昨日はさっそく、買ったばかりのレンズを試しに行ってきましたが、その写真はいずれ。
1週間くらい前だったか、所用を済ませた後、ちょうど夕刻にこの辺りを通りかかったので、一緒にいた家族を足止めし、持っていたコンパクトカメラを取り出しました。
そこは歩行者専用の跨線橋の上。先客が2人。たぶん、おばあちゃんとお孫さん。男の子で、1-2歳くらいかな? 散歩の途中、電車が来るのを待っている風でした。
おばあちゃんとお互い、
「こんにちは。」
とあいさつを交わした後、しゃがんでお孫さんにも、
「こんにちは。」
するとその子は、私の顔を無言でじーっと見つめるだけ。
（誰だ、こいつ?）
とか思っていたのか?
やがて、線路脇の灯火が点滅し、列車接近を知らせました。
「もうすぐ電車が来るよ～。」
と男の子に声をかけつつ、私も金網のすき間からカメラを構えました。
2人が住んでいるかもしれない団地の向こうに、陽が沈みます。
同じ頃に来れば、2人にまた会えるかも。その時は写真を撮らせてもらおう。
