こんばんは。
今日もお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
土曜日なのに、仕事です。父母のように農業をやっていると(私も18歳まで手伝っていました)、土曜日でも仕事をしますけれども、長い間勤め人だったので、土曜日に仕事をしているとなんとなく変かなと思ったりします。実際には、勤め人だったときもたいてい、かみさんと出かけるのでなければ、かみさんのそばで仕事をしていました。
私みたいな仕事、もう続かないと思います。何箇国語もやって(日本語も入れると6箇国語です。自慢しているわけではありません。事実を述べているだけです。私のような仕事をしている人間にとっては、当然のことでした。←過去形が気になるところかもしれませんね。政府は、英語さえなんとかなったらええという風潮です。もう、多くの日本人が関わってきた文化の継承は、なくなるでしょうね)、ちゃんとやろうとしたら決まった休みもとりづらくて。ある意味、超ブラックですよね。給料は、労働時間と、基本、関係ありません。職場からは「休んでください」と言われるけど、本当に休んでいたら、仕事が回らないのですから。
不景気で、長年、給料は下がる一方でした。それでも、管理職になって、管理職手当が付いて、かみさんが病気だったので、管理職手当は実際上も気持ちの上でも支えになったし、自分にできることはなんでもしようと努力しました。
あはは。もう昔話です。
私よりもはるかに才能がある人が、何箇国語も平気でこなして、「あんたが心配しなくても、やる人いるから」ということになるかもしれません。そうだといいですね。
でも、世の中、そんなきつい研究はもう無理みたいです。そのこともあって、今の「公の仕事」の任期が終わったら、次、どうなっても辞めさせていただき、自分個人にできることを、寿命まで頑張ってみようと思います。
多分、今の衰え方では、そんなには続かないと思いますけどね。あはは。
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一つ言えることは、私の今の仕事を、かみさんが喜んでくれたこと。そして、自分の気持ちとは全然違う、家族や一族や当時の国家の都合に合わせた生き方を強いられた父が、「せめてお前は」と言って、静かに見守ってくれたことを、一応それなりにやってきたこと。それだけでも、私は、人の気持ちに添う生き方ができたかなと。──実はこれ、かみさんがよく、私を慰めるために言ってくれたことでした。あはは。かみさんって、ありがたいですね。喧嘩もしましたけど。
昔は、「男はこうでないと」とか、「長男はこうでないと」とか、そんなことばっかりでした(不思議と、父母がそんなことを言わなかったのは何故かなと、ときどき思います)。そんなことを言って人を拘束し「ディスって」きた人たちは、「いいとこ取り」してさっさと亡くなって。50年たって振り返ると、この半世紀に、人の気持ちも随分と変わったなと思います。(ただその反面、地球がいつまでもつのかみたいな話を小さい頃からずうっと聞かされている今のこどもたちの気持ちを思うと、暗い気持ちになります。)
例えば、私が若い頃は、「快楽」は悪だと教えられていました。嘘でしょ。本当はだれも、「心地よい」、「気持ちいい」ほうがいいはずなのに。みんなわかっているはずなのに、明確な理由もなく「快楽」は悪でした。
だから私も、こどもたちに、そうした生き方を強いた部分がきっとたくさんあったのだろうなと思います。気の毒なことをしました。本当に、自分が行きたいように生きてねと、人がなんと言おうと、親として言ってやるべきでした。
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実は、今日は珍しく、二度寝したら、起きたら8時半でした。そんなことってあるんだ。ただ、昨夜寝たのが午前2時だったので、まあどっこいどっこいなんですけどね。
昨夜寝るのが遅くなったのは、金曜日の夜だからたまにはいっかと思ったからでした。あはは。いい加減な人間です。(でも「いい加減」は、本当は、「良い加減」です。あはは。)
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午後3時半から、午後5時まで、「外歩き」に出ました。
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国葬のことですが、ときの政権が、右派に配慮しないとやっていけないと早々に判断して、この雰囲気だと大丈夫だと。それで、ろくな法的根拠もないのに、閣議で決めてしまったと、ずうっと私は思っています。「民主主義」を持ち出す美辞麗句にうんざりしていましたが、そのあと、だんだんと、メディアも少しずつまともになってきて。ときの政権も今さら国葬はやめられないでしょうが、エリザベスの国葬とは随分と違うなあと思います。
(「エリザベス」と、敬称をつけないことをお許しください。敬意はしっかり持っています。仕事上、昔の「エリザベス1世」[当然本人は「エリザベス1世」とは呼ばれませんでしたが]のことを、ときどき取り上げます。いちいち敬称は付けませんが、その人のされたことに応じてそれぞれに敬意はもちろん持っていますので、お許しください。)
エリザベスの国葬は、天皇がおいでになるそうです。よかんったですね。雅子様もおいでになれるといいなあと、個人的に、思っております。