田村ゆかり *STARRY CANDY STRIPE* 10.22@大阪 | 羊飼いの戯言

羊飼いの戯言

作品の感想や雑感をつらつらと述べたblog

 本日は田村ゆかり LOVE LIVE 2010 *STARRY CANDY STRIPE*10.22@グランキューブ大阪に参加してきました。ツアー唯一の平日公演とあって集客も不安視されましたが、余裕でチケットは完売していた模様。そういえば去年のPrincess a la modeツアーの初日も同会場 だったのですが、ライブ会場で初めて歌ったにもかかわらず『ゆあみ』のラップがかなり揃っていて感心したこと以外、ほとんど記憶がないのは何故だ(笑)。新大阪近くのホテルに一旦投宿して出撃です。


 羊飼いの戯言-表紙  羊飼いの戯言-グランキューブ


 エスカレーターで延々5階まで上がっていったところに会場がありました。ぱすぽぉとにスタンプも押しましたが今回のモチーフはきっと『551蓬莱 』の豚まんでしょう。新大阪の駅構内にもお店があったのですが行列になっていてスルーしたのは勿体無かったかな。限定Tシャツは紫色で、絵柄は電撃を放っているふぐ(?)でした。ちなみに限定Tシャツの色と特効のメタルテープの色は揃えられています。


 羊飼いの戯言-すたんぷ


 今回の座席は後方ほぼ中央の通路席で見やすい位置でした。広島は結構前目、東京は中段後方ということで、結局初日の新潟が一番良い席でしたね(3列目)。豊橋と比べると都会だからか、姫と同じ衣装に身を包んだ女性の姿が結構目に付きました。PA席周りにハンディカメラが3台据えてありましたが、直接ノートPCにつないで舞台の模様をチェックしていました。資料用のものもあるとは思いますが。

 セットリストは以下の通り。開演はちょっと押して19:08、終演は22:27でした。今日はきちんとからの投げkissで公演が締まりました(相変わらず三連じゃなくて三本だったけど)。


01.Heavenly Stars
02.チェルシーガール
03.おしえてA to Z
(MC1)
04.神様Rescue me!!
05.Goody & Happy
06.Little Wish~first step~
07.Shooting Star
08.砂落ちる水の宮殿
(MC2)
09.裸足のプリンセス
10.Tomorrow
11.Cursed Lily
12.Love Sick
13.Jelly Fish(アコースティックバージョン)
(MC3)
14.シュガチューン
15.めろーんのテーマ~ゆかり王国国歌~
16.恋のタイムマシン
(MC4)
17.You & Me
18.fancy baby doll
19.ラブラブベイビーハッピースター
20.惑星のランデブー
21.Gratitude
22.LOVE ME NOW!
(encore)
23.童話迷宮
24.Super Special Smiling Shy girl
(MC5)
25.My wish My love
(MC6)


 さてこれからノートの清書を始めますが、明日は始発の新幹線で帰京→仕事なので、詳述記載は後々になる見込みです。実は10.22-25は死のロードなのです…。


(以下詳述記載)

 というわけで、以下が大阪公演の詳述記載です。両上腕と両ふくらはぎがパンパンなのですが明日になったらもっと酷くなるのかも。


 18:30に会場到着。入場待機列でパパさんに声を掛けられてビックリ。聞けば当blogを覗きにいらしたとのことですが、道具(ライト付きペン )に興味を持たれたあたり、やはり職人視点ですね。
 18:45に座席に到着。今回の座席は一階の後方中央通路席でしたが、会場が結構縦長だったのでステージからは遠かったですね。まぁその分客席の模様は見えましたが。
 開演はちょい押しで19:08。場内が暗転すると上空から白く光る天使が降りてくる映像が映り、スクリーンが上がるとそこに降臨したの姿が露わになるという演出でスタート。


01.Heavenly Stars
 『シトロンの雨』同様の順番で起用されたOP。暖機運転的な立ち位置ですが、おかげでアルバムを聴いていて次が『チェルシー』じゃないと違和感が(笑)。
02.チェルシーガール
 2曲目の『チェルシーガール』で一気に回転数が上昇。日本武道館公演から起用され続けたほか、アニサマでも歌われたとかで一般的な浸透率は高い一曲です。
 「誰にも負けないこの気持ち ゆかりに向かって咲いている 世界で一番大好きな ゆかりにもっと恋したい」という長口上と、ラストの「瞳が大好きだよー」にかぶせて「ゆかりが大好きだよー」と叫ぶのはすっかり定番。
03.おしえてA to Z
 Bメロの名前被せPPPHと、サビの『・2・1』クラップが浸透しています。個人的には被せなしのコールでもいい気がするのでサイリウムを振るだけに留めています。なおクラップを打つ時、管理人は左手でサイリウムを振りながら右手で左前腕をたたく方法を取っています。がマイクを持ちながらクラップをする時のやり方を真似ていますが、『Sweet Darlin'』等でその振り付けを見ることが出来ます。


(MC1)
 「こんばんは―、田村ゆかりです。はい、ということでやって来ました。アニメロミックスプレゼンツ 田村ゆかり LOVE LIVE 2010 *STARRY CANDY STRIPE*大阪、グランキューブ大阪! はい、ということでグランキューブは去年来たはず 。確か去年のクリスマス当日、25日?に来たはず、あってる? 皆よく覚えてるね。皆全部日付覚えてるの? でも『ゆかりんクイズ~ジャジャン』みたいのやると『はわわわぁ』って分からなくなるよね。その前に来た大阪はいつ? 大阪厚生年金会館、今はあるの? ないかぁ。後はZepp Osaka。まぁまぁちょいちょい来てるよ。前回来たことある人っているの? ちょいちょいいるね(50-60%)」 他にNHKホールや、FCイベントで森ノ宮ピロティホール(が音の響きを気に入っていた)などにも来ましたね。Zeppは南港でアクセス悪かった覚えが。)


 「二階、はみ出し席があるね。そこは3-4人しか並べないんでしょ。グランキューブに来たことあるってことは、大阪近辺の人多いのかな、手上げてみて?(50-60%) 初めての試みじゃない、こんなに地元の人が多いの。近辺ってことは大阪、神戸、兵庫、滋賀…近畿地方だよね? (客席の声がうるさすぎて)あぁ、もう今日は(聞き取るのは)駄目だ。もう大阪近辺はいいです。」 平日ということもあって遠征民よりも地元民が集まり易かった印象。


 「年齢的なものを聞こうかな。平日だから遅めのスタートだけど、10代の人?(10%) 20代の人?(60%) ゆかり王国支えているのは20代だ。30代の人?(30%) 30代もちょいちょい支えてる。ここから先は聞くの怖いなぁ。 40代の人?(十数人)」で拍手が起こりますが、桃色男爵も40代が多いです。「ここから先聞くか? 50代の人? …いる、いた。(1人いて周囲から拍手) まさにゃんもそうなの。最後に定年迎えた人はいらっしゃらないよね。今のはなかったことにしよう。聞いてない聞いてない。もう一回最後に盛り上がった20代の人?(ハーイ) これで皆60代の人のことは忘れたはずだ。でも実は80代の人とかいたりして。色んな人が来てくれているなぁ、と思ったところで次の曲に行きたいと思います。」


04.神様Rescue me!!
 フラフープを使ってのダンス。桃色メイツとの掛け合い的な寸劇も。歌い終わってスカートを外し、赤と黄色のホットパンツに。
05.Goody & Happy
 neco & nekoも出てきて賑やかなステージ上に。桃色メイツもマーチングバンドのような小道具を持ちます。の腕の動きに合わせて振りコピする人が多いですね。
06.Little Wish~first step~
 警報→名前被せPPPHありと跳び曲としてすっかり根付いてしまいましたが、管理人は歌詞の意味を考えると、じっくり聞きに徹して溜めた『ゆかり!』16連打だけを叫ぶことにしています。あと2番はPTPの悲劇(汗)を繰り返さないために口ずさみますね…。lyrical stepと違いfirst stepは個人の想いを込めた歌詞になっているので、姫名義のライブの時はこちらしか歌われません。
 なお「檸檬色」のところはライティングが黄色になっていてGJ。気がつけば、あのCCCの月の雫プロジェクトからもう5年ですが、あの時は家に一本だけあった黄色のサイリウムを持って行って活躍させてあげられました。DVDもメカリルの前奏で『一捧げ』毎にピンク→黄色に変わっていく様を収録していてGood Jobでしたね。


 歌い終わっては退場。桃色メイツ、桃猫団、桃色男爵の紹介映像でつなぎますが「くすんだneco、くすんでないneko」で笑いが。なおGODがポンポンを持ってダンスを披露するのは定番になりましたが今回は光る眼鏡みたいなものも仕込んでいた気が。そしてのぶぴょんもフラフープ、デッキブラシ、竹箒、カラーコーン、「祝・豊橋まつり」と書かれた幟から進化してマイクスタンドを顎に載せてバランス感覚を披露。あと二公演は何をやるのでしょう。


 は水色のワンピースで再登場。ハイウエストというよりアンダーバストのところでベルトをしており、無茶無茶脚が長く見えました。個人的にはピンクのふりっとした衣装よりも水色のすらっとしたワンピースの方がには似合っている気がします。異論は認める。


07.Shooting Star
 ゆったりした曲調の中に透明感がある曲です。『Luminous Party』同様の機械仕掛けのロボットダンスのような振り付け。だんだん振りコピする人が増えました。
08.砂落ちる水の宮殿
 前奏や間奏で入る「ぽわーん」という音がマリオのジャンプ音に聞こえるとか、最初に言い出したのは、誰なのかしら。おかげでしんみりした曲調なのにくすりとしてしまいます。


(MC2)

 「はい、ゆかりんです。ゆかりんじゃなかったらどうするんだろ。『はい、まさにゃんです』みたいに。」、「ちっちゃなライブハウスならあるよ」、「まさにゃんが歌うってこと? そうしたらゆかりは客席に降りて応援するよ。楽器の演奏は無理だからオケでお願いします。」 今ツアーは公演回数が多いせいか徐々に男爵メンバーが肉声で喋る機会が増えているのも新鮮。
 「ゆかりんは正真正銘ゆかりんです。なんか家電で凄いテレビあるよね。飛び出す眼鏡(3D)。それを掛けたらゆかりが立体になったらいいのに。メガネかけたら飛び出すようなやつで、皆が目の前のゆかりを捕まえようとして手を出しちゃう感じ。3Dテレビじゃなくて赤青の飛び出す眼鏡あるじゃん。その眼鏡かけたことある人、どの位いる? その中で近視の人は? 眼鏡ってかけているところしか綺麗に見えないじゃない。3Dメガネは途中まで立体で後は欠けたりするのかな? その内3Dライブとかになる? 他会場で同時上映じゃなくて、会場にいるにもかかわらず投影されたものを3Dメガネで見たりするの。」 同時に他会場をつないでフィルムコンサートみたいにすると地方のニーズの掘り起こしにはなるかも。


 「これは自虐ネタなんだけど、ゆかりんの背景にあるしょぼい龍とかが立体になる。これは、いわゆる『古参』と言われる人しか分からないのだけど、『Rebirth』のPVの背景に使われている龍が立体になる。10年前はCGの始まりだったから3D的な龍のいる部屋で弾けもしないピアノをポロンポロンしているPVだった。良い曲で、その時代には良いPVだったと思うけど流石に10年前の出来。ゆかりの前髪も10年前にはあったなぁ、という髪型。音源がないから歌えないよ。」 個人的にはヒドラかと思っていましたが、龍だったんですね。まぁ知らない人はyoutubeで検索するといいかもです。

 「自虐ネタもありつつ、なんで急にこんなこと言っちゃったんだろう。他に自虐ネタはないかな? ゆかりはそんなに辛い人生送ってないよ(泣き真似しつつ)? あと、人は辛い人生を経験すると優しくなれるよね。辛い過去があったから今が楽しいのかな? 『Rebirth』とか指示出てるけど無理だよ。音源もデータもないんだから。全然黒歴史じゃないって。言わなきゃよかった。次行こう。ドヨンとした空気を払拭すべく頑張って下さい。」 『WHAT'S NEW PUSSYCAT?』とかポリグラム時代の話題にもイベントだと時々言及しますね。


09.裸足のプリンセス
 リズム感のある曲なので、ドラムのタイミングを覚えておいて合わせてサイリウムを振ると楽しいです。


 歌い終わって一旦引き込む。バンドの演奏でつなぐ中、今度は濃いピンクの上着とピンクと黒のストライプのスカートに着替えて再登場。


10.Tomorrow
 中盤の格好いいゾーンで再登場を予想していました。PVにも収録されていた桃色メイツの踊りが映えます。
11.Cursed Lily
 真紅のライティングと炎の演出の中歌い上げるの姿が凄味があって良い。
12.Love Sick
 管理人も知らず知らずに95%はラップを覚えてしまったのですが、今日は会場が広かったせいもあって若干拡散していた感じです。まだ『ゆあみ』には負けますが、広島は最後の地方公演の小さな箱ということもあってしっかりの耳に届けたいと思います。


 終わっては退出。


(ゆかり姫の映像)
 すやすや寝ているゆかり姫にneco & nekoがいたずらを仕掛ける映像。ホットパンツのパジャマ姿やの素足が映ると歓声が上がるのはどの会場でも共通です。を起こそうと名前被せPPPHをneco & nekoが仕掛ける場面では客席からも合わせて声が上がります。ねこじゃらしでゆかり姫の足をくすぐったかと思えば、逆にねこじゃらしに翻弄されるneco & nekoの姿も笑えました。

 結局は、起こされたゆかり姫がパリに行った時に使った衣装に着替えた、というところで幕。ちなみに、起こそうとしてお団子か何かをあげるカットが横浜二日目から追加になっていますね。
 また、カット毎に窓の外の太陽の光加減がばらばらなので、着替え始めた時は暗かったのに着替え終わったら明るくなっていたり、時間経過と太陽光線がミスマッチで笑えます。


 この間ステージ上はアコースティック用に席が動かされており、もピンクのエプロンドレスに大きなピンクのリボンをつけた姿で再登場。


13.Jelly Fish(アコースティックバージョン)
 昔からアコースティックは披露されます(覚えている限り一番古いのは九段会館でやったFCイベント)が、一度チケット代が高額になって構わないので、ディナーショー形式でやって欲しいですね。サイリウムを点灯させていた人は7-8人/3000人(一階)で真っ暗の客席にの声が染み通っていく感じでした。(何故彼らは、人のふり見てわがふり直せ、というのが出来ないのでしょうか、疑問です。)終わった後は鳴り止まない拍手を送るのがすっかり定着。


(MC3)
 「はい、アコースティックで1曲聞いていただきました。『Jelly Fish』という歌だったんだけど、『オレ、お前のこと好きじゃー』みたいな曲でしょ。いつもじゃないけど、歌詞をイメージすると『こんなにも好きになるなんて』みたいなイメージ…、いやいや、皆が心配しているようなこと自身の恋バナ)じゃないよ。うちの弟が奥さんと付き合う時に言った台詞を思い出す。弟いないのに晒しちゃう。初恋みたいな感じでそのまま結婚したんですけど、人に告白するのは勇気要るでしょ?(『ユウキ』だけにー!) うっせー!」 一応弟さん(ユウキさん)は一般人のはずですが福岡でステージに上がってめろーんにまで参加 したので公式キャラ扱い? 「『好きになってしまった』って言ったんだって。可愛いでしょ? なんで標準語っていうのがおかしな点。緊張してたんだろうなぁと、この歌を歌うとたまに思う。」 恒例の姉バカトーク。


 ここで遅れてウルトラマンの仮面をかぶった客が入ってきたのですが、多分DMCツアーで拾ってもらって 味を占めたのでしょうなぁ。「いいじゃん、あんなの放っておきましょうよ。…(弟の話は)ほろっと来るなぁと思ったけど、こんな話もう二度としないよ。」


 「ライブの前の日はいつも地味なの。一人で大戸屋で秋刀魚定食食べてたり。10.31までだって、美味しいのにね。昨日は朝外出て家帰ってごろごろしていた。小汚いゆかりんに戻ったけど、事務所行かなきゃいけなくなって、またおめかし(メイク)しなきゃ、だった。夜の街をエンジョイしたかったが、ゆかりの時間のつぶし方の下手なこと。皆、何をするの? ゆかりは小洒落た店も入らないから、『そうだ、近くの電気屋さんに行こう』と思ってデジカメのメモリースティックと、デジカメや携帯に貼るシールと、250円のOAタップ、二つ開いている奴を買った。ゆかりの乙女カバンの中、携帯二つにiphone、E-mobile、PSP、デジカメでほとんど家電。ホテルで充電する時にコンセント口が一つしかないとOAタップが必要だが、コードが長いと邪魔。デジカメはちょい古でもう売ってない。保護シールも適当な大きさを買ってきてカッターで切って、大概失敗するので捨てるを繰り返してたんだけど、店員に聞こうと思って『これと合ってるのを下さい』といったら色々な所を駆け巡って持ってきてくれた。『電気屋さんかっこいい』と思ったんだけど、家帰って貼ろうとしたらデジカメのタッチパネルに保護シートが貼ってあって、『別に要らないかな』って思ったんだよね。携帯とかのシール貼るの上手い人いるよね、ゆかりは下手。貼って剥がせる簡単なやつをいつも買うけど、お風呂場でやると良いっていうけど、昨日は前に貼ってあった丸っこいシールがなかなか剥がせなくって、『なんでこんな地味なことしてんだろう』とイライラしつつ夜が更けていった。」 流石はリア充=リアルに充電器持ち過ぎと言われるだけのことはあります。


 「皆お洒落バーでお酒飲んだりするよね、なんなの? あの人たちは何が楽しいの? お洒落な喫茶店で紅茶飲める? ゆかりは自意識過剰だから『あの人、一人だ』って思われたら針のむしろ、生きている心地がしない。ストレスで家から一歩も出られない。家でもコーヒーや紅茶、ゆかりはコーヒー飲まないけど、飲めるもんね。皆もそうだよね? だって去年12.25に来てた人が多かったから、言わずもがな『ぼっち』ってことでしょ? クリスマス当日にライブに来たってことは『ぼっち』でしょ。小洒落たバーに入れないぞ!(オー) 小洒落た名前の料理はドリア止まりだぞ!(オー) 『~のアンチョビを添えて』よりマヨネーズの方が美味しいぞ! ゆかりの庶民的な口には、マヨネーズと醤油混ぜたの、超美味い。あれで食べるきゅうり、うめーよ。」 久々に悪食が炸裂しました。管理人は食道楽なのでいわゆる三ツ星クラスのお店だと『かんだ』、『Losier』、『Joel Robuchon』、『京味』辺りにお邪魔しましたが、やっぱり『京味』は別格でした。も一回、本当に美味しいお店に行けば食に対する価値観が変わるかもしれません(のライブを食わず嫌いして敬遠する人がいるのと同様で、やはり体験しないと真価が分からない世界というものは存在する)が、でもこの庶民目線を失わないあたりが大きな魅力ではあります。


14.シュガチューン
 振りがDreamy Maple Crownの時の『ウッーウッーウマウマ(゜∀゜)!』みたいな振り付けも復活していました。一応パペットを出す人も少なくはなかったのですが、わざわざFCイベントでやった振り付けは黒歴史入り?
15.めろーんのテーマ~ゆかり王国国歌~
 今日は国歌でしたが、回る人が少なかったのはやや驚き。管理人は通路席だったので存分に回らせていただきましたが。


 終わっては退出。


 ここでメイキング風のハンディカムの映像がスクリーンに映し出されるのですが、内容は一行が大阪のマルビルにある『蛸之徹 』というお店でたこ焼きに挑戦する風景。管理人は大学の学園祭(11月の方)でたこ焼き屋をやったことがあるのでなんとなくコツが分かるのですが、の手順は概ね正しいものの火力に比してスピードが不足しているなぁという印象でした。でもここで、『速さが足りない』とストレイト・クーガーasラディカル・グッドスピード(が由詫かなみ役で出演していた『スクライド』より)の名言をさらっと引く辺りはツボを押さえています。しかし同店へは暫く王国民詣でが続くのでしょうなぁ。カレーとしそチーズとトロピカル味で。


16.恋のタイムマシン
 長口上については1、2番のそれぞれ始まる前の前奏に
「せつない想いを勇気に変えて 胸のときめき伝えよう 信号が変わるその前に ゆかりがいちばんだいっすっきー!」
「会えない夜には この空見上げ きらめく星に伝えよう 変わらぬ気持ちそのままに ゆかりがいつでもだいっすっきー!」
を入れるようです。
 気づいたら管理人は全部の長口上を言えるようになっていました。曲の最後で『いつだって 大好きなの』に被せる形で『いつだって 大好きだよ』と入るのは浸透率高いです。それにしてもテンションが一気に盛り上がる曲です。


(MC4)

 「大阪の人って皆ゆかりよりも上手にたこ焼き焼けるの? 実は焼けない人もいるでしょ? いるよね? ゆかり前にファンクラブイベントで来た時スタッフの方が用意したホットプレートのたこ焼き器で超上手く出来たの。今回やってくださいって言われて『いいけど、超上手いよ。上手すぎて皆引くから面白くない』って言ってたのね。でもお店だから火力が強かったのかな、やり方は知っているけど思ったようにいかなくて、『ゆかりのたこ焼きはほろ苦かった。』(注:焦げてます) 店の人がチェックして食べていい、食べちゃダメって選別してくれたけど勿体ないので皆食べました、スタッフの方が。ゆかりはお店の人が作ってくれたのを食べてましたよ。お店は、ホテルじゃなくてマルビルの地下の商店街風のところにあるお店、ごめんねヒントにならなくて、でも皆ならいけるでしょ、分かるでしょ?」 映像の中にがっつり店名が出ていましたから早速同定されていました。


 ここからはめろーんコーナー。
 「ここに壊れためろーんステッキがあります(エー)。今日初めて来た人は分からないかもしれないけど、豊橋でそっくりのステッキをいただきました。色がちょっと違うくらいのステッキいただいたのですが、キャラクター(今話題のサンリオのマイメ○ディ)が入っていて、それを外すことには成功したのですが、元々のやつはキャラとか入ってなかったの。初代を改造とかしたくないから、古いのを使い続けるね。でもリハの時は音が出る(もらった)ステッキ(偽)の方で振りまくって遊んでたけどね。」 ちなみにめろーんの初出は2004年Sugar Time Trip公演の大阪。当時は「心が汚い人には見えないステッキ」だったのですが翌週の大宮公演でステッキが現世に初登場したのでした。


 「ここに何かピンクの棒があります。このステッキをエイッとやると、皆がゆかりにめろめろになります。試しにやってみましょう。スタッフの人は皆うつむき加減だな。桃色男爵、40代の男性の方、あ、まさにゃんも50代だけど出て来て下さい。」 ここでステッキを顎の上に載せて立てられるかどうかとのぶぴょんが挑戦していましたが、のぶぴょんは無事に成功し「なんでも乗る―、すごいー」と賞賛。この後は「め、ろぉー、んー」+「ん、ろぉー、めぇー」とゆっくり畑式(一回転して膝立ちになり、『捧げ』の姿勢)をやったり、一人ずつ発動させていったり。ある程度例示が終わったところで「解散!」で客席へ。


 続いては客席ですが、綺麗に畑式が揃い「これ、気持ち悪い。この絵撮って。うわー怖い」とご満悦。その後は徐々にスピードを上げて連発していくのですが、最終的にはめろーんされているのか波打っているのか分からない光景になり「阿波踊りみたい」というコメント。それに合わせて阿波踊りの囃子が即興で演奏され、客席はカオスな状況(曰く、「アホだ!」)になっていました。最後は全体に「んろーめ、良かった元に戻って」で集束。
 実は数か月前に、「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ!()」→「そんそん!(客席)」というcall & responseをやっている不思議な夢を見ていたので、阿波踊りには変な既視感がありました。


 「皆、気持ち悪かったなぁ (もっと言って!) 罵られたいの? 気持ち悪い! 近寄らないで! …なんでそんなに喜んでるの。皆の性癖がわからない。皆の中にお母さんと来ている人もいるでしょ? 女子だったらいいけど、『気持ち悪い!(Fu!)』となっている姿をお母さんが見たら、『え、うちの子って…』ってなるでしょ。客席にいらっしゃるのかな? すみませんね、遠路はるばる来ていただいたのに。いやいや、お母さんは(罵られて)喜んでないでしょ。」


17.You & Me
 まだ発売されて一年経っていない曲とは思えない浸透ぶりで、すっかりfeaturing王国民の代表曲の一つになりました。
18.fancy baby doll
 福岡では1番の「世界一可愛いよ」に「ありがとうー」と返していましたが、今回は1番は返さず。2番で「もっともっと」、最後は楽器の音が全て止まりホール中に「世界一可愛いよ!」が轟いた後、から「おおきにー!」と返ってきました。管理人はが耳に手を当てるかどうか見て、1番で叫ぶかどうか判断しています。
 曲の途中でウサギを投げたり、メンバー紹介が入って、桃色男爵、桃色メイツ、桃猫団、オーディエンスの皆、と続いて「そして、ボーカル田村ゆかり17歳です!」と続きます。
 男爵の自由度が大分上がってきたのですが、まさにゃんはチェルシーの冒頭「Happy! Happy!」→「FuFuFuFuFu!」のcall & responseを楽しみ、Jackは『踊るポンポコリン』の一節、元々B.B.クイーンズの一員なので、を演奏。そしてすっかり定番ネタとなった観があるのがGODのサックス。福岡公演で『タモリ倶楽部』のOPを独奏し、それに合わせてピンクの照明で照らされたがステージ上から客席にお尻を向けて延々と振り続けるという光景が展開されて以来、ここはのお色気シーンが展開されるコーナーとなったのですが、本日はがなかなかソノ気にならず半ば強制終了。そういう意味でも福岡に行った甲斐がありましたなぁ。そして太田さんは、今回はメタウサ姫の出囃子にのって上段から登場。が生でナレーションを入れる中降りてきますが、「皆がゆかり王国民かどうかテストします。1秒間に10回『ニャン』と言えるかテスト。まずはゆかりさんにやってもらいます」とに無茶振り。その後は「1秒間に10回ニャン発言」を客席で競いましたが、そういえばかつても出演していた『もえ単リスニングCD』のCMで、「1秒間に10回『幼女』」みたいなネタもありましたね。原作のデトロイトメタルシティ自体は完結しましたが、一時期がその話題をラジオなどで出すこともありました。


19.ラブラブベイビーハッピースター
 POPな跳び曲全開。「~~、コイノヨカン!」という間奏部分を叫んでいる人はパラパラいますね。管理人は1、2回目のオリジナルの部分と、3回目の創作の部分と全部を叫んでいます。
20.惑星のランデブー
 ここからポンポンを持って歌います。FCイベントで配られたもの、自作のもの、など色とりどりで見栄えがしますね。2chのスレを見ていると数多く自作して配布している方が結構居るようですが、こういう手作りの温かさが広がる関係性は貴重です。間奏のスローテンポになるところで「嬉しい 楽しい 君が大好きー」に被せて「ゆかり大好きー」と叫ぶのも忘れずに。
21.Gratitude
 ギター陣は前に出てきて演奏。歌詞の『ありがとう』に合わせる客席からのコール、そしてぴたりとミラーで合わせる左右振り(アーチ曲)が凄く綺麗でした。発表された当初はまさか『Gratitude』で泣くことになるとは思わなかったです。管理人の中で本ツアーのテーマ曲になりました。
 曲の終わりで特効の紫銀テープが射出されましたが、やはり限定Tシャツの色と合わせられています。の言う通り縦ノリをやってみようと思い全力で飛び続けましたが、アーチをやりながら飛ぶのって難しいですね。ポンポンを持つ手と逆の手を逆向きに振れば、作用反作用の法則でバランスを安定させることが出来ますが。ちなみに23日22時現在、ふくらはぎはパンパンです(汗)。
22.LOVE ME NOW!
 「最後の曲です(エー)」に続いて演奏されたのは『皆大好きゾーン』のトリを飾る『LOVE ME NOW!』。「隣の人とリズムを合わせて」肩を組んで横揺れしたり、FCイベントの振り付けを再現している人は結構多かったですが、違いが際立ったのは『忠誠』を誓うシーン。なんとなくサイリウムを振ってしまっている人と、直立不動で心臓に右手を当てている人に分かれていました。とにかくポンポンをつけた腕を上下に動かしまくる鉄人レースなので、筋肉痛必至の曲です。23日22時現在、上腕もパンパンです(汗)。


 終わって「どうもありがとうございました」と一同礼をして袖に捌けていきます。この時点で21:50でした。


(encore)
 アンコール開始は21:55。

23.童話迷宮
 今回は新曲が多いので警報(ハーイハーイハイハイハイハイ、この後に名前被せPPPHが来るという先触れ)を打つタイミングを意識しているのですが、逆に常連曲は圧倒的な音量で警報→名前被せPPPHが沸き起こるので、流れに身を任せています。
24.Super Special Smiling Shy girl
 暖まりきった客席をさらにはじけさせるのが『S4G』。
 『Super Special Smiling Shy girl 大好きー』→『大好きゆかりん!』→『Super Special Smiling Shy girl 笑ってー』→『笑ってゆかりん!』のコンボがいいですね。2階→1階→全体にマイクを向けて煽ります。ラストは「大好き!」とが絶叫し大盛り上がり(新潟以降今ツアーはずっとそうですが)。締めは「せーのっ、ジャーン」といううジャンプを3回連続で飛ばします。比較すると、やっぱり豊橋の時は自身の楽しさがあふれ出ていた印象。


(MC5)
 neco & nekoが戯れるのを静止して「『アンコールどうもありがとう』位言わせてよ。アンコールどうもありがとう。ネコは今日楽しかった? なに、その可愛いポーズむかつく。ネコは頭回らないの? 回すと固定のためのスポンジが出てきて衝撃映像みたいになっちゃう。じゃあ次に来る時はスポンジ減らしてきて、まぁ冗談ですけど。さようなら。」で割とあっさりとneco & nekoは退場。
 「ネコずるいなぁ、あの動きゆかりがやっても絶対可愛くない。そういえばネコがHプロスカウトキャラバンの踊りをやったら可愛いんじゃない? ちょっともう一回出てきて!」とわざわざ呼び戻します。「ゆかりと似た動きをやってみて」と恒例の井森ダンスを踊らせますが、「ネコがやっても余り可愛くなかった」という結論でした。
 「というわけで最後の曲です(エー)。皆餌を待っているこいみたいなポカーンとした顔をしている。それでは最後の曲を歌いたいと思います。『My wish My love』。」


25.My wish My love
 特効のドライアイスが流れる中、静かに歌い上げる。プリアラの時は「なのはの映画のエンディングら辺」に流れる曲と自虐的に語っていましたが、ようやくエンディング曲に昇格しました。


(MC6)
 「今日は本当にどうもありがとう。それでは一緒にステージを盛り上げてくれた皆です」で、桃色男爵、そして桃色メイツ、桃猫団を呼び入れ、「最後に今日会場に来てくれた皆! どうもありがとうございました!」で皆で手をつないで一礼。男爵6人の背中にはアルファベットが一文字ずつプリントされており、くるっと回って並べると『YUKARI』が完成し、拍手を浴びていました。
 一人が壇上に残り、恒例のお別れの儀式。一階右翼→二階右翼→二階中央→二階左翼→一階左翼→一階中央の順に客席の隅々まで手を振ってバイバイ。が今手を振っているゾーン以外は拍手でそれを包み込み、時折「せーのっ、ゆっかりーん!」がこだまするのもお馴染みになっています。
 中央に戻ったを一段と大きな拍手が包み込みますが、話し始めるとすっと場が静まり返って皆が聞く体制に入るのは流石。「えー、本当に今日はありがとうございました。平日でとても来づらい環境だったにもかかわらず、こんなにたくさんの人が来てくれて本当にありがたいなと思っています。また大阪に来る時は皆も一緒に遊びに来て下さい。今日はどうもありがとうございました!」 手を振りながら最後は締めの投げkissを一回送って袖に消えていきました。やはり恒例の締めが入ると嬉しいですね。
 というわけで最後は有志の呼びかけで「三連」締めが行われる…と思いきや、やっぱり今日も通常通りの三本締め。まぁ、あの時あの場にいた経験を共有する人間じゃないとあれを行うのは難しいですよね。終演は22:27でした。



 大阪はそれなりに大きめの箱だったので、豊橋で見られたような距離の近さ、凝集性が下がったのは残念でしたが、昔のの大阪への苦手意識を考えると随分クオリティの高い公演が打てるようになりました。昔は「この私が大阪に来たの。大阪、鬼門ですよ!」とか普通にMCで言ってましたからねぇ。
 それにしても一か月前に始まったばかりのツアーでしたが気が付くと8/10が終了。明日の広島公演と、ラストの東京公演を残すだけになってしまいました。果たして来週の今頃はどうなっていることやら。