West green house gardenへ行ってきました。
オーストラリアから移住してきた女性が、ガーデンデザインしたという、すごくメルヘンチックで手入れされたきれいな庭でした。

ニワトリがいたのですが、掃除の行き届いたかわいいペイントの小屋に足首まで羽毛で覆われている高そうな珍しい種類の鳥が入っていました。






関係ないのですが、いつ聞いても笑える話があります。

友人の母がケアホームに入居しているのですが、いつも隣同士で座っている100歳の女性の友達がいるそうです。
ケアホームでは、通常週に1回チョコレートやお菓子を売りにくるワゴンがきます。それ以外は、家族や訪問者からのお土産だけです。
チョコレートなどが手に入ったら、みんな大事に取っておいて、少しずつ食べるそうです。

ある日、100歳の女性の息子さんがキットカットを差し入れに持ってきたそうです。
100歳の女性は、友人の母にも食べていいとキットカットを進めてきたそうです。それで、友人の母が大きなピースのものを取ろうとしたら、100歳の女性が指ではじいてきて、あなたには小さいピースを取りなさいと言ったというのです。
100歳なのに、なんて強欲なんだ、と友人は呆れた顔をして言うんですが、何度聞いても笑えます。

こういう話に笑えるのが、歳かなって思います。



佐伯チズさんが亡くなったと知り、ショックを受けています。

10年くらい前に、フロラシオン青山のラウンジで、日経ウーマンのお悩み相談企画でお会いしたことがあります。
私が、会社になじめない、会社の人に挨拶をしてもあからさまに無視されると相談したとき、挨拶を無視されても、また挨拶をすればいいと教えてくれました。
佐伯先生は、挨拶をしても、むつーっとして何も言わない警備員の人に、いつも挨拶をし続けたことがあるそうです。
「いつも警備をしてくれてありがとう」と心を込めて挨拶をし続けたところ、ある日、その警備員の方が向こうから先生に挨拶してきたそうです。その後ちょっとした天気の話などもするようになり、笑顔も見せるようになったそうです。

先生は、自分から心を込めてコミュニケーションをすれば、絶対に相手に伝わる、挨拶は基本だから止めると自分の心も閉じてしまうとおっしゃっていました。

私は会社の怖い人に、その後も挨拶をすることはなかったんですが、その人の態度を疲れているからかも、など少しいい方に捉えようと心がけました。

先生は、何かの理由で閉じていた警備員の方の心を開いたんじゃないかと思います。自分でも、むつーっとしている毎日よりも、笑顔も見える毎日のほうが楽しいんじゃないかと思います。

すぐに諦めず、辛抱づよく相手の態度が悪くても、コミュニケーションを取る、今の世の中なかなかできないことだと思います。正直者は馬鹿を見るので、自分の身を守るという意味でも、いろんなコミュニケーションをあきらめてしまっていると思います。
でも、辛抱を忘れずに、挨拶をすることは自分のためにもなるということを覚えておきたいです。

先生は、ペリエを召し上がれていて、笑顔が太陽のように明るかったことが思い出されます。
小さなことを気にしなければ楽なのに、いつも小さなことを気にしてイライラしたり、心配したり、憂鬱になったりします。
おおらかになれたらなと思います。