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江戸城の堀、土塁、石垣、城門などは国の特別史跡です。損壊させると文化財保護法違反となるので注意が必要です。


天守台から降りたら、もう東御苑の閉まる40分前になってた💦

ここからは、駆け足で本丸内を歩き回った💨


富士見多聞行ってみよ〜💨


建物跡はただの広場や植え込みとかになっているので飛ばして、まずは富士見多聞へ。

途中にある石室。調度品などを収納していた富士見御宝蔵の跡とされているとか。


富士見多聞は石室からさらに南、西側の蓮池濠に面した土塁の上に建っているが、登り道がある。


蓮池濠のほうは柵されていて踏み込めないし、富士見多聞も森の中で全体が見渡せるところが無かったので、とりあえず入口のところだけ。

一般公開は終わり、という看板が立っていた。


そう言えば、瓦のこんなところを見てる方が居られた😊

これ現存だったら面白いんだろう…


富士見多聞は、シロウト時代に行った乾通りの一般公開で反対側から遠望したことがあったが、高石垣の上に白く輝いている櫓という印象だった。
こちら側からだと森の中に密やかに構えている雰囲気で、何と違った姿に見えることか…

大手門まで門…また門


さて、東御苑の閉門時間まで20分を切った…
さっさと退散しなきゃ💦
大手道の入ってくる中雀門から退出する。

汐見坂などと同じように、枡形のような四角い空間が下に向かって開いたような門だな…

さらに下ってゆくと、すぐに大手中之門。
ここも両側の石垣の上に櫓門が載っかってたのか…?

その左側に、大番所があった。
1968年に復元されたもので、中に入ることは出来ない。
位の高い武士が詰めていたという。

中之門を出ると、少し広い空間が広がっている。
向こう側に百人番所の建物がある。
さらに先には、大手三之門。御三家以外の大名はここで下馬しなければならなかったとか。
ここも残っているのは石垣だけ。

左隣に、同心番所。
同心が詰めて登城者の監視に当たっていた。
三之門で下馬した大名たちもここで検問を受けたとか。

さて、この同心番所から大手門までは工事中の場所が多く、見どころはあまり無かった。
そして、大手門は内側に櫓門。

門をくぐると枡形、そして高麗門から退出。
田安門や平川門など、今日くぐってきた建物のある門と同じつくりだ…

ここは堀からの比高が小さく、水面のすぐ上に門が構えているような感じ😮
見た目の印象は水城っぽい…

北東には、呪…


さて、この日はここから巽櫓の前を通って皇居外苑に抜けたんだが、後日平川門から大手濠を見ながら辿ってきたので、その時のやつも…
平川橋から少し東へ進むと、もう堀の北東端になる。
地下鉄竹橋駅の出入口や東京消防庁前交差点の前の堀。

ここにも石樋が設えられてるな…😮

ここは風水などでいうところの鬼門にあたり、魔除けのために角に缺を入れているところ。奈良盆地の稗田環濠集落で立派なやつを見たっけ…
写真中央に向かって右側から堀に突き出している低いところが、それにあたる。

そしてここにも強烈なマジナイがかけられていることを、第一人者から教えて頂いた。

曰く…

南無阿弥…🤯

富士山形の石に念仏が刻まれている🤯
しかも🗻ちゃんと上を向いている。
地味に細かいところまで手が込んでいる…

ここから南に進むと大手門がある。
対岸の堀は一直線に南へ💨

巽櫓から皇居外苑へ…


さて大手門から南に進むと、すぐに巽櫓(たつみやぐら)が対岸に見えてくる。江戸時代から現存する3つの櫓の一つ。
堀が西に直角に折れる角に鎮座する、いかにも隅櫓の風格十分✨

巽櫓のところで西に折れる堀。
大手門の土橋から南は桔梗濠と名前が変わっている。

西の隅っこに構える桔梗門。
ここは警護されていて往来できないが、大手門などと同じような桝形門らしい。

さて、この巽櫓から桔梗門の間の石垣、ボ〜ッと見ているだけでもインスタ映えするところなんだが、ここの石垣が、また…


江戸城 本丸まわり その3に続く)


やっぱり石樋といえば…

 

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(2025年2月15日 記)