それでも日本政府は、韓国への経済支援をやめない。 | 安濃爾鱒のノート

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これは web log ではありません。
なんというか、私の「ノート」です。

 多くの日本人は、もう、韓国にはうんざりしている。

 

 韓国の裁判所や海上保安庁をはじめとする公的機関の国際ルール違反を含む、韓国の国をあげての反日行動・理不尽な因縁の連続に、もう、殆どの日本国民は、怒っている。

 そんな空気を読んでか、この夏の、日韓スワップ協定の延長はお流れにはなったが、そんなことも確かに起きてはいるものの、日本政府は、ずーと、韓国が経済危機に陥るたびに巨額の経済援助、大規模支援策を行ってきた。

 

 そして、この、日本政府による、韓国への経済支援は、これからも続く。

 これからは、国民の反発を考慮して、おおっぴらにはやらなくなるかもしれないが、支援自体は、必ず続けられる。

 

 北朝鮮は、実態としては、既に国家として破綻しているというのに、何故、あんなに強気でいられるのか?

 それは、米中露が、北朝鮮の存在を必要としていることが判っているからである。

 もし、北朝鮮が崩壊すれは、このままだと、韓国に併合されるだろう。となれば、朝鮮半島全体が、親米国となり、(現在中朝国境である)鴨緑江のほとりに米軍基地ができることになる。

 そんなことは、中国は絶対に容認できない。ロシアについても同様である。

 逆に、朝鮮半島全体が、親中国家に統一されることも、米国は絶対に容認できない。

 従って、米中露ともに、朝鮮半島に、親米の韓国と、反米の北朝鮮という二つの国家が必要なのである。

 従って、米中露ともに、実態として既に破綻している北朝鮮を支え続けるのである。

 

 ただし、その前提として、南の韓国がしっかりしている、ということがある。

 南の韓国がしっかりしているから、北だけ崩壊させることが出来ないのである。

 

 とはいうものの、最近の北朝鮮の生意気さ・ずうずうしさは、度が過ぎている。

 米国は勿論、中国もロシアも、北朝鮮の勘違い夜郎自大な生意気な態度に、そろそろ我慢が出来なくたっている。

 そもそも、米中露は、自分たち以外が核兵器を持つことを望んでいない。

 そこへ、北朝鮮に比べしっかりしていると思っていた韓国も、しばしは重大な経済危機を起こしていて、じつは頼りない。

 

 となると、米中露としては、

 

  じゃあ、韓国も潰れそうなら、

  いっそ、南北共に潰してしまうかな?

  もう一回朝鮮戦争をやって、

  一回リセットして、

  朝鮮半島全体を「がらがらぽん」、

  現状を無視してゼロベースで作り直して、

  再度、朝鮮半島に、

    {南に親米国、北に親中露国}、

   とか、

    {南に親米国、北東に親露国、北西に親中国}

   とか、

    或いは、真ん中辺りに中立国を置く

   とか、

  そういう風に、朝鮮半島に線を引き直すのもいいかな?

 

 という選択肢もありかな?

という方向で、三者の考えが纏まる可能性もありうる。

 

 それで困るのは日本。

 もし朝鮮戦争が起きれば、戦場から近くて、韓国朝鮮人の親戚が一杯住んでいる日本には、朝鮮半島から一杯難民が押し寄せてくることになるのは必定である。

 中国ロシアは、難民が押し寄せても、新兵の射撃訓練の的として利用しばんばん撃ち殺すか、どんどん戦車で轢き殺すだけの話だが、日本はそんなことはできない。

 

 というわけで、日本としては、なんとしても、そんな、「朝鮮半島ガラガラぽん」の朝鮮戦争は阻止しなければならない。

 そのためには、韓国が経済危機で自滅するのを阻止しなければならない。

 

 というわけで、韓国がどんなに国を挙げて日本に散々おかしな因縁をつけて絡んできて国際法違反を繰り返しても、日本政府は、日本国民の税金を使って、韓国を支援し続けるのである。

 

 「瀬戸際外交」をしているのは北朝鮮だけではないのかもしれない。