モダン金継ぎ【グルー継ぎ】はありのままの姿を認めて大切にするハンドメイド -22ページ目

モダン金継ぎ【グルー継ぎ】はありのままの姿を認めて大切にするハンドメイド

ハンドメイドだからできる、暮らしの中から楽しみながら持続可能な社会を実現すること。
無理するのではなくて、頑張るのでもなくて、ゆるく、楽しく、それでいて、ちゃんと未来の子供達に今よりもっと良い社会を残したいと考えるためのブログです。



グルーデコを作って12年目
一般社団法人日本グルーデコ協会(JGA)を立ち上げて11年目

10年の節目の年の去年から、JGAで始めた
「ハンドメイドでSDGs」という活動。

ハンドメイドの知恵と技術を使えば、持続可能な社会を実現できるということを知って欲しくて始めた活動です。
その、活動の主役となるハンドメイドとして、
モダン金継ぎ「グルー継ぎ」を発表しました。

グルー継ぎというハンドメイドを通して
物を大切にする心とか、
壊れた姿も修復することにより、さらに価値が上がること(アップサイクル)を知って欲しいのです。

器を修復したその傷跡をあえて目立たせ、見せることを
器の新しい「景色」と表現した日本人の美意識も伝えていきたい。

忘れられている、日本人の良いところを
ちゃんと後世にも伝えていくことを私たちは始めます。

11月からJGAが新しく始める
モダン金継ぎ「グルー継ぎ認定講師講座」
ぜひ、この新しい試みの始まりに参加されませんか?
ご興味のある方は、こちらまでご連絡ください





今日は、時々アトリエで行っている
タフティング教室の日。

いつもは、制作の場ですが、時々、ラグつくりを教えています。

私の担当はタフティングの基礎レッスン
ラグ作りの基礎をしっかりお伝えしています。
ラグクリエイターが教えるので、痒い所に手が届く的な内容。
私たちが使っている道具や、ちょっとしたコツ
その場、その場でお伝えしているので
学び多いと皆さんから好評。
作品作りの裏話なんかもさせていただいています。

今日はレッスン後、タフティングガンのメンテナンスと微調整。
基本的には、自分の道具は自分でメンテナンスが当たり前。
メカニックなことも知らなければ気が済まない
何台かタフティングガンを分解して、組み立てるを繰り返し、
中には完全に壊れてしまったものも。

でも、そのおかげで、タフティングガンの修理もできるようになりました。



子供の時から、機械ものを、分解と組み立てをして遊んでいました。

なので、意外と得意です。

調整もミリ単位で検証して、1番ベストなバランスでメンテナンス。


今日は、グルー継ぎは少しお休み

毛糸まみれの1日でした。




たくさんの方からお預かりした
割れて時間が止まった器たち。

届いて、箱を開けて、割れた器を取り出しても、それは空虚な、ただのかたまりにしか感じません。

でも、ひとかけら、ひとかけら
綺麗にして、整えて、継いでいくと 
少しずつ器が元気になっていくのを感じます。
器に景色があらわれていくと、益々そのエネルギーが高くなっていく。

持ち主の手に戻り、また使われる様になると、
また、器の時間が動き出します。
そして、持ち主の方の時間も動き出して、
すっきりとされるみたいです。

割れた器をそのままにしていると、気が咎めていたんだと思います。

器も持ち主も元気にできる
モダン金継ぎ・グルー継ぎは、
そんなハンドメイドです。
その担い手になるという責任は重いですが、
それ以上に、誇りに思える仕事が出来ることが
嬉しくてなりません。

この新しいハンドメイドで、持続可能な社会を実現していきたいと思います。









準備は万端。

今回グルー継ぎは、
とにかく準備の時間はたっぷり
すでに、スキルアップの内容も3つほど

ひとつずつテキスト作りを進めています。
グルー継ぎアートとなる分野も
はぁ。楽しい。

グルー継ぎスキルアップレッスンは
11月に私から認定を取られた方を対象に
大阪の本部で行う予定です。
本部までお越しいただきます。
グルー継ぎのスキルアップは、リアルなレッスンを心がけていきたいと思っております。

その後は、認定講師の方が活動される各地で、それを教えていただければと思います。

グルーデコの時もそうでしたが
初めに私の発信するものに興味を持ってくださり
共感いただいた方々が、
大切に広めてくださったから、今があります。
その方々とゆっくり確実に広めていきたいと思っています。


持続可能な社会の実現のために生まれたハンドメイド


モダン金継ぎ・グルー継ぎは、
ハンドメイドの力で、持続可能な社会を実現するために始めた
「ハンドメイドでSDGs」活動の象徴となるハンドメイドです。
壊れた器やインテリアを捨てるのではなく、ハンドメイドで修復して、使い続ける選択を進んでしてもらうために考えました。

傷やいたみを美しく魅せて、器の景色として楽しみ、さらに価値を上げるアップサイクル品としても
需要があるハンドメイドです。













今、リユースの毛糸で森を作ったり、壊れた器を継いだりしています。

特に今、器と向き合う時間が多い。

私と金継ぎの出会いは、20年以上前
長く続けられる趣味を探していて、金継ぎに出会いました。
体験レッスンとひとつの器を金継ぎして、私と金継ぎの縁は少し途切れてしまいました。

20年経ち、また器と向き合う日々が続いています。
なんだか、おかしな気分です。
あの時、金継ぎを趣味にしていたら、今はどうなっていたのでしょう。

金継ぎとは似ているようで、全く違う"グルー継ぎ"というハンドメイドを作りましたが、
その魅力に対する気持ちは同じかもしれません。

壊れたり、割れた箇所を隠すのではなく、わざと目立たせ、器の景色として楽しむ感性は、日本人の「美学」そのものかもしれません。
侘び寂びの、古びた姿や、質素な佇まいをネガティヴではなく、そこに魅力や美しさを感じる心。
そんなハンドメイドがあると良いなぁと、思いました。

ハンドメイドでSDGsをスタートした時、
講師の方々といろんな形で、持続可能な社会の実現を目指してみましたが、何かみんなで取り組める象徴的なハンドメイドがあれば良いと思い、それまで何気なくやっていた、wGlueを使った壊れたものの修理を
「金継ぎ」の世界の中で表現できるかもしれない。と、「グルー継ぎ」を思いつきました。

今まであったグルーデコとは、ある意味真逆なハンドメイドです。

華美な装飾も、輝くクリスタルもありません。
でも、きっと、グルーデコ講師の方々なら、その中でも、何かしらの自分らしい作品作りを見つけられるのではないか?と思っています。

一般社団法人日本グルーデコ協会のこれからがとても楽しみです。