- 麻野 一哉, 飯田 和敏, 米光 一成
- 日本文学ふいんき語り
- ★★★☆
「あの有名な文学作品を、もしゲームにしたらどうなる?」
そんなテーマで、現代の有名ゲーム作家3人がいろいろな名作・ベストセラー本を肴に語り合っているのが本書。ゲーム化しよう、という名目のもとに小説の骨格を解き明かしていく(?)。
もう、この本はコンセプト勝ち。面白くないわけがない。
ウェブでテキストの一部が無料公開されているのを(いまさら気づいて)読んで、翌朝即本屋へ。
こういう、まったく違う方向から本を楽しむっていうコンセプト大好き。
さぞや有能な編集者がついているのでしょう。
ゲーム作家のお三方は、読書経験が豊富だけど、(なんかこの人たち、異様に本読み過ぎててマニアック・・・)というほどではない、程良い「本好き」さんたち。一見、その辺で巷の「本好き」さんたちがしている雑談のように見せかけながら、しかし、鋭い視点で本の要所要所をえぐりとり、それをうまくゲームに落とし込むさまはやはりただものではない。
普段、友達と結構本の話で盛り上がる、というような人におすすめの本。
内容の一部が無料で読めるサイト→http://media.excite.co.jp/book/game/008/
追記:この本の第1弾『ベストセラー本ゲーム化会議』を読了。しかし、3人の会話が雑談寄りなのと、テーマになっている本のセレクトが悪かったので、いまいち乗り切れず。決してつまらなくはなかったんだけど、『日本文学・・・』に比べると落ちるなあ。
BGM:Jerk It Out/Caesars