社長はつらいよ | 愛は限りなく ~DIO, COME TI AMO~

愛は限りなく ~DIO, COME TI AMO~

一粒の雨にさえ心揺れることもある。いつもどんな時も心閉ざさずに…。

rockingon.comには渋谷陽一氏のコラム『社長はつらいよ』が設けられており、不定期連載されています。

不定期とは言え、ほぼ毎日、稀に日にちが空いても5日程度の隙間にて更新記事が読めます。

ただし、ブログのような長いものではなく、大抵は5行以内で収まっている。

要するに、記事の題名に内容のほぼ80%が集約されていると言ってよいのではないでしょうか。

 

そんな中9月28日(金)現在の最新コラムは、ちょっとばかり私の目を引くものでした。

 

<世界の大学ランキングで東大42位に。200位内に入ったのは東大と65位の京大のみ。>

 

本文は、1位、2位、3位とアジアで最上位とされた大学名が記されているのみ。

ただし出典もきちんと押さえられ、『英教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション』とのこと。

短い文章なのに、これだけで全てとは言わないまでも、かなりの情報が伝わるのが凄い!

さすが長年編集や執筆活動をされていた氏のコラムだと感心します。

 

私の行っていた大学?

入っていません。

入っていなくても何とも思いませんよ。

『ふん、どうせ地方の小さな国公立大学など外国人に理解できまい』と切り捨てるつもりではありません。

しかし、この手の評価が下されるのって大抵は理科系が対象でしょ?

間違っても人文系の学部・学科によって順位に入ることなど夢だと感じます。

個人的には、直接社会と関係ない分野の学問があってもよいと思います。

大学は企業の下請け機関ではないのだから。

 

ボブ・ディランが今夏フジロックフェスティバルで演奏した様子を綴った記事には感銘を受けました。

 

<フジロックでボブ・ディランを見る>

 

氏によると、ボブ・ディランが夏フェスに出演する時はわかりやすい曲を多く組み込んでいるらしいです。

その中で『思ったのはフジロックのハードルが高くて来るのを断念した同世代のファンのこと』、『無理だとは思うが、次回は高齢者も行けるサマソニに来て欲しい』との下りはもっともだと思いました。

 

ここで言う『同世代』とはボブや渋谷氏と同世代の人々のみならず、1970年代から聴いているファンも含めている点。

いや、そこは意見が異なるかもしれませんが、世代や年齢層についていちいち解説せずとも、上記2つの文章で気持ちが伝わるのが良い。

 

渋谷氏の書いたライナーノーツにも良いものが少なくなかったと思いますが、LPからCDに替わることによって別の人の解説になる場合が多く、今すぐに浮かんできません。

でも、イアン・ギラン・バンドの「鋼鉄のロック魂」(1977年)のライナーには凄く共感しました。

元ディープ・パープル(当時)云々にはさほど触れず、アルバムから聴ける音の感想を述べており、『今のイアンの音楽はブラック・ミュージックが土台にあり、だからなのか録音がとても優れている』と。

そこには何故ブラック・ミュージックの録音が他より優れているかの持論も書かれていたと記憶していますが、今レコードを出せない状態なので趣旨だけに留めておきました。

 

他はと言えば、以前私が過去記事『まだまだ青いわ!』で引用させて頂いた、「ザ・ビートルズ/グレイテスト・ヒッツ」(1978年)に綴った解説(前文)ですね。

渋谷陽一氏はもし自分でビートルズのベスト盤を作るとしたら、A面1曲目は“ミスター・ムーンライト”(1964年)でなければならないと仰っており、これは私も同じことを考えていました。

私が実際カセットテープに好きな曲を好きな順にコピーした際も、同曲をA面1曲目にしていたものです。

 

 

 

 

 

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Ibaraqui, le 28 septembre 2018