彼女の歌は私達の歌 米原編 | 愛は限りなく ~DIO, COME TI AMO~

愛は限りなく ~DIO, COME TI AMO~

一粒の雨にさえ心揺れることもある。いつもどんな時も心閉ざさずに…。

10月22日(日)は今井美樹さんのコンサートに行きました。

会場は米原の滋賀県立文化産業交流会館。

当初出掛ける予定はなかったのですが、ちょうど親戚宅を訪れることとなり、参加が叶いました。

ただ、大津と近江八幡に伺う予定は変更せざるを得ず、ご挨拶は後者にとどめた次第。

というのは、コンサートホールが米原にあるとは知らず、大津か守山あたりに位置すると思い込んでいたのです。

米原に足を踏み入れるのは初めてでもあり、さすがに2件訪問するのは無理だと察し、ひとつは次回としました。

実際米原は遠かった。

 

今井美樹さんのお話によれば、滋賀県でライヴを行うのは『retour Tour』以来だそうです。

同ツアーは1990年だから、33年振りとなります。

あの時私は留学と重なり、コンサートは未見で、パンフレットもないため日程がわかりません。

しかし、1990年の時点ではびわ湖ホールが誕生しておらず、恐らく守山市民会館の舞台に美樹さんが立ったのではないでしょうか?

 

 

10月22日(日)滋賀県立文化産業交流会館

 

1. 幸せになりたい

2. 彼女とTIP ON DUO

3. SATELLITE HOUR

4. あこがれのままで

5. Miss You

6. あなたがおしえてくれた

7. Goodbye Yesterday

8. 愛の詩

 

〜20分間の休憩〜

 

9. 年下の水夫 ☆

10. 海辺にて

11. ?

12. 祈り

13. メドレー:Anniversary〜DRIVEに連れてって〜微笑みのひと

14. 雨にキッスの花束を

15. 瞳がほほえむから

16. PRIDE

 

〜ENCORE〜

 

17. 新しい街で

18. PIECE OF MY WISH

 

 

今井美樹さん…リード・ヴォーカル

 

真壁陽平さん…エレクトリック・ギター

なかむらしょーこさん…ベース・ギター、コントラバス☆

鶴谷智生さん…ドラムス

河野圭さん…キーボード(ピアノ、エレクトリック・ピアノ)、シンセサイザー

 

 

17:05に客電が落ち、オーケストラの音が流れている間にメンバーと今井美樹さんが登場。

しかし場内に鳴り響いている音楽は消えない。

そのままメンバーはテープの音に合わせて演奏を開始します。

何とそれは“幸せになりたい”のClassic Ivory ヴァージョンでした。

そして意外にも、オーケストラ音源は曲の半ばで鳴り止み、そこからはアレンジもガラッと変わってバンドのみの演奏に。

ここは非常に聴き応えのある部分なので注意されたし。

 

次の“彼女とTIP ON DUO”も演奏するに難しい作品です。

演奏だけではなく、歌も同様です。

オールディーズ風のリズムにシンセサイザーのリフレインが乗り、そこへヴォーカルを合わせるのは、大変そうに感じられます。

確か初演された1988年夏のライヴではイントロを一度やり直したはず…。

 

ただし、当時はキーボード奏者がシンセのテーマを弾いたのに対し、近年はピアノ中心でシンセの音が必要な時はシーケンサーを用います。

本公演の“彼女と。”、河野圭さんはシンセとピアノをプレイしたのか、ピアノに専念したのか?

こちらから見た限り、河野氏の姿勢が変わらなかった為、ピアノ+シーケンサーで通した気がします。

 

ちなみにツアー全体がそうなのか、米原だけなのかわかりませんが、今回ピアノがなかった。

なので、河野氏が弾いたのは1段と2段からなるキーボード。

1段の方は完全にシンセサイザーの音を奏で、“雨にキッスの花束を”と“PRIDE”でのプレイが印象的。

一方2層の方は、下段でピアノとエレピのサウンドを再現していたのはわかりましたが、上段のキーボードの用途はわからなかったです。

とにかく私はキーボードを所有したことがなく、機材には無知(苦笑)

 

第2部では、開始から4曲やや重い楽曲が披露されました。

これは敢えてそうしたらしく、中でも“水辺にて”は名演と言えるでしょう。

予想通り、MCで今年逝去された坂本龍一さんと2年前に逝去された上田知華さんへの追悼の言葉が発せられました。

とりわけ“水辺にて”が始まってすぐに坂本氏のことを思い浮かべたファンは多かっただろうと思います。

 

『CONCERT TOUR 2023 “Our Songs!!”』…oui, notre chansons sont ses et nos chansons ! 

 

 

 

名古屋の観光名所といえば?

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

 
 
 
Ibaraqui, le 26 octobre 2023