この時代に27.5インチホイール用のそれもクロモリフレームという非常にニッチなところを狙ったフレームSINGERが大幅に進化しました。

その進化についてお話ししたいと思います。

SINGER第一世代モデルは私も乗っておりましたが、非常にコントロールしやすく安定しており、それでいてホイール径が小さいおかげで機敏なバイクで非常に気に入っておりました。
しかしながらすごく重いという欠点があり、それもフレームの後部が集中的に重いというバランスが良くない欠点があり私は当初シングルスピードで乗っていました。
そうするとリアカセットとリアディレーラーがいらないので要らないので7、800gくらい軽くできます。
しかしV2フレームはリアの可変エンドを辞めてリアを集中的に軽量化しました。そのほかにもパイプ全体を見直し軽量化してあります。レイノルズ並みの薄いチューブを使用しているんです。

その重量差は実に500g近く全くの別物と言って良いと思います。

 

そして個人的にこのフレームで私が気に入らなかった部分としてBBが高いという部分も解消されました。
運動性能を上げるためということでしたがBBが高かった、現在の一般的なフレームから考えてかなり高かったんです。
それも今回BBが下がりました。
よかったです。
何よりもV1が発売されてみんなが乗り始めてから常にフレームがどうなのかYURISと我々販売店というか実際のオーナーと話し合って今回のモデルが出来上がっています。軽量化もBBも私はかなり初期段階からお願いしていました。
今だから言いますが、レイノルズ853でこのフレーム作ったスペシャルバージョンも頼んでいました。
それと29インチホイールバージョンですね。これも頼んでいました。
この二つはかないませんでしたが、最低限のお願いである軽量化とBBを低くすることは実現されたので今度のフレーム買い換える価値ありますよ。
もちろん新たに買いたい人にもおすすめです。
27.5インチホイールはコースによっては非常にマッチしますから、DHトレイルではなくフロートレイルのような場所では強いんですよね。
 

 

 

今やっている里山整備は人力のみでの作業のため、一気に作るのではなくできたところから走れるような手順で制作しています。
出来上がるまで走れない作りだと途中で心が折れてしまうので、作っては走るを繰り返しながらできていくトレイルです。

 

 

現在ジャンプトレイルは4個目のジャンプを製作中ですがその制作中の4個目も飛べます。
キャニオンにしていないので徐々に大きくなっていくジャンプを飛び続けられるようにしています。
走りながら全体の流れも修正しているので、どんどんリズムが良くなっても来ています。
徐々に大きくなるジャンプに合わせて練習し続ければ自分も一緒に上手くなっていけるので非常に良いと思います。

 

 

夏が終わりこれからどんどん葉が落ちてきて山の中は広くなってくるので、どんどんコースを広げていきます。
特に冬の間は一度も下まで降りれていない北側斜面の探索が待っています。
来年は北側斜面にトレイルを通すのがメインになってくると思います。

 


インダストリーナインHYDRAハブは今は2になりましたが、このHYDRAが過去のものになったわけではありません。

690ノッチと言う非常に細かいノッチのおかげで爪の凹凸が小さく、空転時の引き摺り抵抗が非常に小さいのです。

だからパンプトラックで皆使ってるわけですよ。

さらに荷重がかかった時の回転性能の低下が非常に少ないことも特筆すべきことです。

大抵のハブはハブの軸に高い負荷がかかるとシャフトが曲がって回転抵抗が増えて性能が低下しますが、このハブは全然性能低下がありません。

スモールパーツは細かいのからハブボディまでなんでも買えるのでどこまで壊れても直せます。

まさに一生物の素晴らしい商品です。

当店で販売しているアップグレードダンパーキット

チャージャー2.1ですが、このダンパーユニットは密閉式のダンパーであり、モーションコントロールの開放式とは違いダンパーの中には気体が入っていません。

そのためにかなり幅広い条件で一定の減衰力を発生することができます。

まずこれが大きいです。

さらにモーションコントロールではコンプレッションダンパーはちゃんと減衰力でコントロールしておらず、樹脂部品の変形などで減衰力っぽい動きを再現しているだけなので、FOX連合と比べると全然ダメです。

リバウンドも簡易的なピストンなので、速いストロークなどでは盛大にキャビテーション発生して減衰力が抜けています。

モーションコントロールにも良いところはあり、ストロークスピードが遅い領域ではかなり豊かな吸収量と良好な乗り心地を感じさせてくれるので、初心者には非常に向いたシステムだと思いますが、高い速度いきで走れるようになってしまえばゴツゴツとした感触を伝えてくるようになるので、そうなったらダンパー交換しましょう。

運の良いことにYARI用とREVALATION用どちらも在庫あります。

そして定価の半額くらいで買うことができますので、今は非常にチャンスです。

KONA HONZO DLはHONZO ESDの過激なところを修正してアルミで作ったバイクです。

63.5度だったヘッドアングルを65.5度にしてリーチを若干短くしてあります。

この加減が丁度良いと思うんです。

HONZO ESDはやはり前輪が遠くて、シングルトラックなどでは曲がるのが難しい時があります。

しかし2度立てられ10mmサスペンションストロークが短いので前輪が近いのです。

このおかげで細かいところでは格段に曲がりやすくなります。

アルミフレームなので軽くできていますし、ヘッド周りの剛性が高いので速度が出た時に安心感があります。

フォークはREVELATIONなので、性能的には十分であり、フォークを変えずにPIKEにアップデートできます。

コンポーネントは写真と違いSRAM NX EAGLEですが、リアハブがマイクロスプラインになっていないのでホイールの自由度が高く面倒がなくて良いでしょう。

そしてこのバイクは10%オフで売ることができるのです。

販売価格は税抜26万円、相当お買い得ですよ。

万能バイクとして完成度が高いです。

シマノは最近ハブの単体販売をどんどんやめていて、特にクイックタイプのものは廉価なものしか作っていません。

特にMTB用のクイックタイプのフレームに対応するものはDEOREグレード以下にしかありません。

もう高性能なグレードのシマノハブで旧いバイクに組み合わせるホイールは組めないのです。

あんなにみんな使ったXTにはもう設定がないんですよ。


当然SAINTのハブももう存在してません。

これは買って忘れてたものを発見したのでお安く販売したいと思います。

最後の定価が31000円くらいだったので20000円にしたいと思います。


135mm×10mm

32H

です。

非常に頑丈に作られています。

 

今日このSALSA VAYAの修理をしていて、やっぱりこれだけシンプルなバイクは地球最後の日まで乗れるのではないかということでした。
シフトなんかバーエンドですから。フロントはインデックスすらついていないフリクションですよ。
何しても動く、変速できるという執念のバイクです。
ブレーキのワイヤーディスクなんでホース切れてブレーキフルード抜けたりしません。最悪ワイヤーを手で引っ張ってもブレーキかけられます。
それにクロモリフレームが安心できます。
カーボンフレームはなんと言っても見た目大丈夫でも組織が壊れていて突然破談したりするので非常に怖い、その点金属は見た目でダメになったのわかりますし、このフレームがそうですが凹んだって使い続けられます。
やっぱり私もこのバイク保存しとけばよかったですねー。2台も乗ったのにどちらも売ってしまいました。
このバイクだけは勿体無かったと思います。
26インチホイールというのも、ここへ来ると街乗りとして最強なんですよね。
このバイクのコンセプト一周回って今一番私に響いています。

 

シマノの新世代のコンポーネントであるXTRとXTは完全無線化されたDi2ばかりが注目されておりますが、実はクランクもしっかり進化しております。

今回のXTRでは近年のより激しさを増すレースコースに合わせて非常に高い強度を持たされているため、一番軽いXTRであろうともがなり頑丈に作られています。

こちらのクランクもYETI FOXチームのリッチー・ルード選手の要望によりスピンドルの肉厚が厚くされジャンプの着地でスピンドルが絞られても捻れない強靭さを持っています。
さらに今回から160mmという最近のトレンドに沿った短いクランクも用意されました。
それはXTでも同様です。

 

 

チェーンリングは取り付けに互換性があるのでXTRクランクにXTチェーンリングを取り付けることもできます。

 

 

クランク形状はグレードによる差異はないようでみた感じは全く同じです。
ただ重さだけが全く違うのです。
160mmという長さが設定されたことにより、アクション系ライドにバッチリハマるようになったのが嬉しいです。
シマノのクランクは価格の割には非常に性能が高いので、短いクランクがでてくれたことで他のブランドのクランクを買う必要がなくなりました。

 


皆さんのお力添えのおかげで里山再生活動も120日を迎えました。

鬱蒼とした姿はすっかり変わり、今では裸の地面が見える状況になっています。


まだまだ暑いのですが葉がかなり落ちてきていて奥が見えるようになってきました。

先週の大雨の影響で土が柔らかくて走るのには重かったですが土方には適していたのでまたかなり進みました。


今シーズン中にジャンプは往路を作りきりたいですね。

今後とも確実に前進していきますのでよろしくお願いします。


これはうちの自転車ですが、シートが破れて水が染みてしまうので新しいシートにしました。

スプリングは要らないのでクロスバイク用コンフォートシートにしました。

なんだかんだ言ってもスタンド、泥除け、カゴがついた自転車最強です。


何度となくオーバーホールしているので見た目に反してかなり走れます。

普段は注油以外の手間をかけてないのですが、それだけで特に問題なく走れてしまうのがママチャリの一番良いところです。

普段使いにこれ以上の自転車ありませんよ。