[Inter BEE 2012の歩き方]Cコース | 遊悠デジカメ&ビデオ

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[Inter BEE 2012の歩き方]Cコース: プロスーマ・ネクストソリューション -新しい時代の映像制作考-最近では、映像制作を生業にしているプロダクション以外にも、映像制作業に参画する企業が増えて来ている。

これらの業態では、主軸である本業のPR、もしくは広報ツールの一環として自社での映像制作を始めている、いわゆるプロスーマと呼ばれる会社や個人だ。

また特徴として本業での収益性の安定から、プロ仕様の機材を難なく導入してクオリティの高い映像制作ノウハウを積み、さらにその設備の充実さから他の映像制作自体を請け負うまでに事業拡大しているケースもある。

またデジタルによる制作機材全体の低価格化、高性能化により、ある程度の経験があれば誰もが映像制作業務に参加できるようになって来たことも大きな背景となっている。

また、最近ではTwitterやFacebookなどソーシャルメディアの影響力もあり、Vimeo、YouTubeなどのWebビデオでのCM展開、インフォマーシャル、PR動画などの普及拡大も進んでいる。


Cコースではこうした新たなユーザー層のための、業務用でありながら映像制作の初心者でも使いやすく、また汎用性の高い製品群を中心に巡るコース。

今後の映像業界に新たな市場を牽引するであろうプロスーマ向け製品群を紹介。

KOREA PAVILION

Cineroid、 VARAVON他

昨年も人気だった韓国企業を集めたKOREA PAVILIONのコーナーでは、Cineroid(Apple Retinaディスプレイと同じ素材を用いたEVFやLEDライト)、VARAVON(DSLRムービー向けミニクレーン、ジブなど撮影サポート機材全般)、KONOVA(低価格で堅牢性の高いスライダー,ミニジブ、カメラマンジャケットなどのオリジナル製品)など、主に安価ながらも製品の信頼性も高いカメラ周辺のサポート機材を取り扱う韓国メーカーが軒を連ねる。

ローランド

(ブース#4710 / 4613)

R-88、HDスイッチャー、コンバータ他

プロスーマ機材の代表格メーカーとなっているローランド。

USTREAM配信対応のビデオスイッチャー機材など、これまでにも多くのプロスーマ向け製品を輩出してきた同社からは、HDスイッチャー、コンバータなど今年も新製品が目白押し。

特にHDMI出力カメラに対応する、安価で使いやすい新製品に注目。
またオーディオミキサー&フィールドレコーダーの新製品R-88など、オーディオ部門でも新製品発表がありそうだ。


三友

(ブース#5405)

TRUE ND他

各種放送向けワークフローソリューションを提供する三友。注目製品は同社が開発した「TRUE ND」。純日本製のNDフィルターとして、蒸着製法を採用し色転びが無く、高精度の透過率を得られ、濃度の高いNDを使用する際に心配された赤外光への対応も万全、赤外領域750nmまでフラットな透過率を維持できる。


シナジー

(ブース#6314)

Silverstack 、Live Grade他

ドイツPOMFORT社のデータマネジメントツール「Silverstack」や、すでに多くの映画制作現場で活躍しているオンセット・カラーグレーディングツール「Live Grade」、またCalDigit社のデータストレージ製品、またMacだけでテレビ放送局システムを構築出来るToolsOnAir社の「Just:」シリーズなど、安価でユニークな製品取り扱う輸入代理店。


マンフロット

(ブース#7204)

SYMPLA他

堅牢性が高く、デザインも秀逸なイタリアの三脚メーカーマンフロット。

注目は今年のNABで発表され、今夏に発売された撮影サポートシステムラインナップ「SYMPLA」。DSLRムービーの隆盛で多くのユーザーに求められて来た、堅牢性が高く、プロフェッショナル仕様のエルゴノミックなデザインの撮影サポート機材を実現。柔軟性、スピード性に優れた仕様変更など、プロの現場で活躍できるパフォーマンスに注目。


ブラックマジックデザイン

(ブース#7206)

BlackMagicCinemCamera


今回も新製品目白押しを予感させるブラックマジックデザイン社。

今年の目玉はなんといっても、世界中で話題沸騰のブラックマジックシネマカメラ(BMCC)。9月のIBCではマイクロフォーサーズ版も発表され、その勢いは続く。また元来得意とする安価でコンパクトなコネクト製品、さらに進化を続けるカラーグレーディングシステムのスタンダード「DaVinci Resolve 9」の新機能などにも注目したい。

ニコンイメージング

(ブース#7307)

D4、D800、D600他

今年から世界各国の映像系展示会に出展し、展示ブース面積も拡げているニコン。

日本を代表するカメラメーカーの老舗が、いよいよ本格的に動画制作への乗り込みが期待される。D4、D800、そして新製品のD600など、DSLRムービーの最左翼として、このInterBEEでの展示、新製品にも大いに期待大。

JVCケンウッド

(ブース#8104)

GY-HM650、GY-HM600他

高感度F11を実現した、同社初となる新開発3CMOSセンサーとフジノン製23倍ズームレンズを搭載した放送用小型カメラの基本機能を搭載した「GY-HM650」「GY-HM600」というファイルベースのコンパクトHDカメラを発表したJVCケンウッド。
このInterBEEでは、タッチ&トライコーナーを設けて、その操作性を試せる絶好の機会となる。その他、4Kカメラレコーダー「GY-HMQ10」や高性能デジタル無線機シリーズなども展示予定。

ディストーム

(ブース#8216)

TriCaster 855、TriCaster 455他

米NewTek社の3DCGソフト「Lightwave 3D」と、いまやWebキャスティング等のマスターシステムとして浸透している「TriCaster」を販売するディストーム。

今年のNABで発表されたTriCaster 850、450のそれぞれのアップグレード版、「TriCaster 855」「TriCaster 455」を中心に展示。


タジマモーターコーポレーション

(ブース#8516)

GoPro HD HERO3他

GoProの国内総販売代理店として初出展となるする タジマモーターコーポレーション。

注目はなんといっても10月に発表/発売されたGoPro HD HERO3だろう。さらに薄くなったコンパクトな筐体で、3タイプの機種があるという。それぞれWiFi標準内蔵で、マニュアルホワイトバランスやビデオ撮影中の写真撮影などアップグレードされた機能に加え、最上位機種のHERO3ブラックエディション($399)は、なんと4Kまで収録可能。

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