シャラポワ 寄付を表明「支援を」、母国によるウクライナ侵攻で初めて思いつづる

 

 

女子テニスで元世界ランク1位のM・シャラポワは9日にインスタグラムを更新し、ロシアによるウクライナ侵攻に関してつづった。

 

過去5度の四大大会を制しているシャラポワは2020年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を最後に現役を引退。その後は実業家としてビジネスを行っている。 

 

先月末から、母国ロシアが隣国ウクライナに侵攻していることについてシャラポワはインスタグラムに思いを記した。

 

 「日を追うごとに、ウクライナで深刻化する危機の影響を受けている家族や子どもたちの映像や話に、ますます心を痛め、深い悲しみを感じています。私は、食料、水、支援キットを提供し、困っている人々を支援するために精力的に活動している組織である『Save the Children』の危機救済基金に寄付をします」 「ぜひ寄付をお願いします。平和を祈り、被災されたすべての方々に愛と支援を送ります」

 

 

 

 

 

 

多分、今ロシアに住んでないから

言えたんじゃないかと思うけど

それにしたって凄い勇気だと思います。

 

だって「裏切り者は絶対許さない」っていう国ですから。

 

実際に暗殺されている人なんかいくらでもいるし。

 

 

 

でもロシアのお抱え選手だった人でも

プルシェンコの様に

国のプロパガンダに協力してしまう人もいれば

シャラポワの様に戦争を否定し

戦争被害国を擁護する人もいるわけですが

「どれだけ世界の実状を知っているか」

「どれだけ世界の常識を知っているか」

ということ以外に

「どれだけロシアに優遇されてきたか」

という事が大きく関係しているんだと思います。

 

 

プルシェンコの様に

小さい時から今現在に至るまでの間

何から何まで全て国が面倒をみてくれて

常に特別待遇を受けている立場の人じゃ

国に逆らうなんて絶対ムリですから。

 

 

 

今でもロシアの多くの国民はプーチンを支持し

「プーチンはウクライナを救おうとしている!」

「プーチンこそ正義の人!」

と叫んでいます。

 

 

日本在住のロシア人がロシアに住む親に電話して

「お母さんたちは騙されている」

「今プーチンがやっているのはただの侵略戦争」

「一般市民が虐殺されている」

と必死に説明しても

「それは全部フェイクニュース!」

「正しいのはプーチン!」

といって全く聞く耳を持ってくれないと言います。

 

 

 

『無知は最大の罪』

 

今回もそのことを思い知らされるばかりです。

 

 

 

 

 

 

イベントバナー