わたしたちの島で | ほんのにちようび

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心に残った本のあらすじと感想をつづります。

(時に映画、マンガ、音楽などについても)

on our island

わたしたちの島で

リンドグレーン 作

岩波書店 ★★★☆


[あらすじ]

メルケルは、4人の子どもをつれてウミガラス島で夏を過ごすことに決めた。とはいっても、島の名前が気に入って家を借りただけなので、借りる家は見たこともない。長女で兄弟の母親代わりをしているマーリン、わんぱくなユーハンと二クラス。そして動物が大好きな末っ子のペッレ。別荘にたどりついて、素敵なお隣さんがあたたかい肉シチューを持ってきてくれたときから、彼らの素晴らしい夏がはじまった。


「長くつしたのピッピ」「やかまし村のこどもたち」に続いて読んだ、3冊目のリンドグレーン作品。どの本を読んでも思うのが、「私もこんな遊びをしたかった!」ということ。夏を離れ島の別荘で過ごし、小船で魚をつかまえにいったり、浜に打ち上げられたアザラシをペットにしたり、読んでいるだけで楽しい気分になってくる。最後にこの別荘をめぐる事件が起きるのだけど、その解決法がなんとも素晴らしい。この作者は、子どもを幸せな気分にする天才だなあ。


私はいなか育ちだったから、近所の子と徒党を組んで森に探検に行ったり、ひみつ基地を作ったりしてよく遊んでいたけれど、今の子どもたちってそういうふうに遊んだりするのかしら。


BGM:団地のピアノ~ブルグミュラー~/原田郁子