木材 | 湘南の建築家のひとりごと

木材

建築物の完成仕上がり素材は多用にあります。
例えば、鉄、石、れんが、ガラス、プラスチック、そして紙も外部の仕上に使われている
建築物も見受けられます。
それら素材の選択条件には、お客様の好みであったり
建築物の規模や使用用途、また、法規制による制限など様々です。

私も設計条件上、素材を多用しますが
様々な素材のなか、木材は好んで選択しています。

ここに、あえて自分の設計範囲を狭めてしまうコメントを書くことに
自分自身に戸惑いますが
自分の実績から、木造そして木材の使用が得意であり、好みでもあります。

どの素材も使用方法で良くも悪くもなりますが、特に木材はその結果が顕著です。

経年変化を楽しみつつ、耐久性も考え抜いた木造建築は
人々を大きく受け入れてくれる寛容さと、同時に建築物としての凄みすら
放っているようです。

日本の気候風土と、建築としての歴史のなかで
木造建築は時代と共に成長、進化していますが、根幹である
構造としての「柔」な発想が多岐に選択できることが設計の立場からの
魅力であると同時に、
お客様からの御希望に多くの引出しが用意できると考えます。

とにかく、触れた手触りの感触も純粋にいい感じだし・・・

今日から、大掛かりな改修工事が始まりました。
用途として「庫裏」です。
そこは、僧侶の居住場所であったり、寺の事務を扱う寺務所としての
機能も果たす場所です。

そこは、建築年数が経ているにいも関わらず、本格的な木造軸組工法で組み上がっている
建物なので、非常に精度が高い建物です。
例えば、建築用語で使われる「継手」「仕口」などの部分一つにしても
とても勉強になりそうな組み上がりです。

とても神経を使い、緊張する現場となりそうですが
得るものが非常に多そうで、とても意欲が湧いてきています。

そんな中、工事に関わる懇意にしている大工さんが
粋なプレゼントをしてくれました。

「本格的な木造建築だからさー、ちょっと木の勉強しときなよ!」と
古材で作ったベンチをくれたのです。

「ケヤキ」という木材で組み上がったそれは、一本も釘を使わず組み上がっており
いい雰囲気で佇まいを見せています。




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