラス

川村 未来(世田谷区立松沢中学校3年)
 ピアノ伴奏:佐々木京子
 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 第1楽章

蕨野 真美(桐朋学園大学大学院2年)
 ピアノ伴奏:丸山 凜
 ハイドン:チェロ協奏曲第2番 ニ長調 第1楽章

村上 真璃南(桐朋学園大学音楽学部1年)
 ピアノ伴奏:吉武 優(※伴奏者変更)
 シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ 第1楽章

宮澤 結生(東京藝術大学音楽学部3年)
 ピアノ伴奏:日下知奈
 ハイドン:チェロ協奏曲第2番 ニ長調 第1楽章

音楽面については各人に対しての感想はありますが、ここでは割愛。

堤さんの的確なアドバイス(主に奏法上の腕の使い方)で、各人共劇的に音が変わって行くこと、目の前で確かめられたのが、指揮者としては(技術的不足があるアマチュアオーケストラとご一緒する際)収穫大(勿論全てが通用するわけでも無し、個々人によっても問題点が違いますが)。
堤さんの師シュタルケルやカラヤン、カザルス、ロストロポーヴィチ等のお話や西洋のロマンティズムと東洋(ロシア、スラヴ系等)のロマンティズムの違いのお話等々、興味深いひと時でした。

12月3日に今日の受講生による発表演奏がありますが、スケジュールの都合で拝聴に行けなさそうなのが残念。
 
来週は、ウィーン・フィル奏者によるコントラバスのマスタークラスを拝聴いたします。 

春先に大枚をはたいて購入したチケットの公演が、ようやく。

演奏会は8日のプラハ・フィル、主にチェロ協奏曲を久々に生で聴きたいが為に。(自分も来年早々に指揮する機会が有るので)

オペラは9日の「フィガロの結婚」、22日の「薔薇の騎士」、歌い手やオケはもちろんのこと、演出もキワモノではなく理解しやすく(安心して物語の世界に入っていける)、どちらも素晴らしい公演でした。




 

分奏指導や合奏指導に赴いたのは、虎の門交響楽団や府中市民交響楽団、さがみはらフィル、水星交響楽団、ルフトアンサンブルの各団体さま。




指揮する演奏会のためのリハーサルは、ワグネル金管打セクション(10月11日に公演)、ワグネルホルンセクション(11月1日に公演)、ポルトフィル(11月に公演)、奄美オーケストラ(11月に公演)、東京海上フィル(明年2月に公演)、新世紀管弦楽団(12月に公演)、そしてブログにも書きましたが、佐藤杏樹さんのハープリサイタル(10月26日に公演)。















 

東京音大の研修生としてもレッスンは、指揮伴奏用2台ピアノ編曲の済んだブルックナー交響曲第5番(ハース版)に突入。府中市民交響楽団さんでブルックナー7番の合奏下振りで沢山経験させていただいたおかげで、指揮する上での自分なりのブルックナー像が朧気ながらも形作られている気がします。これも本番を振る機会が来ることを楽しみにしています。



 

月初には、ホルンの個人レッスンをしている生徒から、日本クラシック音楽コンクールのの本選を終えて、全国大会への推薦を得たとの嬉しい報告もいただきました。指導し始めて1年ちょっとですが、結果が伴うと嬉しいものです。

 

この秋の土日は、一日に三団体入ることも珍しくなく、移動も大変でしたが、なんとか乗り切りました。

ありがとうございました‼

 

まだまだ来年夏の予定が空いております。

指揮のご用命、お待ち申し上げております。



気付けば次の日曜日‼‼

 

一番の難敵のよう思えたレーガーの作品も、纏まりつつあります。

ポルトフィルにメンバー皆様が頑張っております。

ぜひ歴史ある神奈川県立音楽堂へお越しください。(坂があって大変とは存じますが…)

 

クラリネット独奏を務めます、春田さんのご紹介を。

春田 傑さん

坂出高等学校音楽科を経て、東京藝術大学卒業。

在学中に宮田亮平奨学金、卒業時に同声会賞を受賞。

第93回日本音楽コンクール クラリネット部門 第1位、併せて 岩谷賞,増沢賞,瀨木賞,INPEX賞を受賞。

これまでに山﨑盾之、山本正治、伊藤圭、三界秀実、野田祐介、金子平の各氏に師事。

2022年度青山音楽財団奨学生。

2025年銘楽堂支援アーティスト。

高松をNo.1の街にする会アンバサダー。

2024年香川県文化芸術新人賞を受賞。

これまでに桃園市立武陵高級中學管弦楽団、藝大フィルハーモニア管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、ぱんだウインドオーケストラと共演。

藝大フィルハーモニア管弦楽団 クラリネット奏者。

ぱんだウインドオーケストラ クラリネット奏者。

 

とても気さくで音楽も音色も温かく、合わせも和やかに。

お楽しみください!



 

チケットはteketで取扱しております。まだまだ席が沢山ございます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

⚓️チケット販売中⚓️

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ポルトフィルハーモニー管弦楽団

第3回定期演奏会

公演日:2025年11月9日(日)

時間:開場 13:00 | 開演13:30

会場:神奈川県立音楽堂

teket:https://teket.jp/9404/55231

チケット:¥1,000 全席自由

《プログラム》

・レーガー/モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ

・モーツァルト/クラリネット協奏曲イ長調K.622

クラリネット:春田 傑

・ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調作品92

指揮:阪本 正彦

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11月1日(土)、13時より、日吉の藤原洋記念ホールにてワグネルホルンセクションによる演奏会が開催されます。

 

学生たちはソロからアンサンブルまで、またOBOGのご助力を得ながら、合奏まで披露いたします。



私は最後の大合奏「魔法使いの弟子」で指揮を担当いたします。

 

全席自由、入場無料ですが、teketにて無料チケットをお求めくださいとのことです。

https://teket.jp/5112/56696

 

合奏、だいぶ頑張ってきていますので、皆様、ぜひご来聴を♪

ハープの佐藤杏樹さんからのお誘いで、杏樹さんとホルンの信末さんとのコラボ演奏会での指揮を担当させていただきました。



ブラームスの「4つの歌」作品17は、ブラームスがハンブルク女声合唱団の指揮・指導を担っていた頃の作品で、第1曲「ハープが豊かに鳴り響く」第2曲「シェイクスピアの歌」第3曲「庭師」第4曲「フィンガルの歌」の4曲から成る美しい曲です。

第1曲冒頭は信末さんのホルンの朗々たるソロから始まり、すぐにハープが加わり同仁教会内が豊かな響きに包まれました。アルパルパ室内合唱団の透明感溢れる歌が場内に染み渡り、全4曲は物語を懐かしむように閉じられます。

 



合唱団とのリハーサルは一度だけでしたが、歌詞の内容と曲の美しさとの調和をどう図るか、語り合いながら、ひとつの結論を演奏で表すことができたかなと感じています。

 

東響入団時には、オペラアリアや歌との合わせの仕事が多かったので、(言葉の勉強に時間は掛かりますが)歌との仕事はとても心が弾みます。また皆様とご一緒出来たら幸いです。

 

ブラームス大好きではありますが、指揮する機会がそれほど多くなく、いつかドイツ・レクイエムや運命の歌、アルト・ラプソディなど携わる機会が有れば良いなと思っています。