今日は、フランス革命記念日です。
現地では単に革命記念日と呼んでいます。
勿論、国の祝祭日にあたり公共機関はお休み。
だから(?)私も今日はお休みいたします(゜∇^*) 。
いや、少しだけ。
1989年は革命200周年記念で、あちこちでお祭りというか催しが行
われていました。
私も時期は若干異なるものの、同年短期間パリを訪問しました。
それで、最も印象に残ったのはルーブル美術館のピラミッド。
行く前から新聞等で、物議を醸し出しているとの記事は読んでいまし
たが、実際に現地で見てみるとさほど奇妙には思わなかったです。
予備知識があったからかな?
テレビでも何度か目にしていたし…。
そもそもパリで、近未来的もしくは前衛的な建築物は、決してピラミ
ッドだけではありませんからね。
ベルシー総合体育館、ポンピドゥーセンター、そしてグランド・アーチ
といずれも伝統から外れた幾何学的外観です。
それもこれも新都市計画とやらの副産物だったのでしょうか。
さて、ルーブル正面入り口にそびえ立つピラミッドです。
実はそこの地下には巨大なホールがあり、まあ言ってみれば憩
いの場のような空間。
驚いたことに、それ以前はまとまった休憩所がなかったらしい(゚_゚)。
ホールだけではなく、ルーブルの地下、ではなく、地下街はよく整
備されていました。
しかし、欧州の古都のひとつであるパリで、斯様な建築物の濫造
が景観を台無しにしてしまわないかと思われるでしょう。
私もそう思います。
ただ先述のとおり、私がパリに滞在したのは短時間なので、全体
像の半分すら掴めていません。
せめて1週間留まって、各地区回ればはっきりわかるのですが…。
確かに仏人は、英国人やドイツ人と比較して、建築やインテリア・
デザイン等では殆ど伝統に頓着しないように見えます。
街並をロンドン、ミュンヘンと比較したら一目瞭然。
もうひとつ、シトロエン、ジャガー、ローバーを並べてもすぐわかる!
いや、車の場合はそれでいいんです(-☆)。
シトロエンが普通の車、とりわけ日本車のようになってどうするんで
すか。
Ibaraqui, le 14 juillet 2005