今日7月26日はミック・ジャガーの誕生日です。
1943年生まれだから75歳になります。
ミックくらいの歳になれば『祝ってなんてくれるなよ』てな気持ちかもしれません(苦笑)
1941年に生まれたチャーリー・ワッツが77歳ですか…。
この年齢で普通にステージをこなしているのがちょっと信じられない。
勿論、ライヴを見ている時はメンバーの歳など全然意識しないものです。
それは皆さんも同じでしょう。
なぜこの2人の名を上げたかと申せば、バンドにとってヴォーカリストとドラム奏者は他のメンバーと比較して、年齢から来る負担が余分に掛かるからです。
早く言えば、どちらも『力勝負』でしょ?
歌と打楽器はその時の身体の状態が直截音に現われてしまう。
確かに、ギタリストでも指先に色々な問題が出てくる話は聞いていますし、ベース奏者やピアニストも身体に不具合が出ないとは限りません。
しかし、健康な状態が続いても、喉を使う歌手と手足の力(だけではないが)が資本のドラマーは一番能力の維持が難しいと思います。
ローリング・ストーンズ結成当時、最年長者がビル・ワイマン、次がチャーリー・ワッツ、ブライアン・ジョーンズ、ミック・ジャガー、そして最年少者がキース・リチャーズでした。
もっとも、ミックとキースは誕生日が半年違う程度です。
そして、今は長男がチャーリー、次男がミックになってしまいました…。
ミックの誕生日なのに斯様な言葉を述べるのは不適切ですが、一番頑張ってほしいのはチャーリーです。
チャーリー・ワッツが健在な限り、ストーンズは続くでしょう。
しかし、先日ブラック・サバスのリーダー、トニー・アイオミとチャーリーが肩を組んで写真に収まっている記事をご紹介しながら、チャーリーの大変さを実感しました(『誰とどういう関係?』ご参照のこと)。
チャーリーよりも7歳年下のトニーが既に引退し、『もうまとまったツアーはやらない』と宣言しているくらいですからね。
でも、トニーが訪問した『No Filter Tour』の日程を見て、安心した面もあります。
5月17日(木)ダブリン(アイルランド)
5月22日(火)ロンドン
5月25日(金)ロンドン
5月29日(火)サウサンプトン
6月2日(土)コヴェントリー
6月5日(火)マンチェスター
6月9日(土)エディンバラ
6月15日(金)カーディフ
6月19日(火)トゥイッケナム(ロンドン)
6月22日(金)ベルリン
6月26日(火)マルセイユ
6月30日(土)シュツットガルト
7月4日(水)プラハ
7月8日(日)ワルシャワ
まず2日連続での公演がひとつもない。
それどころか、最低でも2日間は空白日が設けられている。
大体中3日、すなわち4日に1回の公演が多いですね。
この欧州ツアーが終了して、今年中に再度ツアーに出るかどうかはわかりませんが、それにしたって充分な休みを取ってからになるのは確実です。
今後来日公演が実現するとして~実現すると信じていますが~、東京だけでしか開催されなくとも文句を言わずに行きますよ!
日にちを空けての日程となれば、恐らくチケット代がもっと上がるかもしれませんが、ある程度は仕方がないと思います。
もっとも、もう少し料金設定を細かく分けてもらえればありがたいですがネ。
チャーリーはストーンズでの拘束がない時は、時たま自分のバンドでジャズ・ライヴを行っているそうですが、残念ながらそれは殆どの場合英国に限定されます。
しかし、ミックは米国のイヴェント等にも熱心に顔を出しますよね?
現在ミックはロンドンに在住しているのか、N.Y.に在住しているのかわかりませんが、この行動力には感心しないではいられません。
恐らくじっとしていられない性分なのでしょう。
私の希望としては、ただバンドが続いていれば満足ですが、当然日本にも来てもらいたいし、一度でよいから『スティッキー・フィンガーズ完全再現ライヴ』のような特別なショーもお願いしたい。
まあ、2003年には日本武道館公演も実現し、“特別な夜”が一度もなかった訳ではありませんが。
肝試ししたことある?
▼本日限定!ブログスタンプ