人づてに整備されたとは聞いていたが…
3年前は🌿🌿が酷いあまり撤退も考えた「おてんじょう」に草刈りの手が入って、見違えるように周囲が見渡せるようになり、さらに奥へ続く道がひと目で分かるようになった🙌
感激を噛みしめつつ、さらに先へ。
そして、3年前は樹木が伐採されて空が大きく広がっていた、送電鉄塔脇の空間に出る。
まずは、コレ逃さんよ〜😅
3年前にも同じことしてた😂
そしてココ、曲輪というよりは単なる斜面という場所らしく、草などが播種されたらしい。
今は雑木のヤブになっている。
この周辺にかぎれば、3年前にツルッツルにされたのは送電線のための伐採だったらしいな…
さて、送電鉄塔を横目に見ながらさらに登ると、いよいよ正面に主郭の盛り上がりが見えてくる🙌
3年前には、この登道は不明瞭というか存在に気づかなかったが、拓かれた道と道標のお陰でずいぶん分かりやすくなった😊
主郭の一段下に広がる段郭は、伐採した丸太が転がって絶賛整備中といった雰囲気…
そして、主郭。
広さは野球の内野ぐらいか。
北側に少しだけ土塁があるぐらいで、他はそのまま切岸になって落ちている。
曲輪のエッジは流石に丸くなっているが、下はけっこう鋭い。
そして、主郭にも縄張図と熊よけ鐘。
もちろん、ココでもガン鳴らし😅
ここからは西と北から道が登っている。
まだ西、北に遺構が残っているが日が傾いてきたので先を急ぐ💨
尾根は、ハッキリ城塁と分かる鋭さで、北に伸びている。
そして、降りきったところに切れ目があって、動線が通り抜けていた。
案内看板にも「虎口」とある。
ここを外に出ると、東の支城となっていた青木城方面に道が続いている。
振り返って見る…
3年前は今まさに樹木を伐採していたところだったが、今も丸太が転がっていたりと痕跡が生々しい…
裾には、短い横堀が刻まれている。
虎口を出た先には、かなりの広さがある曲輪が広がっている。
3年前に来たときは重機の往来した跡がくっきり残って工事現場のようだったが、今は自然に還りつつあるか…
ここから「←→」の道標にしたがって細い階段道へ入ると、主郭の裾を東へ進むようになる。
途中に、竪堀が1本落ちていた。
だいぶ🌿🌿に覆われているが、さっきまでいた虎口外の曲輪から伸びる林道に向かってハッキリ刻まれている✨
そして、主郭の東の裾を守る堀切。
道はさらに東に続いている。
ホントに青木城まで行けそうだが、時間がないので次の堀切までにしよう…
そして、次の堀切…
掘り込まれて尾根を切っているのは分かるが、あまり冴えない見た目…
ところが、左の🌿🌿の中に入り込んでみると…
立派やん😮
だいぶ浅くはなっているようだが、主郭下の堀切と遜色ないとも思えるぐらい、立派な堀切だった✨
これは来てみて良かった😏
青木城との間にはさらに数本の堀切が刻まれているようだが、これ以上奥まで行くと日が暮れちゃう〜💦💦
急いで引き返す。
最後に残った北城へ〜っ💨
(信濃大町 木舟城北城リベンジ編に続く)
(2024年6月10日 記)