大手不動産会社は東京ビジネス地区(都心5区:千代田・中央・港・新宿・渋谷区)内にある基準階面積が100坪以上の主要貸事務所ビルについて、6月末時点の平均空室率と、1坪あたりの平均賃料を公表しました。
それによると平均空室率は9.43%で、前月比では0.03%、前年同月比では0.62%それぞれ上昇した。新築ビルの成約が進んだものの、既存ビルに解約の動きがみられたことが影響している。
一方、1坪あたりの平均賃料は1万6,763円だった。前月比では0.20%(34円)上昇したものの、前年同月比では3.06%(529円)下落しており、貸事務所の経営環境の厳しさが浮き彫りになった。
こうした中、オフィスの空室を逆手にとって、ビジネスに結び付ける動きが活発化しているという。
その1つが貸し会議室。
机といすを準備するだけで開業でき、立地が良ければ時間貸しにした方が、賃貸借契約よりも収益が良くなる事もあるという。まさに駐車場の発想です。なかには収納スペースとしての倉庫としてオフィスの空室を有効利用しているところもあります。
レンタルオフィスや貸し会議室。このビジネスが大きくなっていくと、それだけオフィスビルにとっては首を絞められるようなものです。