本来の役目を終えた古いレールが、駅の上屋を支える柱として使われているのを、ときどき目にします。中央本線高尾駅もその1つ。
この駅の古レールの特徴は、その製造年が、確認されている中でどうやら日本最古級らしいこと。
「1902」の刻印がはっきりと読めます。
他の古レールが白く塗装される中、ここは茶色く塗られ、存在感をアピール。足元には解説板も取り付けられています。
1902年は日本では明治35年。Wikipediaによると、中央本線笹子トンネルがこの年に貫通。江ノ電開業も1902年だったらしいです。