金曜日。ずうっと外で。それと、いい映画でした。 Enlarged Ver. | Gさんのランダム日記

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こんばんは。

今日もお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

 

先週金曜日に、二つある定期診察の一つがあったんですけど、例の「公の仕事」に追われることになった日で、その日だったことに気づかず、すっぽかしてしまいました。

 

昨日それに気がついて、すぐに病院に連絡を差し上げましたら、今日診ていただけることになって、助かりました。

 

あはは。そんな、ぴりっとしない毎日です。

 

そういうわけで、今日は定期の診察に病院に行ったんですけど、その前に、「公の仕事」関連の文書を、朝、一つ書きまして、それを仕事上の「相棒」(つまり事務局の担当の方)にお送りし、夕方にお電話を差し上げて最終確認をしますからと言い添えて、病院に行きました。

 

でもって、病院のほうは大丈夫でした。

 

 

で、天気もいいし、気を良くして、お昼前、たまたまいつも髪を切っていただいている理髪店の前を通りかかったら、「おかみさん」が店の前を掃除しておられて、これも神様仏様のお導きかと勝手なことを考えて、髪を切ってもらうことにしました。

 

いつも言っていますけど、もともとはベートーベンみたいな髪だったんです。ところが、ある時期から乏しくなってきましてね。

 

だから、マスターやおかみさんには、「切るとこないんじゃない?」と言うんですけど、料金は同じです(冗談です)。

 

で、終わったのが12時半でした。

 

ほんとなら、それからうちに帰って、昼ごはんを作るところなんですけど、

 

天気もいいし、昨日、風邪を引きそうになって行けなかった山陰線の「花園」駅近くのパーツ屋さんに、行ってみることにしました。

 

上記の「相棒」と電話で打ち合わせをするのは午後4時の約束だったので、それまでに当然帰れるだろうということで。

 

*  *  *

 

京都駅構内を、山陰線のホームに急ぎます。

 

 

山陰線は、33番ホームです。

 

電車が来ました。ここから折り返し、嵯峨野方面に向かいます。

 

 

花園駅です。

 

 

以前、一度行ったことがあるので、今日は道を間違えることはありませんでした。

 

多分、京都市では「唯一」になった、パーツ屋さんです。

 

見かけはごく普通の住宅ですが、中はパーツの山でした。

 

ご主人が一人でおいでになって、前に電話で話したこと、一度訪ねたけど留守だったことなどを話し、今真空管アンプの手直しに取り組んでいることを話しましたら、

 

それから話が盛り上がって、気がついたら午後3時半でした。えっ。

 

お互い歳ですし、コロナのこともありますので、お店の前の、いい風が吹くところで、ずうっと立ち話をしていたんですよね。

 

ご主人、75歳なんですって。私よりも、私の姉たちよりも年上でしたけど、おっしゃることは、いちいち共感できることばかりでした。

 

物作りの楽しさ、物作りの大切さ。

 

今の社会の、切り捨て型の人間の扱いは、私も普段いやというほど経験してきました。君がいなくても別の人にやってもらうから来なくていいよという、人間がひどい意味でのモノになった、今の日本社会です。

 

かけがえのない一人一人の人間が、誰にでも取り換えられてしまう時代です。

 

私やご主人が若い頃に、こんな社会になってはいけないとさんざん言われていた社会になってしまったじゃないか。そういうご主人の主張はいちいちもっともで、私だって、すごい割合のみなさんが非正規雇用になってしまった職場にいて、なんでこれが胸を張って「人を育てるのが私たちの仕事です」と言える職場なんだと思ったし、ことあるごとに、なんとかしないといけないと主張し、いろんな提案をしてきましたけど・・・。

 

いろいろ二人でしゃべっているところへ、(私とは違って)ちゃんとしたお客さんが来られたので、それで失礼することにしましたが、午後4時に「相棒」に家から連絡するのはもう不可能。

 

それで、「花園」駅から、とりあえず先に連絡をして、午後5時過ぎ、家に戻ってから、また「公の仕事」の相談を「相棒」とすることになりました。

 

*  *  *

 

すみません。そんなドタバタな1日だったんですけど、

 

もう少しだけお付き合いいただけるでしょうか。

 

昨晩もまた、晩ごはんのあと、Netflixで映画を見ました。

 

「僕らのごはんは明日で待ってる」(ぼくらのばんごはんはあしたでまってる」という、変な日本語タイトルの、2017年に公開された映画です。

 

 

葉山亮太君はHey! Say! JUMPの中島裕翔君、上村小春さんは新木優子さんが演じています。

 

いつものように、ネタバレはしたくないんですけど、

 

途中で、小春が、らしくない理由を挙げて、つき合うのをやめると宣言したとき、いくらぼーっとしている私でも、これはもしかしてと察しがつきました。

 

 

亮太が、病院の屋上で一人泣いている小春を(よく小春と見ていた、コインを入れると見られる望遠鏡で)見つけて、いつも明るい彼女がかつて言っていた言葉、「私が泣いているときは、相当弱っているときだから、葉山君、そんなときは、必ず助けに来てね」を思い出し、ケンタッキーフライドチキンのカーネルおじさんを抱えて病室まで走っていく場面(「カーネルおじさんと握手をすると元気をもらえる」と、かつて彼女が言っていたんです)は、私ごときじいさんにとっても、感動ものでした。(そうこなくっちゃ。)

 

 

 

それと、わたくし的には、「人間やる気があれば、年齢なんか関係ないよね」という言葉が、印象に残りました。

 

そうなんだ。じいさんだけどいいんだ。と思いました。

 

 

見て良かったです。

 

*  *  *

 

病院の結果がよくて、あまりない髪が綺麗になって、気の合うおじさんと出会えて、いい日でしたけど、

 

考えてみたら、昼ごはんを食べていませんでした。

 

これから晩ごはん、何にするかな。なにかいいものを考えてみますね。

 

 

 

 

今日もお付き合いくださって、ありがとうございました。

どうぞお体を大切になさってください。

いい週末をお過ごしください。ではでは。

追伸

 

夕方の帰り道、疏水のご近所さんの写真を撮りました。

 

 

今日は、カモさんが10羽以上、桜並木のそばに集まっていました。

 

今年の夏は、カモさんをほとんど見かけない時期が長く続きましたが、だんだん、以前の景色が戻ってくるようです。

 

ではでは。