長くつ下のピッピ | ほんのにちようび

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心に残った本のあらすじと感想をつづります。

(時に映画、マンガ、音楽などについても)

アストリッド・リンドグレーン, 大塚 勇三
長くつ下のピッピ
★★★★

[あらすじ]

幼いときに父母を亡くしたピッピは、「ごたごた荘」と名づけられた家に、ニルソン氏(サル)、馬と自由気ままに暮らしている。船乗りだった父親と世界各地をまわっていたピッピは、ふつうの子どもが知らないようなことをたくさん知っているし、何よりとっても力持ち。隣の家に住むトミーとアンニカは、ピッピとすっかり仲良くなって・・・


これこそ、子どものころに読みたかった本!


ピッピの天衣無縫なキャラクターは、読んでいてとにかくわくわくする。力が強くて、警察や泥棒なんかも自分のペースに巻き込んで追い返してしまうピッピ。サーカスを見に行けば、サーカス団よりもすごい芸を披露するピッピ。トミーとアンニカに誘われて試しに学校に行っても、あまりのマイペースっぷりに先生の目を白黒させてしまうピッピ。こういう、見ているだけでも楽しくなるような元気な子どもっていたよなあ。最近はどうなんだろう。


小学校にあがる前、近所の子どもたちと森に探検に行ったり、つくしをつんだりして、日が暮れるまで遊んでいたことが一気によみがえってきた。


余談だけど、学校の先生がピッピに掛け算の九九を教えようとして、「竹さんの靴ですって?そんなもの私には必要ないわ!」というようなことを言い返されていたが、この「掛け算の九九」「竹さんの靴」って、原文ではどんな風になっていたのだろう?こういう掛けことばみたいなものをうまく訳せる訳者さんってすてき。


さて、おすすめの本を教えてくれた方、どうもありがとう。予約本リストに新しく「フリスビーおばさんとニムの家ねずみ」「トムは真夜中の庭で」「三銃士」「わたしたちの庭で」「5月35日」「ふしぎをのせたアリエル号」「冷たい心臓」などを追加しました。ちょっとずつ読んでいきます。


BGM:メランコリニスタ/YUKI