「サ行」と「ナ行」の奇跡
斎藤が嬉しそうに私に話しかけてきた。
「俺は素晴らしい奇跡を起こした。」
どんな奇跡なのか聞いてみた。
「ソナソナセナソナー。」
これを「呟く様に早口で言え。語尾は弱く消える感じで。」と斎藤が言う。
その他に「セヌソナサノセナー。」や「セナソナセナセナー。」などサ行とナ行だけのわけの分からない言葉を早口で、そして呟く様に言わされた。
そして、最後に斎藤が勝ち誇った感じで言った。
「フランス語っぽくね?」
うわ。ほんとだ。すげーよ斎藤。
でも尊敬はしなかった。
24歳、ハローワークにて。
「俺は素晴らしい奇跡を起こした。」
どんな奇跡なのか聞いてみた。
「ソナソナセナソナー。」
これを「呟く様に早口で言え。語尾は弱く消える感じで。」と斎藤が言う。
その他に「セヌソナサノセナー。」や「セナソナセナセナー。」などサ行とナ行だけのわけの分からない言葉を早口で、そして呟く様に言わされた。
そして、最後に斎藤が勝ち誇った感じで言った。
「フランス語っぽくね?」
うわ。ほんとだ。すげーよ斎藤。
でも尊敬はしなかった。
24歳、ハローワークにて。
巨大なパン
義母が恐ろしくでかいパンを買ってきた。
嫁と長女がパンに群がる。
そんな光景を次女と二人で見ていた。
嫁 「ちょっと!まーだ!まだだよ!まだだって!離しなさい!」
長女 「あたしも食べるー!!!!あたしもー!!!!」
どうやら二人共、一口目を食いたいらしい。
一口目を先に食わないと死ぬ。それ位の勢い。
二つに分けて仲良く食べるという発想はないようだ。
次女(10ヶ月)が大きなため息をついた。
私も切なくなった。