内匠城は上信越道富岡ICのすぐ近くにある土の城で、今は主郭に匠内神社がある。
上信越道に遺構の一部が削られたが、多くは今も残っているという事で、この日最初に行ってみることにした。
上信越道富岡ICに程近い南隣にあるが、入るのは上信越道沿いからになる。
何しろ、インターから近くて位置の目標が立てやすい、というのはイイのだ😅
県道46号から登ってゆく道はとても狭いが、ここから入って行けば支障は無い。
上信越道の側道に出ると、わりと広い。
跨道橋を渡って反対側のドンづまりが、城の入口。
さっそく、折れのある空堀が見えている✨
この左側が郭3との事。
この堀を進んでゆくと、すぐに直線状になった。
突き当りまで行くと、クランク状に折れながら左に曲がっていた。
その向こう側…
左側に郭3、右側に郭2がある空間だが、巨大すぎて写野に入りきれなかった😅
空堀とするとスゴイ広さだ😮
クランク状に折れた空堀は南に向かっているが、その先は急に荒れてくる…
この左が郭4、右が郭2となる。
まずは、外側の郭4に登った。
実は、この外側の曲輪にも少し踏み込んだが、ゴミや廃車の打ち捨てられた汚らしい空間が広がっていたのでこの時は行かなかったが、後日素晴らしい空堀が残っているのを見た。
その様子は見逃し追試編にて。
空堀に降りて、今度は反対側の郭2に登った。
郭2と主郭の間は、さらに空堀で仕切られている。
しかし、曲輪間を渡す美しい土橋が横たわっていた✨
主郭の切岸は相当高く、上にお堂が立っているのが見える。
登ってゆくと、土塁の上に出た。
主郭には軽トラも入れそうな道が敷かれていて、虎口もそのために広げられたのかな?
外の曲輪のような平坦地を通過すると…
この場所、郭3の北側のようだが、主郭側の郭2との境界はハッキリ分からなかった。
だが、両側の森の間の凹みに竹が密生しているところ…😮
あれは、小谷城の大堀切もかくやとビックリした、郭2と郭3の間の空堀のような場所だろう🤩
本当なら、あそこから此方側のどこかに空堀が伸びていたのだろう。
残っている遺構はこのぐらいらしく、コンパクトだが遺構も竹ヤブも密度の濃いぃ土の城だった。
近くの麻場城の整備っぷりとは対照的な荒れっぷりが、何とも残念な…😢
(見逃し追試編につづく)
★内匠城
群馬県富岡市匠内
駐車場は無い。上信越道の側道ドンづまりに停めるか…
丘城
(2021年12月3日 記)