北新地放火 クリニック非常扉に事件前目張り 消火栓扉も「何か」塗られる 容疑者宅には京アニの記事

大阪・北新地のビルに入るクリニックが放火され、25人が死亡した事件で、容疑者の自宅から京都アニメーションの事件に関する記事が残されていたことがわかった。また、放火をした際の動きや不審な点がしだいに明らかになっている。

 

放火と殺人の疑いで大阪府警が氏名を公表した住所・職業不詳の谷本盛雄容疑者(61)。男は、2年前の事件に関心を持っていた可能性があることが新たにわかった。  

 

建物の中でガソリンがまかれ、36人が死亡、32人が重軽傷を負った「京都アニメーション」放火殺人事件。この事件に関する記事が、谷本容疑者の自宅に残されていたことが判明した。

 

今回の事件に使われたとみられているガソリンの悪用も、「京アニ」事件と重なる。  

先月下旬、自宅近くのガソリンスタンドで約10リットルのガソリンを購入し、事件当日、自転車で犯行現場に運んだとみられる谷本容疑者。ガソリンを購入する際には「バイクに使う」と記録用紙に記入していた。  

 

警察は、ガソリンを使用した京アニ事件を参考にした可能性もあるとみて調べている。  

さらに、クリニック内で行われた放火の詳細が捜査関係者への取材で明らかになってきた。

 

谷本容疑者はまず、エレベーターを出たところで紙袋を2つ置いた。そして、靴を脱がないまま土足で受け付けまで上がり、診察券のようなものを箱に入れる。その後、エレベーターの前に戻ると、置いていた紙袋1つを蹴り倒し、漏れ出たガソリンとみられる液体にしゃがんでライターで火をつけたとみられ、一気に燃え上がったという。  

 

また、クリニック内からも不審な点が2か所みつかった。一つはクリニックの非常扉。

事件前、何者かによって外側からテープで「目張り」され、事件の当日までにクリニックの関係者がはがしていたという。  

 

さらに「消火栓」の扉にも不審な点が。扉には建設資材のようなものが塗られ、開けにくい状態になっていたという。

 

容疑者の自宅からは「消火栓をぬる」などと書かれたメモも見つかっていて、事件との関連を調べている。  周辺の状況から、計画性が伺える今回の事件。谷本容疑者は依然、意識不明の重体で治療が続けられている。

 

 

 

 

 

 

 

もう一度言います。

 

身勝手な理由で自分の家族を皆殺しにしようと計画し、実際に息子の頭を何度も包丁で刺すような男をたった5年で社会に放り出したからこんな事になったんです。

 

 

死刑ってこういう奴のためにあるんじゃないの?