天候に恵まれたバレンタインデー、みなとみらい大ホールにて、1200名を超えるお客様を迎えて東京海上フィルハーモニックオーケストラ第31回定期演奏会を無事終えることができました。
東京海上フィルの指揮者として6年前に契約、コロナの影響で2回演奏会が中止となりましたので、4回目の公演となります。
昨年は第30回という節目ということでマーラーの交響曲第1番を取り上げました。今年は協奏曲をやりたいということで、弦楽器トレーナーをお願いしている山梨浩子先生(読売日本交響楽団チェロ奏者)に弾いていただくことになりました。団員にとっても、本物の音を間近で聴けること、ご一緒出来ることは大変勉強になったかと思います。
グリンカは、決して勢いや汗だくで誤魔化さない(というよりは弦楽器に弾ききってほしかったので。Prestoとは言え、二分音符=135)、響き豊かな序曲を目指し、ほぼそれが実現出来たかなと考えています。プログラムの最初ですし、様々なレベルの方々が集うアマチュアオーケストラですので。これがアンコールでの演奏でしたり、相手がプロの楽団でしたら華麗さを優先したことでしょう。
ドヴォルザークのチェロ協奏曲は、前週土日の合わせで格段と山梨さんとオケのコミュニケーションが整い、本番が心地よく感じられるひとときでした。勿論前週でのテンポ感や音楽の流れも違い、GPで今日はこのような気分というものを皆が感じ、本番では皆で音楽を創り届けることができたと感じています。山梨さんも弾きたいように弾けてたこと、ほぼ思い通りの音楽であったことを喜んでいらっしゃいました。
シューマンは、皆様本職のお仕事の都合で(勿論とても大事です!)なかなか金管が揃うことが少なく難儀しましたが、第4楽章では美しく作ってくださいました。第1楽章のライン川のような流れ、川縁での市民の生活の様子、第2楽章の雄弁さ、路地裏の滑稽さ、物語を終えるような結び、第3楽章は家中と家の周辺での出来事や家族の団らんを楽しみ、第4楽章での威厳,敬虔、恐れ、第5楽章は喜びのコーラスからの爆発、子どもたちが遊んでいるかのような景色、Es-Durの持つ英雄性、様々な表情を演奏で応えてくださいました。
全体としては、伴奏を受け持った後の旋律を始める部分の踏み込み方、切り替え方が技術的に上がってくると更に良くなるかなと感じています。
アンコールはトロイメライ。ヨゼフ.シュトラウス編曲によるオーケストラ版です。一番練習の少なかった曲ですが、本番では集中して演奏してくださいました。ありがとうございます。
次回は2027年2月6日(土)、東京芸術劇場にて昼公演になります。プログラムは、フランスの作曲家ばかりになります。お楽しみに♪








