2006年は、「去年読んだ面白かった本10冊」ではじめようと思っていたのだけど、今日はそれ以上に書きたいことがあるので、また次回に。
幸運なことに、1月8日(日)に武道館で行われたくるりのライブに行くことができた!
「くるりはとにかくライブが最高!」という評判は色々と聞いていたものの、実際に彼らを生で見るのはこの日がはじめて(ついでに、武道館に行くのもこの日がはじめて)。
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大学生のとき、書店アルバイトの仲間でくるりが大好きな子がいて、その子のおかげで私はくるりを知ったと思う(たしか)。くしくもそのちょっと後に『world’s end supernova』が発売され、彼らはちょっとだけ有名になった。当時は『world’s end…』以外はあんまりぴんと来なくて、そのまま忘れ去っていたけど。
その年の冬、街がイルミネーションで飾られているなかを歩いていたときに、突然どこかから『world’s end…』が流れてきた。久々に聞いたその曲は、なんとも冬の寒さにぴったりで、流れる電子音も周りのぴかぴかのイルミネーションにぴったりで、その場でしばらく聞き入ってしまった。その日、家に帰ってから、さっそくCDを聞きあさったのが、私のくるり歴のはじまり。
でも不思議なことに、私がくるりの曲を好きになるまでには、いつもある程度の熟成期間が必要らしい。新しいCDが出るたび、「今回はあんまりピンと来ないなあ」と思うのだけど、しばらくして聞き返すといつの間にか大好きになっている、そんな不思議なバンド。
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と、前置きが長くなってしまったけど、『お祭りわっしょい』で幕を開けたライブ。
しばらく続いた演奏が一瞬静まったなか、岸田さんがすっと息を吸う音が響いてはじまった『Baby I Love You』、ステージから幻想的な緑のビームが出て、会場全体が陶酔したようにゆらゆらと踊り続けた『ARMY』、さらには「このところの寒波に備えて厚着してきたんですが、ここは暑い!」というMCに続いてはじまった『ハイウェイ』『ばらの花』などのヒットパレード!! 今まで特に印象になかった『水中モーター』も、ライブではめちゃめちゃかっこよかった。
岸田さんは思ったより小さかったけど、声の力強さと演奏の迫力は予想をはるかに超えていた。
あっという間にアンコール。
「どうも。あのね、羽田空港ってあるでしょう? その羽田に行く時に、京浜急行に乗るんだけど。僕らね、その京急のテーマ曲に『赤い電車』っていう曲を書いてて。でも、京浜急行って乗り入れも多くて。羽田行くのは乗り入れのほうが多いぐらいでね、その乗り入れの電車は銀色だったりするんですけど…
全部赤く塗らんかい!!」
と言ってそのまま『赤い電車』へ。浮遊感あふれるライブバージョン。
「かっこいいー!!」と叫ぶ男性の声に、
「え、マッコリ? マッコリ飲みたいねえ」ととぼける岸田さん。
「僕ら京都出身で、せやからいまだに京都が首都だと思ってるんですけど(笑)。東京に出てきて、5,6年になるかな。学芸大とか、下北とか、高円寺とか、たぶん人気だと思うんやけど、僕らの東京は大久保です」
というMCのあとに、『東京』。この流れが絶妙。
そして、最後に『街』。
「さようなら 言わなきゃそろそろ」という歌詞が、ライブの終焉を感じさせた。くるりはライブで聞くのが一番、っていう評判は本当だった。また行きたいなあ。
セットリスト
01. お祭りわっしょい
02. Ring!Ring!Ring!
03. Long Tall Sally
04. Superstar
05. Bus To Finsbury
06. Morning Paper
07. Baby I Love You
08. ARMY
09. Tonight Is The Night
10. Birthday
11. ハイウェイ
12. ばらの花
13. 虹
14. 青い空
15. 水中モーター
16. ワンダーフォーゲル
17. (It’s Only)R’n R Workshop!
(ENCORE)
18. 赤い電車
19. 尼崎の魚
20. 東京
21. 街