湘南の建築家のひとりごと -10ページ目

竣工間際

千葉の現場が竣工に近付いています。
検査機関による完了検査も滞りなく終了しました。
後は、お客様立ち会いのもと、工務店と私とで出来上がりの最終チェックを
行い、修繕を施してから引渡しとなります。
いよいよ最後の詰めです。$湘南の建築家のひとりごと
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木材

建築物の完成仕上がり素材は多用にあります。
例えば、鉄、石、れんが、ガラス、プラスチック、そして紙も外部の仕上に使われている
建築物も見受けられます。
それら素材の選択条件には、お客様の好みであったり
建築物の規模や使用用途、また、法規制による制限など様々です。

私も設計条件上、素材を多用しますが
様々な素材のなか、木材は好んで選択しています。

ここに、あえて自分の設計範囲を狭めてしまうコメントを書くことに
自分自身に戸惑いますが
自分の実績から、木造そして木材の使用が得意であり、好みでもあります。

どの素材も使用方法で良くも悪くもなりますが、特に木材はその結果が顕著です。

経年変化を楽しみつつ、耐久性も考え抜いた木造建築は
人々を大きく受け入れてくれる寛容さと、同時に建築物としての凄みすら
放っているようです。

日本の気候風土と、建築としての歴史のなかで
木造建築は時代と共に成長、進化していますが、根幹である
構造としての「柔」な発想が多岐に選択できることが設計の立場からの
魅力であると同時に、
お客様からの御希望に多くの引出しが用意できると考えます。

とにかく、触れた手触りの感触も純粋にいい感じだし・・・

今日から、大掛かりな改修工事が始まりました。
用途として「庫裏」です。
そこは、僧侶の居住場所であったり、寺の事務を扱う寺務所としての
機能も果たす場所です。

そこは、建築年数が経ているにいも関わらず、本格的な木造軸組工法で組み上がっている
建物なので、非常に精度が高い建物です。
例えば、建築用語で使われる「継手」「仕口」などの部分一つにしても
とても勉強になりそうな組み上がりです。

とても神経を使い、緊張する現場となりそうですが
得るものが非常に多そうで、とても意欲が湧いてきています。

そんな中、工事に関わる懇意にしている大工さんが
粋なプレゼントをしてくれました。

「本格的な木造建築だからさー、ちょっと木の勉強しときなよ!」と
古材で作ったベンチをくれたのです。

「ケヤキ」という木材で組み上がったそれは、一本も釘を使わず組み上がっており
いい雰囲気で佇まいを見せています。




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自己紹介?

ここ最近は、大変ありがたいお話ですが
プレゼンテーションの件数が続いております。

お問い合わせいただいて、それから直接お客様とお会いして、会話を重ねて
会話のなかから御要望のイメージを湧かせて
カタチ(プランニング)をご覧いただく「プレゼンテーション」。

私自身のスタンスとして、第1回目のプレゼンテーションは
私自身のプレゼンテーションでもあります。
なぜなら、ヒアリングといっても私は元来、口下手なもので
「テンポよく」、「いいムードで」、「互いに打ち解け合い」、「打てば響く」...
など、とても理想的には進まず、いつもボソボソと単発的に質問して
そのお返事に、一人でうなずき納得顔をしている私を見ていると、お客様にとっては
「この人に依頼して本当にダイジョウブカナ?」と思っているはずです,,,

だからという訳では無いのですが
実際はプレゼンテーションの日から
お話が進み出すのです。
自分の弱点である口下手を楯にして言うのも失礼なのですが
第1回目のカタチなきものの段階で言葉巧みなプレゼンテーションを発することに
お客様を根拠なく引き寄せる方法に少々抵抗を持っています。

提案させていただく側としては、重責な仕事ですし
御要望をゆっくり時間をかけて自分なりに理解して、言葉を噛み砕き
お会いした時のお客様の雰囲気なども甦らせながら
その時に考える私自身の「ベスト」を提案させていただく。

それが、第1回目のヒアリング時のお客様からの一生懸命な御要望に
真面目に、そしてカタチを携えお返事することであり、遅ればせながらの自己紹介なのです。

その実、「やっぱり、この人はよくわかならいなー。」で終わってしまう事も稀にあります。

でも、うれしい事には「ああ、この人の考えはこうだったのか!」と初めて、ご理解いただき
もちろんの事ながら図面に興味をいただき、合わせて私にも期待を寄せていただけることが
何よりうれしいのです。

プレゼンテーション当日のギリギリまで頭をめぐらせているので
お会いする瞬間は疲労気味ですが、ご理解いただいたプレゼンテーションが終わりお互いに笑顔で
ご挨拶した瞬間は、いつも気持ちいいものです。

さてさて、現在進行中のプレゼンテーションもそれぞれ楽しく進行中です。
簡単な模型も添えてお話を進めていて、図面や写真をお見せしたいのですが
今は、お客様と私との前向きな楽しい時間なので互いの楽しい「秘密」にしておきます。


話変わって、建築中の現場も順調に進んでおり
こちらも定期的な現場監理中です。
木工事が終盤に差し掛かり、いよいよ来週以降は仕上工事です。











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