浪速路旅 その1 | 取り敢えず与太話 FTMアスペルガー児のぼくがホザくんだし…

取り敢えず与太話 FTMアスペルガー児のぼくがホザくんだし…

日々感じた事や、兎に角伝えるべきセリフを文字にして発信。皆を傷つける事は極力避けながら、周囲と幅広く関わりを持って行こうと望むぼくの記録。イマジネイション有り余る限り性を出します!

初日は早朝から落ち着かなかった。

 

妹が住んで10年目の難波大阪へ向かうからだ。数日前の予報は雨だったのにガラリ。見事な晴天に恵まれた。

 

910分に家を発ち、大雄山線に乗車。小田原駅西口に面した切符の自販機で新幹線の割引チケットを2(片道分のみ)購入。そして従来の改札口から券を通し入場。

 

待合室の売店で土産を選ぶ母。おれも途中参入、塩チョコレート系菓子(リーフパイ)に決めた。発車時刻も近付きホームへ移動。

 

然し我知らず逆方面(東京行き)へ向かいそうになりかけ、お袋に注意された…。自由席に座るべく、上5両以内の乗車口へ足を急がす我等一行。ホームで待機中、駅員の英語アナウンスを話題にしたり、おれ等の行列は誰もがひかり号乗車組。

 

そうこうする間に電車が来た。手頃な空席に腰掛け、iPodの音楽を楽しむ。20代は牙を剥き捲った幼児の声も気にしなくなっていた。

 

名古屋の風景が見える頃には、仮眠からの目覚め時。μ's・家入レオ・トミタ栞・鋼錬等様々酔い痴れ、車窓の景色も嗜み、新大阪に着き、其処で乗り換え。

 

JRでも難波へは辿り着けはするが遠回りになってしまう。おれ等はJRの改札を出て、御堂筋線へ向かった。

 

途中、昼飯を買うべく駅弁屋に寄り、サンドウィッチを2種類購入。

 

今迄もこの路線に乗り、最短距離を辿って来た。今回も御堂筋線の世話になる。地下鉄難波駅から地下街を通り抜け、16箇月振りの妹宅。合鍵でエントランスを通過しエレベーターで6階を目指す。

 

着いたら再度合鍵の出番。扉2箇所の鍵を開け入室。平日の為、妹は勤務の真っ只中で留守だった。代わりに出迎えてくれたのは、御馴染深きコブクロ兄さん(のカレンダー),ツィッターでも癒されているアタモト先生の名コンビ(キーホルダー)、最近妹がドハマりの宝塚トップスター(卓上カレンダー・生写真)、一昨年から仲間入りのシロタン(ステッカー類)、そして縫い包みの数々が我々2人を出迎えてくれた。

 

昼飯に漸くありつけた。TVを見ながら一休み。米原到着の時点では1145分前後だったも、縫い包みの集団が出迎えるこの部屋。昼飯を済ませた時刻は1340分、TVが示していた。

 

一時ゴロンと横にもなった。昼飯後の昼寝、おれの悪癖が1つ。

 

いつもは数時間は軽く寝ていたが、その日は20分程度で飛び起き、梅田のポケモンセンターへ足を運んだ。

 

地下街から四ツ橋線で西梅田へ向かい(御堂筋線でも着くのだが)、大丸を目指した。

 

思えば妹が緊急入院した一昨年初旬、あの地下街を通り病院へ通ったよな…。

 

然し今日の目的はポケモン。案内板や地図を頼りに大丸へ漕ぎ着けた。

 

其れにしても流石はデパート。老若男女に加え大都市ならではのアトラクション(洗練?)が…。其れは飛び交う様々な言語。片田舎小田原で殆ど出来ぬ体験。幾ら外国人観光客が多かれど片田舎は大都市に劣ってしまい、悔しくも羨ましくも感じた。

 

エレベーターから降りると、其処はもうワンダーランド。ポケモン好きには堪らない空間が広がっていた。DSでイーブイ進化系を無線通信で受け取り、店員から案内の手解きを受け、例の紙バイザー()も受け取った。

 

一時其の場を離れ、別のデパートへ。

 

何かいい映画をやっていないか、同ビル内の映画館にも寄った。上映時間表を受け取るも観たい作品は載っておらず、蔦屋へ迷いつつ目指すおれ。

 

カフェ併設の広い店舗は、売り場1つ探すだけでも一苦労。店内1周の漸く音楽誌売り場に辿り着き目的の書物を購入。

 

そしてポケセンに戻り店内再度1周、直ぐ様エレベーターに乗り地下1階へ急降下。帰りも四ツ橋線利用。然し出口を間違え、我が計算は大幅に狂わされる…。

 

例のなんばウォーク入り口には出ず、おれ自身余り目にせぬ風景が広がっていた。其れでも真っ直ぐ歩けば蔦屋戎橋店に辿り着き、其処でひとしきり楽しんで後にした。

 

然し近道案内(電光掲示板)スルーでおれはとんでもないアクシデントに見舞われかけた…。そもそも、長年住んでいる小田原と年12回程度の難波大阪だと訳が違い過ぎる。路地の隅々まで隈無く土地勘に長ける場と,メジャーか気に入ったスポットだけを選りすぐった地の相違点。最も両親の故郷は自ら開拓の機会さえ余りなかった故、土地勘の自信等更々。

 

大通りで迷子同然のおれは精神状態に危険信号の気配が出始め、心斎橋駅に着いた時点でお袋に電話した。事のあらましを伝え、お袋の忠告を仰ぐも大丈夫の台詞で一時切る。当然体力は限界間近。

 

どれだけ歩めど埒開かず。挙げ句四ツ橋駅から地下鉄で難波へ向かった。電車到着、出口の案内通りに進み、おれは漸く見覚えある改札口を通過。後は従来のルートを進みマンション6階の某室がゴール。ローソン前の横断歩道を渡る最中、お袋が再度かけてきた。「もうすぐ着くから」と一言告げて切り、やっとこさ到着。

 

呼び出し番号(妹の号室)3桁を順序正しく押し、応対する母。そして自動ドアーが開きエレベーターに載って、部屋に帰還。時刻は18時を過ぎていた。

 

そして19時に妹と夕飯を摂るべく待ち合わせ場所のOCATビルへお袋と出発。其処で仕事帰りの妹と合流し、1階の肉料理店で各人共別メニューを注文。それぞれのメインを分け合いもした。

 

食後はセブンイレブンに寄り、バス車内で摂る朝食を購入。流石は難波住まい10年目、妹について来たら、間もなく自宅前。

 

部屋に着いたのは20時台。Mステでも久々に観ようとリモコンのスイッチを間違えて押す。関東キーの癖が抜けていなかった。正しい局に合わせ、乃木坂・ABC-Zを観てから入浴。

 

然し、又もやトラブル発生。DSiPod両方の充電プラグをイーブイ巾着に入れた儘忘れて来たと言う、おれからして致命的なミスをやらかした。仕方ない、DSは節約手段を取る事に決め、iPodは妹のスマフォン用充電プラグを借り、その場を凌いだ。Mステが終わり金スマでも観ようとしたら内容が好かなかったのか、ディーガに撮られている秘密のケンミンショーに替えてしまった(部屋の主は妹で仕方ないが…)

 

其れでも内容は冒頭からそそられ、愛知グルメの情報に釘付けと化し、5年前の名古屋旅行も同時タイミングで回想。

 

ケンミンショーが終わり、毎日放送で金スマ(リアルタイム本放送)を観ていたらドン退き発言の妹…(内容が女子刑務所)

 

こんな類を好んで観る様になったし、おれも歳を喰ったな…。

 

22時の連ドラ'リバース'を観ながら当日の記録を認め、23時台、布団の中で寝落つ。