5号堀と6号堀に挟まれた曲輪Ⅶを南端まで行ったが城の南側には回り込めなかったので、大手の枡形まで戻って、ここからさらに中へ進入💨
本来の土橋の上に土を盛って保護していて往時そのままの姿ではないのだろうが、それでも木洩れ日に照らし出されて、ハッとするような美しさ✨
そして断面が木洩れ日でダイナミック曲線を描く5号堀✨
美しい城だ🤗
整備された、木戸を模したらしい門から入ってゆく。
入ると、右前方に4号堀、その左側にだだっ広い曲輪が広がっていた。
ここには竪穴建物や古代の建物などが復元されているらしいが、ここからはかなり奥。
すぐ右手で4号堀を渡っている土橋と土塁の切れ目は後補のようだが、そこから西へ伸びる4号堀は往時のもの。
大手門の周りと比べると、ずいぶんワイルドな雰囲気だが、薬研のV字はクッキリ✨
5号堀の内側には、丸くなったとはいえしっかりと曲輪を守る土塁✨
曲輪内にめぐらされた遊歩道を少し南へ進み、右への枝道に入ってゆくと、屋根だけが復元された竪穴建物。
これは城郭時代の倉庫もしくは兵舎と考えられているとか。
さらに西へ歩いてゆくと、神々しいばかりの茅葺き屋根の建物✨
これは古代の竪穴建物で、狼煙の番人の詰所だったらしいとか。
この2つの建物のある中間あたりから南へくだってゆくと5号堀を渡る土橋に行き着くというので、入ってみる。
しばらくすると、この曲輪を東西に分ける溝跡の説明板が立っていた。
どこだ溝跡は?
と周囲を探したが、それらしい跡が見つからない💦💦
東に20メートルばかり行ったところの、このL字っぽい凹みがその断片かな?🤔
ここからさらに南へ。
この曲輪、とにかく広い😮
南西の方は樹木が伐採されて自由広場のようになっていた。
緑が眩しい😂
近くにヤブラン咲いてる💕
そして、さっきから曲輪の南端に壁のようにそそり立つ土塁の存在感がハンパない😮
そのキワまで寄ってみる。
南側の土橋は封鎖されていた…
中には土塁の切れ目が見えたが、土橋はその下のようで、封鎖の門扉の隙間から覗き込んだが見えなかった。
虎口の傍らには注意看板も立っているので、かつては通れたらしい。
封鎖を大っぴらに突破するわけにはいかないが
差し障りのなさそうなところから外を覗いてみると…
この堀かっけぇ🤗
曲輪を守る空堀は、土塁の外を東西に一直線、10メートル近い幅に5メートルちかい深さをもって伸びていた。
さらに外側には6号堀も並走していたようで、守りは厳重✨
さて、次は4号堀を渡る〜
後補のところよりは往時の遺構のところからと思って、4号堀の真ん中あたりまで行く。
ここに、中に入る土橋がかかっている。
左側に、一直線に伸びる堀✨
この堀、土橋の右側で横矢掛かりになっている。
緑がやたら濃いぃが…😂
中に入る前に、4号堀の西端を見に行くか。
向こうの方に宇都宮の街が見えてたな…
4号堀の西端は土橋で仕切られ、外側は鬼怒川に面した段丘の急斜面…
向こう宇都宮の街が見える…
遠くには、来る時に乗ってきたLRTの鬼怒川橋が見えていて、電車も走ってた😮
拡大して見てビックリ。 →大きな写真
4号堀のこちら側には、ウネのような掘り残しがある。
ここは畝堀だったらしい😮
さて、ここからも内側の曲輪Ⅳに入れるが、せっかくなので大手にあたる中央の土橋から入ることにするか。
(宇都宮 飛山城 終章につづく)
(2024年8月22日 記)