大阪ビル放火殺人 容疑者を特定した防犯カメラの「リレー方式」捜査
大阪・北新地の雑居ビルで起きた放火殺人事件で、谷本盛雄容疑者(61)が事件に関与したことを大阪府警が特定した根拠の一つが、生活していた住宅と事件現場までの防犯カメラ映像を順番にたどる「リレー方式」捜査だった。
17日午前9時50分頃、大阪市西淀川区の住宅で煙が上がった。消防隊が到着すると、床の一部が燃えていた。ぼやで収まったが、油の成分が検出され、放火の疑いが浮上。室内に人はいなかった。
約3・5キロ離れた大阪市北区の堂島北ビル4階「西梅田こころとからだのクリニック」で約30分後に発生した放火事件の捜査を始めた府警捜査1課は、西淀川区の放火事件を把握。住宅内からクリニックで処方された薬の袋も見つかり、住宅の関係者が関与した可能性があるとみて防犯カメラの映像収集を進めた。
その結果、谷本容疑者が消防隊の到着直前に自転車で住宅を出ていたことが判明。約500メートル先の淀川大橋近くの建物に設置された防犯カメラに紙袋二つを載せて走る姿が映っていた。堂島北ビル周辺の防犯カメラには、ビルの近くに自転車を止めて紙袋を両手で一つずつ持ち、中に入っていく映像が残されていた。その直後、4階から出火。
放置された自転車は容疑者の名義で防犯登録されていた。
かなり素早い犯人特定に
「よくこんなに早く犯人が特定できたもんだ」
と感心すると共に不思議だったんですが
このニュースを読んで納得しました。
警察の素早い捜査には
感謝の気持ちでいっぱいですが
日本って警察や検察が
一生懸命動いてくれるのって
いつも事件が起きて
人が死んでからなんですよね。
事件後の捜査も大切だけど
「起こるべくして起こったという事件を無くす」
「犯罪を予防・防止する」
ということにもっと力を入れて欲しいです。
今日も、某番組にて
東京五輪で組織委員会と業者が
「どれだけ莫大なお金を山分けしていたのか」
という情報を公開していましたが
もはや「横領」という立派な犯罪行為です。
私たちの何千億円という血税を
懐に入れ続けているんですから。
国はそういう泥棒行為を今すぐ禁止させて
税金は国民の生活や国民の命を救うために使うべきです。