Tree〜Toki No Michishirubé〜 3(了) | 愛は限りなく ~DIO, COME TI AMO~

愛は限りなく ~DIO, COME TI AMO~

一粒の雨にさえ心揺れることもある。いつもどんな時も心閉ざさずに…。

薬師丸ひろ子さん4/6(土)森ノ宮ピロティホールの備忘録も今回が最後です。

MCに触れていなかったので、その話をしましょう。

ただし、過去のコンサートと比較して語りは少なかった。


<新しいアルバムを出してそのお披露目ができるなんて、私は恵まれています>


これを2回仰っていました。

同じことを2度も?

いや、それは話の流れに過ぎません。

1回目は上記の言葉を直接、2回目は<そんなことができるのは、過去に書いて頂いたヒット曲のおかげです>と。


つまり、第2部の2曲目“はるか”を歌い終え、“Woman『Wの悲劇』より”に入る前です。

そこから“探偵物語”〜“セーラー服と機関銃”と続けて歌われました。


ここは少し解説が必要かな(不要?)

今までも薬師丸さんは新作を発表してコンサートを何度も開いていますが、今回は全曲歌うのが前提ですからね。

その点が異例と言えば異例。

にも拘らず、聴衆の反応が良かったので、感極まって出たのが上記の発言でしょう。


CDを購入すれば、記念コンサートの優先予約を出来る用紙が封入されており、ほぼ全てのファンが既にアルバムを聴いていたのは確かです。

ただ、CDを開封するまで私は特典の存在は知らなかったし、特典の有無に関わらず、誰もがアルバムを聴いてからライヴに臨んだはず。

だって「Êtoile」の時も、お客さんの反応を見ていれば、違和感なく愉しんで居られたのは自然とわかりましたからね。


いずれにせよ歌手にとって、コンサートで新曲を好きなだけ歌えるのは、最も幸福な心境であるのは本公演を見て痛感しました。

通常であればさらに、長い間歌っていない歌や一度もライヴで披露していない歌が5〜6曲加わると思います。


あとは最近挨拶を励行されているそうです。


<私は日頃バスに乗って出掛ける機会が多く、朝だったら、降りる際に必ず『おはようございます』と挨拶すると、運転手さんも『おはようございます』と返してくれます。たまにお昼に乗車したら、『おはようございます』ではおかしいので、『こんにちは』と言うと、運転手さんには一瞬キョトンとされました(笑苦) だから、その後朝以外の降車では『ありがとうございます』と呼び掛けると、向こうも同じく『ありがとうございます』と返して下さいました。自分の挨拶に返答してもらうことで、幸せな気分になれます>


これはその通りだと思います。

日常生活の基本的な話ですね。

薬師丸さんはバスに限らず、朝に散歩を兼ねて出掛ける機会が多いらしく、近所の人達ともそうして交流を図っている、と。

また、朝以外に『おはようございます』を用いない点に感銘を受けました。


最後に嬉しい発言。


<アルバム発売記念ツアーの後にはオーケストラとのコンサートがあって、今年はコンサート・イヤーになります!>


ここで夏もしくは秋以降の予定が聞けるかと思いきや、語りはそこで終わり(笑)

でも、ファンの方であれば予想は付きますよね?


公演終了分も含め、現段階で発表済みの日程を記して本連載を終了とさせて頂きます。



3/27(水)EX THEATER ROPPONGI

3/28(木)EX THEATER ROPPONGI


4/6(土)森ノ宮ピロティホール

4/7(日)森ノ宮ピロティホール


4/13(土)EX THEATER ROPPONGI

4/14(日)EX THEATER ROPPONGI


6/11(火)東京文化会館大ホール


6/18(火)兵庫県立芸術文化センター


6/30(日)Bunkamura オーチャードホール



〜Fin〜



心が広いなと思う人は?

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Ibaraqui, le 9 avril 2024