好きな映画は、音楽もいい。

この映画は大好き。

harry&tonto

「Harry&Tonto / ハリーとトント」

おじいちゃんが猫と一緒に、離れた家族に会いに行くロードムービー。
老いをテーマにした秀作。

わたし、猫より犬好きなんだけど、この老い猫トントは許せる。

で、Bill Contiの音楽のテーマ曲が最高。
ピアノとハーモニカ、シンセサイザーの優しい曲。心地いい~。

残念ながらCD化されてない。
LP番でしか持ってない。
CD、ないよねぇ・・・?。



お次はこれ

momo

サントラマニア1のブログでちょっと触れたけど、
映画「モモ」のサントラ。

こちらも私が持っているのはLP盤。
ドイツで買った。

アンジェロ・ブランダルディのジプシー音楽が、
映像やストーリーにナイスなマッチ。
こういう音楽、日本人には作れない。
だって、そういう血が流れてないもんね、日本人には。
真似は出来ても、オリジナルは出来ない。
民族の音楽って楽しい。
もちろん、日本の民族の音楽も好きです。


民族音楽といえば、

arizona

やはり、ゴラン・ブレゴヴィッチでしょ。

この「アリゾナ・ドリーム」や「アンダーグラウンド」「ジプシーのとき」の音楽を担当してる。
監督エミール・クストリッツァ映画ではおなじみの作曲家。
中近東の色濃いジプシー音楽満載で、管楽器のスタッカートがノリノリ。

今現在、ゴランのサントラ・アルバムはCDで7枚ほど収集済み。

この「アリゾナ・ドリーム」、歌がたくさん収録されてるんだけど、
イギー・ポップの歌がすんごい良いのです。
楽曲「TV Screen」や「Get The Money」なんて最高。
「TVScreen」なんて、そのパーカッションやベースのリズムをパクッたことがあるくらい好き。

♪オイララ、オイララ、オイラ~ラ~ラ~、オ~イラ~ラ~


こういう劇版の音楽、大好きなんです。


映画監督の押井守さんの新著「友達はいらない」を読んだ。

押井監督には、仲間はいても友達はいないそうだ。

それは、わたしが常日頃から思っていたことと同じ。
友達なんていないなぁ~、
いるのは仕事の仲間だけだわなぁ・・・って、思ってた。
で、興味あって、
わざわざ、その本を買って読んだってわけ。

仕事のお付き合い以外は、
わたしは独り飲みしかしない。
居酒屋にもひとりでしか行かない。
誰も誘わないし、誰も誘わないから、誰にも誘われない。
のんきでいい。
旨い酒の味わいに集中できる。

FacebookやTwitter、SNSで、
とにかく一日中スマホを眺めて、
誰が何してどうしたかをチェックし続けている人を見かける。
誰がどこで何してるのか、気になってショウガナイんだろうね。
「いいね」やら「コメント」やら、とにかく一日中スマホを眺めている。
ってことは1年中・・・
いったい人生の何年分の時間、スマホを眺めているんだろう。
時間を決めて「いいね」したり「コメント」してる人もいるんだろうけど、
そもそも必要のないこと。
ほんと、気持ち悪い。
ちょっと上を見上げれば、今なら新緑と青い空がそこにあるのに。
風が気持ちいいのに・・・。

どれだけ自分の時間を犠牲にしているのでしょう。
人がどこで何してどうしていようと、どうでもいいことなのに・・・。
(災害など緊急時での利用は話が別)
フォローやフォロワ-を増やすことにご熱心で、
でも、その中に、本当に友達なんているんだろうか?
だから、FacebookもTwitterもやめた。
気持ち悪い世界しか見えてこなかった。

必要なら直接電話やメールでもすりゃいい。
どれだけ離れていても、どれだけご無沙汰でも、
一瞬で繋がりは戻る。

先月からこのブログを始めたけど、
「コメント」も「ぺタ(・・ってなに?)」も拒否設定。
知らない人が読んでることを念頭にして、書いてない。
自分に書いてるだけ。
だから、お立ち寄りは構わないが、
「コメント」やらの深入りは、
わたしの生きるペースを乱されるので拒否。

このブログは私にとって、
日本語を忘れないための頭の体操なのです。
文章を書くこと・・・とても頭を使います。
でも、それが楽しい。

それだけのことです。

この数日、部屋に閉じ篭って仕事をしているので、
コンビニやスーパーのレジのおねえさんやおばさんぐらいしか会いません。
人との会話は全くありません。

でも平気です。
本も読めるし、映画鑑賞もできるし、お絵かきも、鼻歌で作曲もできるし・・・。
人の行動を追いかけて、ネットで「ポチ」ってるより、
わたしは充実しています。
誰がどこで何していようが、わたしには興味が無い。
私は私の生きる時間を大切にしたい。

だから、仕事の仲間だけで充分なのです。

嘘くさい「ともだち」という幻想を捨てない限り、
本当の人間同士のお付き合いなんて出来ないだろうね、
って思っちゃったりするこの頃。


今日は朝からとある場所に出かけた。

お仕事の仲間が、遠路はるばる、
私の地元に「行商」に来るというので、
めずらしく暇な日曜日なこともあり、
急きょ、お手伝いに出向いた。

そしたら、こんな人(?)たちが集まっていた。



髪の毛が白やら黄色やら赤やらなんやら・・・。
コスチュームもなんだかすごい。
アニメから飛び出してきたような容姿の群衆・・・。

こ、こ、ここは、いったいどこなんだ!
地球か?

そして、



な、な、な、な、なんなんだ!ここは!
ウサギの耳をしたオッサンガいれば、
長髪でシルクハットのドクロさんもいる!

そんな人(?)たちに囲まれて、
仲間の「行商」のお手伝い。

仲間の「行商」といっても、
わたしもその売り物の関係者なので、
実は当事者のひとりなんだけどね。

近頃は、こうした容姿の方々が全国津々浦々にいるそうですが、
商品を手にしてくださったみなさん、
握手をしてもらったり、サインをもらったりして、
すんごく幸せそうな笑顔。

そんな皆さんをお相手に行商をして感じたのは、
みなさんとても熱い心で、目を輝かせて、
自分の時間を大切にして生きているなぁ~、ということ。
自己表現するっことは、とても勇気が必要で難しいことだけど、
人生を楽しめるって、とても羨ましい。

みなさん、私たちの作品をとても嬉しそうにご購入してくださって、
こちらが幸せな気分を分けてもらっちゃった感じです。

とても良き一日でございました、はい。

1997年だから、何年前?
え?もう18年前?

え~っ、もうそんなに~!

あの時は暑い夏だったなぁ~。
ま、毎年、夏は暑いけど・・・。

野球にはあまり興味が無くて、
もうサッカーばかりに熱狂してて。

でも、題材が野球なもんで、
しかも高校野球なもんで、
これは1度観ておかなきゃならんだろ、ってんで、
クソ暑い炎天下の元、夏の甲子園の県大会の決勝戦に足を運んだな~。

猛暑の中で、グランドの選手も、両チームの応援団も、
長い時間、懸命に野球してた。
あ~、これが高校野球なんだ~、って思った。
暑いけど熱かった。
気持ち良かった。

で、18年も前に作った作品が、この夏、再演される。

このブログにもよく登場するけど、
当時は、ATARIのパソコン、NotatorSL という作曲ソフトで作った。
その当時のMIDIデータを、CubasePro8 に移植して、
18年ぶりに再録音、再ミックスの作業を始めた。
時代は進歩して、今ならあの頃よりも、
数十倍の高音質の音源ができる。

音源は当時のままの、
KORGのシンセサイザーの01/WProと、
Rolandのハード音源のSC-88Proを引っ張り出してきて再現。
あ、S-750っていうサンプラーも一部に使ってた。

Cubase Pro 8 のプロジェクト画面



こちらは Mix Console の画面


わたし、あまりVSTエフェクトは多用しない。
シンプルにバランスをとるだけ。

いや~、なつかしい~!!!

あの頃はこんな曲を作ってたんだなぁ~。
若いなぁ~。ノリノリだなぁ~。
本だけ読んで作ったなぁ~。
稽古、嫌いだもんなぁ~。

あの頃よりもはるかにクオリティの上がった音で再現されたものを聴いて、
なんだか、興奮してきちゃったなぁ~。
わが子が成長して戻ってきてくれた、って感じ?

再現したのはまだテーマ曲の1曲だけだけど、
すでに欲が出て、アレンジしたくなってきちゃう!
しばらくはこの作業を続けようかな。

作んなきゃいけない新作が大量に控えてるんだけど、
本格的な夏が来る前に、しばらく、頑張ってみよう。
あの夏の、あの日の高校球児たちのように。


ちょっと気分が鬱気味だったので、
衝動的に映画でも観にいこうと思い、
上映中の作品を調べたら、
杉浦日向子さん原作の漫画「百日紅(さるすべり)」が映画化されていたことを知って、高速道路をぶっ飛ばして、上映館に出向いた。


「百日紅~Miss HOKUSAI~」オフィシャルサイトより。

アニメだ。
普段アニメはまったく見ない。
でも、今回はわざわざ、この映画をチョイスした。

江戸後期の天才浮世絵師:葛飾北斎の娘、葛飾応為(お栄)のお話。

わたし、北斎大好き。
明治26年(1893年)に刊行された、
飯島虚心著「葛飾北斎伝」(岩波文庫)も、
ずいぶん以前に読んでいたし、
画狂人(北斎)が晩年滞在した長野県の小布施の町にある、
「北斎館」にも何度か訪れたことがある。

で、その「葛飾北斎伝」の中に娘の応為(文中では「阿栄」)も出てきて、ずっと気になる存在だった。
なぜなら、彼女もオヤジと同じ、浮世絵師だったから。
オヤジの北斎に負けず劣らず、かなりの腕を持った絵師だったようで、
現存する絵を観ても、もの凄くお上手。

葛飾応為 「三曲合奏図」 ボストン美術館所蔵 リンク


近代の西洋絵画に影響を受けたのか、
陰影画法がずば抜けて巧い絵師だった。
実際、北斎の作品の中には、
お栄ちゃんの手が入っているものが、いくつかあるそうだ。
このお栄ちゃん、もっと有名になってもいいと思う。

そんな娘とオヤジのエピソードをモチーフにした、
杉浦日向子さんの代表作品の映画化だ。

それに、わたし、個人的なことだけど、
杉浦日向子さんが亡くなった翌々年(8年ほど前)、
ある県立の文化施設で、杉浦日向子さん追悼企画があり、
その音楽を担当したご縁があり、
杉浦日向子さんへの思いもあったため、
この日向子さんの代表作「百日紅」を観たいと思ったわけ。

で、今はまだ公開中だから感想は書かない。
ストーリー展開や音楽に賛否はあるらしい。
確かに音楽に関しては好き嫌いがあるかも。
わたしも導入部分で「えっ?」って思ったもん。
劇版の音楽は選曲や音のコラージュの仕方次第だから、
監督本人や、音響監督さんのセンスに左右される。
そこが問題なのかもね。
音楽の方向性の狙いは分らんでもないのよ。
葛飾親子を、お江戸文化のロックンローラー!にしたかったんだろうなぁ。

でも音楽自体は、いいねッて思うものも2~3曲はあったから、
わたしはたいして気にはならなかったかな。
難しいのよ、劇版の音楽作るのって・・・。

ま、気分転換できて、
ちょっとだけ鬱気分が解消されたから、
良かった良かった・・・。