スーツ失格の高梨沙羅、検査方法の違いを指摘していた…代表監督「こんなことで選手をつぶしてはいけない」
スキージャンプ混合団体でスーツの規定違反で失格となった女子の高梨沙羅が全日本スキー連盟(SAJ)の聞き取りに「検査方法がいつもと違う」趣旨の回答をしたことが分かった。
SAJは国際連盟(FIS)に検査法のあり方についての意見書などを送付する方針。スキー日本代表の斉藤智治監督が10日、明らかにした。
沙羅はスーツの太もも回りが規定より2センチ大きいとされた。斉藤監督によると、通常飛躍後はスパッツをはいたまま太ももを測定されるが、スパッツを脱がされたと沙羅が回答。腕も通常は体から約30センチ離した位置まで広げて検査を受けるが、万歳を求められた。検査方法が違うとしてやり直しを求めたが、受け入れられなかったと話しているという。
検査方法を巡っては、2人の失格者が出たノルウェーのアンナオディネ・ストレムも「これまでの検査方法と違い、少し奇妙だった」と証言。同国代表のブラーテン監督も、ノルウェー紙の取材に対し、手を頭に乗せたままで行ったと語っている。一方、マテリアルコントロールの責任者、ポーランド人女性のボンチフスカ氏は「新しい測定の手順は行っていない」とするなど、食い違いが生じている。
スーツ失格問題を巡っては、8日に沙羅が自身のインスタグラムで真っ黒な画面とともに「皆の人生を変えてしまった」などと謝罪。斉藤監督は「今後の検査をフェアにしていかないと。こんなことで1人の選手をつぶしてはいけない」とも強調した。今季は2~3月にW杯を残しており、沙羅は既に中国を離れて欧州へ移動している。
私ね、ずごく気になっていたんですよ。
こんなおかしな検査をされたにも関わらず
高橋沙羅は異議を唱えることもせず、
「通常の検査をしてくれ」と意見することもなく
黙って言われるがままに応じてしまったのか
こんな異常事態が起こっていたのに
それをチームの監督やコーチなどに
ちゃんと報告しなかったのか
監督やコーチに詳しくきちんと説明したのか
って。
こういった点がものすごく気になっていたんですが
検査のやり直しを要求していたり
日本チームの関係者や全日本スキー連盟に
ちゃんと説明していたことがわかって
ほんのちょっとだけホッとすることができました。
なんかすごくイヤなんです。
自分は何も悪いことをしていないのに
濡れ衣を着せられた挙句
反論もせず自分の主張も何も言わず
ただただ黙って泣き寝入りした上に
「ごめんなさい、ごめんなさい」って
あんなに謝罪していたとしたら
とても耐えられません。
でもそうではなく、
言うべきことはちゃんと言っていたと知って
「ああ、良かった」って胸をなでおろしました。
斉藤監督は「今後の検査をフェアにしていかないと。こんなことで1人の選手をつぶしてはいけない」とも強調した。
それを国際連盟にちゃんと言えや
あと世界に向けて日本ももっとアピールしたらどうなの?
「選手を守る」っていう意識が低すぎ!