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伊王野小学校隣の登り口から林道終点を通って、いよいよ城内へ💨


というところだったんだが、歩き出した頃にはパラパラだった雨が次第に強くなって、ついには周りがけぶるほどの本降りになってしまった🥶

仕方なく一旦下山して車を林道終点まで運び、さらには傘も差して仕切り直しっ💪☔


ガッチリ守られた最初の曲輪


そして、最初の曲輪へ。

斜めに登って左へカーブしつつ入ってゆく。


上の曲輪はけっこう広く、隅に あずまやが立っている。

広さはソフトボール場より少し狭いぐらいか。


山に接した北側以外の縁に土塁が残る。

東側


南側は、より直線的。


山裾の西側からも別の道が登ってきている。

ここも土塁が切れた虎口状😮


下の切岸に登り口周囲の堡塁のような構造、そして周囲を守る土塁…
最初に寄せ手とぶつかるだろう場所だけあって、守りガチガチに固めている。流石❗️✨

主郭南の大堀切へ


ここからの登道は、山側から西の方に張り出した尾根の懐から登ってゆく。

左側には、これにまた威圧的な土壁が😨


ここを登りつつ植林地に入り、斜面を斜めに登った先にも曲輪があるな😮


上の曲輪は、これまたかなり広い。

テニスコートが2面並ぶぐらいか。


ここからも道が続いていて、ヤブっぽい土壁の右隅から登っている。

この土壁もけっこうな迫力だし、よく見ると道の上の方にも城塁が重なり合っているのが見える😨


ここから上の段への登りは、わずかに竪堀状になっている。


ここは全体に外傾していて、建物などを置くのは辛そうな空間。

目の前で道が左右に分岐していて、正面奥の方には鳥居が見える…


鳥居の前へ。

扁額には「妙義神社」とある。


その妙義神社。

もともと曲輪か斜面だったようなところを掘り込んだような場所にあった。

ちっこい祠だったか…

この妙義神社への道からは、右に向かって3本の道が分かれている。

このうち主郭方面へは最も下の道入ってゆくがその前に目の前の小ピークへ登ってみることにした。

2本めの道が分かれてゆくあたりから見上げる小ピークも、櫓台みたいな感じか…


この道を登ってゆく途中の、右側…


すんげえ堀切っ🤯


足元が急に抉られて、幅10メートルはあろうかという巨大な堀切が口を開けていた。

ここからムリして斜面を降りなくても底に入れるので、まずは小ピークのてっぺんへ。

そこは六畳一間ぐらいの小さな空間で、祠が立っていた。

ここはこれだけなので、急坂を滑らぬように降りて、下の分岐から堀切へ入ってゆく。

堀切の前で三叉路みたくなって、主郭方面は右、堀切へは左へ。


そして、すぐ隣が見上げるような巨大V字🤯


堀切の端が三叉路になっているのだが、その向こう側にもちゃんと竪堀を落としていた。

かなり大きな断面だが、🌿🌿が被って写真だと見づらい…


反対側にも竪堀落ちていた。

なお、その向こう側の山は皆伐中…


反対側からも、見上げるような巨大堀切だった😮


主郭へ


堀切からは、ものすごい高さでそそり立つ主郭の切岸の裾を、斜めに登ってゆく。

登っている間じゅう主郭からの矢弾を浴び続けるところ😨


そして、主郭の南側に広がる帯曲輪に通される。


ここから主郭へは左後方へ折り返して登ってゆく。

切岸を横断しながら登るような感じ😨


最後は短い竪堀状。


そして登りついたところは、主郭の隅の一段低くなっている空間だった。

ここだけでもテニスコート半分ぐらいの広さがある。周りからの段差は2メートル弱のようす。


今登ってきた竪堀状を見下ろす。


そして、段の向こうの主郭中心部へ、道を進んでゆく。

主郭も広くて、ソフトボールは十分に出来そうなぐらいある。


東側の急斜面のかなり下に、これまた幅のある帯曲輪が見える😮


奥の方、最北端にはそれなりの高さの土塁が走る。


ちゃんと盛られている。

そして外側が鋭い…


で、その外側…


こりゃ…

狂ってるわ…🤯


那須 伊王野城 終章に続く)

 

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(2025年6月2日 記)