昔から苦手だった、職場での友達感覚や身内のノリ。仲のいい社員同士でニックネームで読んだり、男性の苗字に子をつけて、例えば吉田さんを、よしこと呼んだりするノリは苦手でした。

それが原因で職場から浮いていたことが多かったと思います。


時代の流れによる変化か、平成生まれ世代の感覚か、社風の変化か、最近では身内のノリがなくなってきて、ついていけなくても大丈夫になってきました。


身内のノリが苦手な人は、アットホームな職場と書かれているところは避けたほうがよさそうですね。


最近、ずっと昔に登録していて忘れていたペンパルのサイトから連絡が来た人がいたので気が乗らないながら返信をしたら、あなたは自動返信のbotマシーンではないか、やり取りする前に安全を確認したいので、自分の写真と身分証を送り、そして自分は怪しい人でないことを証明するようにと言って来ました。


リバプール在住の62歳の男性独身なのですが、デートサイトなどで、騙された経験があるのか、疑心暗鬼になっているのかも知れません。


ペンパルができたらいいかという軽い気持ちなので、自分の身分を証明したり、そんな息が詰まるようなことは望んでいないので、とやんわり返信したら(本当は、なぜ余計にストレスを感じることをわざわざ進んでやらなくてはいけないの?、と言いたかった) おまえはフェイクだろう、訴えてやるというメール、罵りのメールを10個ぐらい送って来たので、ブロックしてこれ以上メールが来ないようにしました。


すごく怒って、ひねくれたような人で、知らない人は怖いと改めて思いました。汗



イアン・マケランとジョン・ビショップが出ているマザーグースを見に行って来ました。

イアン・マケランは83歳にもなるのに、昼夜舞台をこなして、4月まで英国各地での公演を続けていくようで、すごいです。



素敵なポートレートや、コスプレが見れました。


今、日本では高齢者をターゲットにした強盗殺人が発生しているようで、80歳以上の人をターゲットにする闇バイトが山のようにあるというニュースを見ました。


ついに家まで押しかけてきて、殺しまでやるようになった、ということに恐怖を感じました。年を取ると判断力が弱くなってくるし、力は弱いし、怖い人がたくさん押しかけて来たら、どうしようもないと思います。


こういう犯罪を犯す人は、良心のない、北九州監禁殺人事件の犯人と同じ精神構造を持った人たちなので、殺すことに何の違和感も抱いていないと思います。


80歳以上の人の名簿が高額で取引されているとか、廃品回収を装って車に高齢者マークがついているかを視察に来るとか、獲物としてターゲットにされている感が半端ないです。


イアンマケランのような人は特別ですが、マザーグースの会場は超満員で、彼が出てくるのを今か、今かと大勢の人が待ち侘びていて、イギリスのほうが、まだ年を取っていても、みんな結局年を取るし、という感じで敬われている気がしました。

1981年のマーゲイトというイギリス東南部ケントにある海外の町を舞台にした、サムメンデスの映画「エンパイア オブ ライト」を観ました。この町自体あまり変わっていないので、40年前といっても、今との差は感じませんでした。サムメンデスは、アメリカンビューティーの監督で、このエンパイアオブライトは、お母さんから聞いた話からヒントを得たとか。


ドリームランドという古い遊園地も、まだ健在で夏の間は開園しています。


海岸前の大通りを封鎖して、クラッシックカーやベスパを走らせていたけど、映画でそのシーンが出ていたのは人種差別集団スキンヘッドが行進しているシーンの一瞬でした。


撮影中の夜は、警備員が暗くて寒い中孤独に、電気もない小さな電話ボックスみたいな待機場所でひとり映画のセットを守っていて、この映画を作るのには、すごい努力がかっているようです。




主人公に魅力がない、恋愛の設定が気持ち悪い、など新聞系メディアの評論家からは酷評が多いようですが、現実的で、ちょっとしたことで情緒不安定になったり、総合失調症になったりするという、人間的な感情の動きが出ていて、そういうところを隠さず出している主人公が魅力的でした。


一般の人のレビューが増えてきたら、評判が変わってくるもかも。


この主人公は、今80歳以上、若いスティーブンという可能性に満ちていた男性も今は60歳以上になっていると思います。今は、どんな風になっているのかなと思います。