禁煙の喫茶店 | 安濃爾鱒のノート

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これは web log ではありません。
なんというか、私の「ノート」です。

 未だに、

  「なんで 『喫茶店』 なのに [ 禁煙 ] なんだ。

   おかしいだろ!」

と喚いている馬鹿を見かける。

 

『喫』という字は、《 口(くち)にする 》 という意味であり、

『喫煙』で 《 煙草を口(くち)にする 》

『喫茶』で 《 お茶(:嗜好性飲料の代表)を口(くち)にする 》

の意味を成す。

『喫』という字自体には、《 煙草を吸う 》 という意味は無い。

『喫茶店』 という言葉の中に、《 煙草を吸う処 》 という意味は無い。

 

(『喫煙』も、元々は、《阿片(アヘン)を吸う》という意味のことばで、

 これが 《 タバコを吸う 》 という意味に使われるようになったのはつい最近のことである)

 

こんなこと今更書いても、「へぇー」ボタンは殆ど獲得できないことくらい知っている。

こんなことは、もうとっくに周知のことだと思っていたが、

実際には未だに上に書いたようなかっこ悪い事を喚く馬鹿を見かける・そういう話を聞く。

だから、多くの人から「そんなこと、いまさらいわれなくったって知ってる」といわれそうだが、

現実には、未だ、"そんなこと" も知らない馬鹿が居るので書いた。