あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。#01★★★★★☆めんま
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。#02★★★★★☆
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。#03★★★★★☆
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。#04★★★★★☆
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。#05★★★★★☆
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。#06★★★★★☆
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。#07★★★★★☆
第7話「ほんとのお願い」
脚本:岡田麿里
絵コンテ:伊藤智彦
演出:伊藤智彦
作画監督:山崎秀樹
「遅じんたん」
「不良じんたん」
「悪じんたん」
「うわっ…」ゴンッ。めんまベットから落ちる。
「痛ー」
「あっ!」
玄関の扉が開く音がする。
「じんたんなんて知らないもん…」
「うん?」
台所でじんたんがラーメンを作っている。
「夜中にご飯食べるとブタさんになっちゃうんだから」
「ブタになるのはお前」
「あっ、塩ラーメン!かきたまの…」
「ケンちゃんラーメンはなかったからな。餌付けでもして機嫌でも取ろうと思っただけだ」
「じんたん…」めんま手を合わせている。
めんまとじんたん向かい合って座っている。
めんまがコタツでラーメンを食べている。
「おーいしー!」めんまは両手を挙げて喜びを表す。
「そろそろ親父も帰ってくるから早めに食えよ」
「うん」
「そうだ。あしたも俺学校へ行くから」
「だから…ついてくるなよ」
「ん~」めんまラーメンを食べながらじんたんをにらむ。
「偉いっ!」めんまじんたんの肩をポンポンと叩く。
「ご褒美でーす!あ~ん!」めんまラーメンを一口じんたんに差し出す。
「い…いらねーよ」じんたん断る。
「でも、もう変なことしちゃ駄目だよ!」めんまにっこりする。
「うっ…」
朝
じんたん父親と朝ご飯を食べている。
「じんたん、じんたん、じんたん、じんたん」めんまが入ってきた。
「コンドルの家から出られなくなった!」
「え…その話はまた今度!」(じんたん)
「ん?」めんまと篤がそろって首を傾げる。
夜 玄関
「ただいま」
じんたん靴を脱いでいる。
「じんたん、こんな遅く…不良!」めんま腰に手を当てて怒っている。
「あー」じんたん疲れている。
「じんたん!」
「風呂入ってくっから」
「じんたん、絶対変!」めんま怪しむ。
じんたんの部屋
「夜はすぐ寝ちゃうし」
居間
「朝はすぐ行っちゃうし」
「わんこがメスだったらじんたん変なことしてるって決めた」
めんま頬杖を付いている。
「メスだ…」ゴンッ。めんまコタツに額をぶつける。
玄関
近所の人からじんたんがバイトをしていたらしいと
聞かされた篤は全部任せているからいいんですと答える。
「いくない!いくない。いくない。いくない!いくなーい!!」
めんまは家を飛び出す。
秘密基地
「あなる」
「花火!」
《お願い…めんまの…》
めんま子供のときのお願いを思い出す。
《もっと自分のこと考えろよ!イ…イライラすんだよ。そういう態度!》
呆然としてめんま坂を下りていく。
「じんたん…」
「じんたん…!」
羊山の工事現場
《ああ…》
じんたんが工事現場で懸命に働いている。
《めんまが自分のこと考えてない間、ずっとじんたんがめんまのこと考えててくれたんだ》
メンマの目に涙が浮かぶ。
ライトがじんたんの方に向く。
めんまの指が汚れている。
「かっけーんすよ」めんま涙ぐんでいる。
「ピカピカ光るじんたん」
「かっけーんすよ」
じんたんの家
レーズン入りの蒸しパンがたくさん置かれている。
「いーっぱい作っといた!」めんま手を広げる。
「限度があるだろ」
じんたん蒸しパンを食べる。
「うまい!」
「ほんと?」
「母ちゃんの味に…すごい近い」
「ヘヘッ」めんま笑う。
「ねえじんたん。学校大変?」
「あーうん。でも楽しいかも」
「楽しい?」
「あー…何かさ意外と家にずっといるより楽っていうか…。こう生きてるって感じがするっていうかさ」
「あっ生きてる…」めんまはっとする。
「あー、いや!えっと実際にどうとかじゃなくて。ってか今までの俺がこう、その…」
「めんまも…」
「めんまもね生きてる感じするじんたんを見てると」
「生きてるって感じするよ!」めんま明るく答える。
「めんま…」
仏壇の前
(鈴(りん)の音)
「お姉ちゃん。仁太君たちがあなたのために色々頑張ってくれてるみたいよ」
イレーヌメンマの遺影に手を合わせる。
(イレーヌ)「ふざけてるわね」
次回予告。第8話「I wonder」
めんまの願いを叶えようとするじんたんたちを阻むのはめんまの母イレーヌなのか。
応援というパワーを込めてポチッとお願いします!
にほんブログ村