イエスの来日が決定しました。
日程は以下の通り。
2019年
2月19日(火)Zepp Nagoya(愛知)
2月20日(水)あましんアルカイックホール(兵庫)
2月22日(金)東京ドームシティホール
2月23日(土)東京ドームシティホール
2月24日(日)東京ドームシティホール
さて演目ですが、2月22日(金)が「危機」(1972年)の完全再現のアンコール公演、23日(土)がベスト・セレクション、24日(日)が「サード・アルバム」(1971年)の完全再現と日替わりとなるようです。
そして尼崎と名古屋は…ベスト・セレクションとのこと(苦笑)
要するに尼崎ではいつも演っている曲で終わらせるつもり?
情報は全てウドーの公式HPに依拠していますが、私は告知文に目をやった時、「危機」と「サード・アルバム」と残りはヒット曲(定番曲)を並べて来日するのかと思っていました。
だって、2014年は「こわれもの」(1971年)全曲と「危機」全曲、そして当時の最新作「ヘヴン&アース」(2014年)から長尺の2曲を披露し、アンコールでは“アイヴ・シーン・オール・グッド・ピープル”(1971年)と“ロンリー・ハート”(1983年)まで演奏しました。
勿論、バンドのメンバーも年齢を重ねており、無茶なことは言えません。
しかし、東京と尼崎、名古屋とでは内容に差があり過ぎるのが気に入らない。
『ベスト・セレクション』と銘打っているところを見ると、恐らく「イエス・ソングス」(1973年)に“ロンリー・ハート”を足しただけになる予感がしますが、それでは多くのファンが満足できないでしょう。
毎回毎回同じ曲ばかり演奏するのは、貴重な日本でのコンサートを無駄にしているのも同じです。
この先何回来日できるかわからないのに…というよりむしろ、2012年以降ほぼ2年に一度来日してくれているのだから、新鮮な曲目を提供して頂きたい。
普通に考えて誰もが見たがるのは2月24日(日)の「イエス・サード・アルバム」の全曲披露に決まっています。
もっとも、「サード・アルバム」はバンドの出世作だけあって、収録曲の大半は頻繁に演奏されていますがね(“ア・ヴェンチャー”除く)
しかし、たとえ頻繁に披露されていたとしても、バラバラで聴くよりもアルバムの曲順通りで聴くとまた違った感触があるでしょう。
特にイエスは由緒正しき“アルバム・バンド”ですからね。
良い知らせもあります。
アラン・ホワイトの体調が完全に回復し、最初から最後までドラムを担当します。
ウドーのサイトにアランの名前が載っており、ゲスト・ドラマーの名前がないことから、すっかり良くなったと判断してよいと思います。
また、ゲストとして「サード・アルバム」まで在籍したオルガン奏者のトニー・ケイも随行します。
となると、『ベスト・セレクション』の日と言えども、「イエス・ファースト・アルバム」(1969年)や「時間と言葉」(1970年)の比率が高くなるかもしれないですね。
まあ、初期の曲からは「サード・アルバム」の目立つ曲が中心になったとしても、ジェフ・ダウンズには脇に回ってもらい、トニーのオルガンで聴ければ充分満足(笑)
それと、スティーヴ・ハウが昨年ご子息を亡くした後も、バンドでギターを弾くという英断を下してくれたことに感謝したいです。
スティーヴの立場からすれば、再度バンドとともにツアーへ出るのはとてもつらかったでしょうから…。
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