みなさんこんにちは
離婚コンサルタントの林です。
今回は
「養育費の考え方」
についてお話ししたいと思います。
最初に質問です。
「養育費は誰の権利でしょうか?」
なぜ当たり前のような質問をしたのか。
実は養育費を設定する際に実際相談者の方にこの質問をすることが多くあるからです。
答えは
「養育費は子供の権利です」
養育費の条項を決める際に養育費の振込先を設定するのですが、その際に養育費の支払いを親権者に設定することが多いのです。
そうすると何故か養育費を元妻又は元夫に支払うのような感覚になり感情的になってしまうこともあります。
そして、
「相手は働いているのだから金額はこれ位で良いだろう」
となってしまうことが多くあります。
そうではないです。養育費はお子さんのために必要なのです。
夫婦は別れてしまえば
「他人」
ですが、親子は別れて暮らしても
「親子」
なのです。人によって感じ方は違うと思いますが、生まれて初めて抱っこした時のこと思い出していただき、子供の将来を考えて養育費はしっかりと決めて欲しいと思います。
次回は具体的な条項を決める際のポイントについてお話をしたいと思います。
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